プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

【第2部Vol.3】F君のスイング大改造スタート!

皆さま、こんにちは。

プロギアのNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通ってゴルフ上達を目指すゴルファーを紹介するリアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第2部ではPRGRの若き3名のスタッフをモデルとしてとりあげて、上達への道のりをレポートしていきます。

 

第2部で最初にPRGR GINZA EXを訪れたのは、PRGRの若き営業マンF君。

 

 

ヌッ・・・

 

 

その巨体からは想像できませんが意外にもゴルフ知識の深い理論派ゴルファーであり、昔サイエンスフィットで教えてもらったことに最新のスイング理論を足し算し続けて出来あがったスイングがこちら。

 

 

 

何かと一生懸命戦ってるようですが、野球だったら、完全にボークです。

そんな反則ギリギリのスイングを、前回はPRGR GINZA EXが誇る最新機器を用いて測定しました。

 

無口なF君ですが、いつも笑顔を絶やしません。担当得意先からは、なぜか”しずちゃん”と呼ばれ、愛されております。

 

 

最新機器でスイング解析し、課題を浮き彫りにしたうえでその課題を克服するレッスンをおこなうのが【サイエンスフィット EXコース(110分)】ですので、今回はいよいよF君へのスペシャルレッスンを実施します。

 

 

 

宮川部長があげるF君の課題は次の通り。

・テークバックでフェースを閉じてあげるイメージが強すぎてスイングがアップライトになりすぎている。

・それにともない、上体が左側に傾いてしまっている。

・腕の振り遅れにより、インパクトで手元が浮いてしまっている。

 

 

素人目にはつっこみどころが満載のスイングですが、プロの目から見ると悪いスイングの真因は限られてくるようです。

 

 

 

たしかに、F君の理想とする小平プロのスイングと比べて、F君のスイングはインパクトで手が高い位置にあります。

※黄色い線は、トップでの右ひじの位置とボールを結んだライン。このライン上に手が下りてくるのが理想的なスイング軌道

 

 

 

 

レッスンでは、まずはテークバックから手を付けていきます。

フェースを閉じてテークバックするイメージが強すぎて、トップでの右肘の位置が高すぎる。スムーズなテークバックをおこなうには、左手を引き下げながら右手を開いていく意識が必要。

 

 

 

そのイメージをレッスンしていきます。

 

 

仕事で出張することが多いF君のために、宿泊先のホテルでもできる、ハンガーを使った練習方法を伝授。

 

テークバックを低くしても、ダウンスイングでヘッドがスイング軌道の外側を通ったら(クラブが寝て下りる)、振り遅れて球筋が安定しません。ひざをついてスイングし軌道を安定させる練習をおこないます。

 

 

そして本日の成果を確認。

テークバックで一時停止していますが、トップからダウンスイングにかけての動きはかなりスムーズになっています。

ここでサイエンスフィットEXコースの110分が終了!

 

全身汗だくのF君。人間加湿ヒーターと化し、肌寒かったPRGR GINZA EXの室温を3度、湿度を30%あげてくれました!

 

 

 

 

N 『どうだった、初回レッスン受けて。』

 

F君 『・・・よかったです。』

 

寡黙なF君から多くのコメントを引き出すのは至難の業ですが、意訳すると、

『今まで意識していたテークバックとまったく違うので違和感はあるけど、体はスムーズに動くので、この練習を続けて新しいスイングを身に付けたい。色々解析してもらえて、練習方法も教えてもらったので良かったです。』

ということです。

 

教えてもらったことに対してまったく脳みそを動かさずにマシーンのように練習を続けるK君に対し、レッスンに独自の解釈を加えて自分のスイングを作り上げていくタイプのF君。

次回レッスンでどのような進化を遂げているのか、楽しみであり、恐ろしくもあります。とりあえずF君の進化に期待したいと思います。

 

 

N 『宮川さん、どうですか、F君は?見込みありますか?』

宮川部長 『いやぁ、手術を始めたら色々見ちゃいけないものを見つけちゃったお医者さんの気分だけど(笑)、Fはポテンシャルは高いからね。きっとうまく行くよ!でもちゃんと自主練習しないとダメだぞ。ちなみに、ゴルフの予定とか入ってるの?』

 

F君 『・・・明日です。』

 

N 『また、早いな!おいっ。』

 

 

 

 

つづく

 

 

【次回予告  ひさびさ登場のK君のラウンドレポート。遂にでるのか、70台!?】