プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

第4部Vol15:話題のトラックマンレンジに行ってみた。

いつもご覧いただきありがとうございます。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第4部はメンバーをレベル別に分け、それぞれのレベルにあった課題(壁)を乗り越え、次のレベルを目指していく模様をお届けしております。

 

シーズンオフだろうが、自らの壁を越えるためにPRGRの直営インドアスクールで日々練習を続けるサイエンスフィット日記チームの面々。最新解析機器でフォームを科学的にチェックしてスイングを作り上げているところですが、たまには広いゴルフ練習場でしっかりボールを打って弾道を確認したいところです。

 

ということで、今回はお外に出て球を打ちに行きたいと思います。

※ナビアプリで私の指示した練習場を目的地セットする、スイングレベル3の90台ゴルファーK君

 

※狭い社内に痛めている膝を折り曲げて収まるスイングレベル2、スコア80台、体重100台のF君

 

会社のある新橋を出発して、1時間あまり。

目的地に到着しました。運転お疲れ様でした。

 

 

話題の練習場に潜入

■神奈川県・相模原市

 

K君 『Nさん、ここですか?ずいぶん遠くまで来ましたね。練習場行こうって言うからてっきり葛西か東陽町だと思ってましたが。』

 

N 『この練習場こそが、いまゴルフ業界で一番話題のトラックマンレンジだよ。知らないの!?ゴルフ業界にいてトラックマンレンジを知らないのは、卓球やってて渋谷卓球倶楽部を知らない様なもんだよ!?』

 

K君 『すいません、知りませんでした。そして僕は野球部出身なので、卓球部出身の人の例えもピンと来ません。』

 

そうです。わざわざ時間をかけてやってきたのは、今一番HOTな練習場、トラックマンレンジことフルヤゴルフガーデンで、サイエンスフィット日記メンバーの弾道を確認するためだったのです。

ゴルフはもちろん、野球などでも活用されている高性能なレーダー追尾式の弾道測定器『トラックマン』を設置し全打席で弾道解析ができるというトラックマンレンジ。クラブテストやプロゴルファーのクラブフィッティング、テレビのゴルフ中継などでトラックマンが使用されているのはよく見ますが自分が体験できることはなかなかありません。これは楽しみです。

トラックマンレンジについて詳しくはこちら

 

体験するのはサイエンスフィット日記メンバーのK君とF君と、USA直輸入の練習器具でレベルアップしているはずの100を切りたいレベル2ゴルファー、M君です。

 

そして、

わざわざトラックマンレンジの説明のために立ち会っていただいたのが、トラックマンレンジのPRを請け負っている大蔵ゴルフスタジオの久光さんです。ありがとうございます!

 

ボールの出し方からレクチャーしてくれる久光さんと、熱心に説明を聞くサイエンスフィット日記メンバー。

ボールの出し方はいたって普通で、ボール貸出機から打ちたい分だけボールをカゴに出すスタイルです。

 

1階、2階全打席で弾道測定が可能なのですが、弾道を表示するためのタブレットを受付で借りるか、自分のスマホタブレットを使うか選べます。

自分のスマホを使えば練習したデータを保存できて後日確認したりできるので、今回は自分のスマホを使うことにしました。

場内にはWi-Fiがギュンギュン飛んでますので、専用アプリをサクッとダウンロードして、ものの2分で設定完了。カンタン、イージーです。

 

ちなみに弾道測定器のトラックマンが全打席にあるのでは無く、フィールドと建物の上に、全打席をカバーするトラックマンが設置されているとのことです。

 

確かによく見るとフィールドにトラックマンがあります。

 

このトラックマンの大きさが、、、

こんな感じ。

 

M君 『でかい!』

 

身長180センチのイケメン久光さんがかわいく見えるくらいの大きさ。普段よく見るオレンジ色のやつと全然違います。トラックマンレンジ用の特別モデルのようです。

 

さあ、設定完了していよいよあとは打つだけ。ワクワクしながらメンバーが打席に入ります。

※F君は狭い車内に1時間監禁されて、故障している膝がさらに悪化したので見学

 

 

リアルデータという現実

まずはM君にいきなりドライバーを振ってもらいましょう。前回練習器具の力で270ヤードのストレートボールを室内で披露した実力を見てみたいと思います。

バキーン!!

行ったー!

 

 

 

ピッ

(計測完了すると電子音が鳴ります)

 

 

 

 

結果は右にペロンで212ヤード!

 

実際飛んでいったボールも画面と同じ場所の右のネットに当たりました。前回のあのショットはなんだったのだろうと思いながら、そのリアルな結果に驚きました。

 

M君 『うう、、、やはりインドアと外だと感じが違います。明らかに振り遅れて右に行く感触でした。』

 

バーチャルの世界から現実に引き戻されたような顔をしているM君。ちなみにボールの設定も初期設定のレンジボールか、コースボール設定か選べるようになっているますが、もちろんコースボール設定での渾身の一振りでした。(ちなみにフルヤゴルフガーデンのレンジボールをデンマークのトラックマン本社で解析し、コースボール設定との距離補正をおこなっているという、リアルガチ設定とのこと。徹底してます!)

表示距離の辛さに落ち込んでいるM君ですが、安心してください。みんな自分の飛ばなさにショックを受けています。

普段インドアのシミュレーション画面や、ゴルフショップの試打ブースなどで250ヤード飛ばしている人も、実際ゴルフ場でのドライバーショットはフェアウェイ中央の230ヤードくらいの地点によくある黄色い旗(IP)に届かない人がほとんどです。弾道測定器の設定にもよりますが、インドアで振るのと、実際コースで振るのではやはりスイングもヘッドスピードも違うのでしょう。

 

M君 『でも正確に弾道が表示されるのはおもしろいですね!練習するのが楽しいです。』

 

どれだけ飛ぶか、ドラコン大会のように振りまくるのも面白いですが、ゴルフレベルアップのためには、普段練習しているスイングが本番でどれだけ再現できるか。自分の各番手の距離を正確に把握できるか、という部分でトラックマンデータを参考にするほうが良いと思います。

 

続いてK君の打席を覗いてみます。

快音を響かせたショットは、

ズドーンと飛んだボールは、250ヤードを超えています。さすがM君よりワンランク上のレベル3ゴルファーです。

 

K君 『めちゃくちゃおもしろい!弾道がリアルです。』

 

続いて得意の5番ウッドを打って、いまさらですが今まで知らなかった5番ウッドの飛距離を確認します。

膝が痛くて見学しているF君に確認するK君。

 

K君 『どう?どんな感じ?』

 

F君 『・・・う~ん。ちょっとトップでクロスしてますね。インパクトでまだ手が浮いています。』

予想外のコメントに驚くK君。ショットを見ているうちに、自分がツアープロコーチになったような錯覚に陥ってしまったF君ですが、絶好調のK君を悩ますには十分なひとことでした。

 

調子に乗ったF君は、M君の打席に移動。

 

 

F君 『・・・飛ばないね。体が全然使えてない。』

苦笑いするM君。ボールを打てないF君は、暇すぎてめんどくさいヤツになってしまいました。

 

白熱の120分

F君のことは無視して、黙々とボールを打ち続けるK君とM君。

ショットする度に弾道を確認し、スイングと結果の整合性を確認しています。

 

一方のF君。膝の故障によりスイングができないジレンマが彼を悩ませているようです。

 

・・・。

 

いや、どうやらグリップエンドの番手ボタンがずれているのが気になっていただけのようです。どんだけ暇なんだよ。

 

トラックマンのショットデータについては弾道表示以外にもさまざまなファクターが確認できたり、

着弾点を確認できたり、

目標を狙ったゲームができたり、

後でショットデータを確認できたりと、

様々な機能があるので、楽しんで練習ができ、あっという間に予定を30分オーバーする120分が終了しました。

 

 

N 『いやぁ、あっという間に2時間経ったな。みんなどうだった?』

 

K君 『楽しかったです!飛んでいくボールと画面上のボール軌道が見事にリンクしてて、正確性の高さを感じました。今までわからなかった各番手の距離も知ることができてすごく参考になりました。わざわざマイクラブを持ってきた甲斐がありました。』

 

M君 『想像以上に自分は飛んでいないということにショックを受けましたが、これがリアルなんですね。。。こんなに時間を忘れて打ったのは初めてでした。また来たいです。』

 

F君 『普通に見ているよりも、弾道データがあるので楽しかったです。ものすごくゴルフがしたくなりますね。』

 

白熱の120分を終え、興奮気味にフルヤゴルフガーデンをあとにするサイエンスフィット日記メンバーの3人。

楽しみながらゴルフを上達するには最高の練習場ですね。新橋からはちょっと遠いけど、遠方からもわざわざ来場されるお客さまが多い。というのも頷ける気がします。

 

皆さまのご来場、お待ちしております(^o^)/