プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

第4部Vol.29:『平成最後のゴルフコンペ』に参戦!

いつもご覧いただきありがとうございます。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。

第4部はメンバーをレベル別に分け、それぞれのレベルにあった課題(壁)を乗り越え、次のレベルを目指していく模様をお届けしております。サイエンスフィット日記メンバーよ。スイングの壁を越えていけ!

令和という新時代が幕を開けすっかり耳に馴染み、平成という言葉がどこか懐かしく感じ始めた今日この頃ですが、今回は平成最後の日に行われた『平成最後のゴルフコンペ』の模様を徹底レポートします!(記事アップ遅くなりすいません!)

 

■平成31年4月30日 AM6:00 千葉県千葉市

激動の30年、いよいよ平成時代が終わる日。その最後の日を飾るにふさわしいイベントが『平成最後のゴルフコンペ』です。200名を超える参加者が会場の千葉セントラルゴルフクラブに集まり、様々なカテゴリーでゴルフを競い、楽しみ、笑顔で平成を締めくくるという、素敵なイベントです。

平成最後のゴルフコンペ

コンペカテゴリーも、通常の新ぺリア以外に、チーム戦やスクランブルルール、7本のクラブでラウンドするセブンズゴルフ、ポイント加点式など、9つの種目がある他に、レッスン会や、映画に出てくる車の展示や、試打会なども行われ、1日ゴルフを楽しめるフェスのようなイベントです。

このコンペに、サイエンスフィット日記メンバーが挑みます!

 

リアルアスリートゴルファーの戦い

まだ薄暗い、早朝のゴルフ場を走り回っている人々がいます。

走り回る人々を好奇の目で見るサイエンスフィット日記メンバー。

 

N 『ハアハアハアハア、お、おはよう。』

 

U君 『何やってるんですか?全身びしょ濡れで。』

 

N 『ハアハアハアハア、いや、コンペ開始までだいぶ時間があったんで、9ホールのスピードゴルフに参加してきたんだけど。ハアハア、軽く地獄だったね。』

 

スピードゴルフとは、最大7本のクラブを持って18ホール(もしくは9ホール)をできるだけ早く少ない打数でラウンドすることを競う競技で、ラウンド時間と打数の合計がスピードゴルフのスコアとなります。アメリカ発祥の世界中で盛り上がるこの競技が、平成最後のゴルフコンペのオープニングイベントとして開催されたのです。

〈スピードゴルフホームページより転載〉

■スピードゴルフについて詳しくはこちら

ちなみに、強い雨が降り、アップダウンも多いゴルフ場なので走るのにはだいぶ苦労しましたが、スイングのことなど考えてる暇が無いので、意外と普段より良いスコア(ハーフ45)でラウンドできました。

ゴルフで最終ホールを終わって大満足という顔で上がってくる人ってあまりいませんが、スピードゴルフを終えた選手の皆さんは疲労困憊ながら充実感に溢れた顔をしています。ここらへんはマラソンと競技性が近いかもしれませんね。

窮地を救うQ18・28と、ピッチングウェッジ、アプローチの万能クラブR55とパターという”お助けセット”も良いスコアでラウンドできた要因だと思います。

 

平成最後のベストスコアチェレンジ

そうしてスピードゴルフ戦士が息も絶え絶えになりながら充実感に浸っている頃、ゴルフ場にはコンペ参加者が続々と来場してきました。

ちなみにコンペ参加者には幅広いゴルファーに対応するソフトな打感のディスタンス系プレミアムボール、PRGR RED PREMIUMが配られました。

今回サイエンスフィット日記メンバーが挑むのは、【職業対抗チーム戦】です。4人のメンバーの新ぺリア方式のネットスコア合計を他チームと競います。

参加するメンバーは70台でラウンドするスイングレベル5のU君(一番左)と最近ハーフ30台が出て好調のスイングレベル3のK君(左から2人目)、前回のショートコースレッスンの成果が楽しみなスイングレベル1の初心者T君(右から2人目)、そして最近ほとんどゴルフを出来ていないスイングレベル4のF君(一番右)です。

 

スタート時間が近づくと、スピードゴルフでの雨が嘘のように晴れてきました。

オープンコンペに参加するのは初めてという4人。スタート前に意気込みを語っていただきましょう!

 

K君 『こんな大規模なコンペに出るのは初めてですが、今回こそベストスコアをこのコンペで出して、平成を締めくくりたいと思います!』

意気込みとは裏腹に、目が全然開いてないK君。6時集合で体はまだ寝ているようです。

 

F君 『レインウェアを持っていないので、雨が止んでよかったです。気温があと10度下がったら完璧です。』

ただでさえ肌寒いのに、あと10度気温が下がったら雪が降ります。F君のベストシーズンはそろそろ終わりを迎えようとしています。

 

U君 『相変わらず調子良くて、この前のゴルフでもあわやホールインワンでした。ベスグロ狙って頑張ります!』

自慢げにホールインワンまで9センチの画像を見せてくるU君。

このコンペの目玉はホテル宿泊券やゴルフプレー権などの豪華なニアピン賞品です。ぜひゲットしてもらいましょう。

 

T君 『インドア練習場、ショートコースで練習を重ねて、遂に本コースに来ることができました!ゴルフ場でゴルフができるだけでテンションがあがります。練習したボディーターンスイングでがんばります!』

PRGR赤坂で初心者レッスンを受け続けてはや半年、ようやくその成果を披露することとなります。

オナーはK君。注目の朝イチショットは。

きれいなドローボールで、フェアウェイど真ん中。260ヤードくらい飛んでます。K君、本当にレベルアップしています!

 

続いてF君。

打った瞬間にそれとわかるプッシュアウトでボールはコース右の崖下へ。1ペナです。

 

続くU君は、

右サイドからドローで戻すも戻りきらず、これも右の崖へ。朝イチから振りすぎたかもしれません。

 

二人連続の右へのショットで完全にびびったT君は、

得意の手打ちでなんとかヘッドを返して、ボールは左のカート道路付近。まずまずの当たりです!

スタートしていったサイエンスフィット日記メンバーをちょっとだけ追いかけて、その様子を見てみましょう。

フェアウェイ真ん中からグリーンを狙うK君。

スイングも球筋も安定しています。傍から見たら完全に上手い人です。楽々パー発進。続くショートホールでも寄せワンでパーセーブ。

その後もショットが安定し、崩れる様子がまったく無いK君。

これは、、、今日こそベストスコアが出てしまうかもしれません。

 

一方のF君。

この日はドライバーがヒドすぎました。

ドライバーでシャンク、引っかけ、チョロを連発するF君。

広いコースを隅々まで使ってグリーンを目指します。

グリーン周りまでなんとかボールを運んで、、、

得意のアプローチで寄せて、

ガッツボギーを重ねています。

U君 『いやぁ、ナイスボギーですねぇ。しかしドライバーがメチャクチャじゃないですか。つらいゴルフですねぇwww』

 

笑顔で先輩をディスるU君は、スタートホールこそトリを叩いたものの、その後はさすがレベル5の実力を発揮。

その安定のティーショットを生み出しているのが、

以前試打した際に気に入ったRS REDの3番ウッドです。ドライバー代わりにティーショットで使っているようです。

■U君のRS RED試打インプレッションはこちら

U君 『15度のスプーンに、ディアマナDFの6Sを入れた特注スペックです。やさしく球があがって全然曲がらないし、距離も240ヤードくらい出るので、今日のコースだとドライバー使わないでいいですね!このクラブ最高です。』

 

そして初心者ゴルファーのT君。

やはり、なかなか思い通りにはいきません。

その様子をやさしく見守るK君。自分にもあんな時があった。一生懸命練習しているのになぜか結果が出ないくてつらい。

でも、諦めずに練習を続けていれば、ある日突然レベルアップして道は拓けるのだ。

と、年下なのになぜか上から目線でT君を見守るK君。

 

そんなT君ですが、バンカーのピンチでは、

前回のショートコースレッスンのバンカー練習を思い出し、一発脱出して見事パーをゲットしました!

※ナイスパーゲットで、F君からやさしく抱擁されるT君。感動的であり、なんとも暑苦しい画である。

 

豪華賞品ゲット!ニアピンチャレンジ

そして注目の平成最後のニアピンチャレンジ。このホールの賞品は、6コースから選べる平日1組プレー無料権です。ゴルフ好きにはたまらない賞品。

ぜひ持ち帰りたいところですが、池越えでプレッシャーのかかるショートホールです。

オナーはもちろんU君。

腰をスライドさせてラインを出したショットは見事ピン横にオン!

 

続くK君は気合が入りすぎて、奥のバンカーへ。

遠くから見ると松山英樹プロのような迫力のF君は、グリーン左サイド。

※黄色のリストバンドも松山プロっぽいですが、これはコンペ参加者の証の紙バンドです。

 

そして池に怯えるT君。

(たぶん)ダフらないように、ジョーダン・スピースばりに左肘を抜いて、見事グリーンオン!本日初のパーオンです。

 

ニアピンの可能性のある人はカップまでの距離計測をしてくれます。スタッフの方と計測するU君。

 

計測係 『1メートル70センチです!』

 

おお!近い!!

これはかなりニアピン獲得の可能性が高そうです!?1組分のプレー権ゲットか?その場合、私は呼んでもらえるのだろうか。ゴルフは5人じゃできないし。。。

と、考えている間にあっさり入れて、U君はこのホールバーディです!ニアピンの結果は全参加者ホールアウト後に発表となります。

ちなみにこのホール、K君は奥のバンカーからあわや池ポチャというくらいトップしてダボ、F君は寄せワンできずボギー、そしてT君は2パットで入れて何とパーでフィニッシュしました!

 

K君 『な、ナイスパーです。』

さっきまでの上から目線を反省しつつ、恐る恐る声をかけるK君。

 

結果発表!

そしてアプローチでのミスを引きずったK君は、次のホールのティーショットを大きく曲げて、

OBゾーンへ。

悪い流れの断ち切り方を知らないK君は、とりあえずお祓い代わりにディボットに目土をしまくります。

なんだか雲行きが怪しくなってきたので、ここらへんで私は離脱して試打会の準備に向かいたいと思います。

 

―3時間後―

 

お、最終ホールにサイエンスフィット日記チームあがってきました。

サイエンスフィット日記チーム、無事ホールアウトです。

 

気になるスコアですが、まずK君。

 

 

 

 

 

 

 

43・48で91!

ショットはキレキレでしたが、アプローチのミスから流れが悪くなってしまったようです。

 

 

続いてF君。

 

 

 

 

 

 

 

 

47・46の93!!

全体的にショットが悪く、アプローチで何とか耐えたという感じだと思いますが、スコアしかデータを入れてないところに、ラウンド中の大変さが窺い知れます。

 

 

そしてベスグロ狙いのU君。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

41・39の80!!!

さすがのスコアですが、レベル5のU君にとっては物足りない結果でしょう。

 

 

そして最後に初心者ゴルファーのT君。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

59・55の114!!!!

平均スコア128の初心者ゴルファーにしては立派なスコアです。パーも4つ獲ってるじゃないですか。どうしても大叩きしてしまうホールはありますが、パー、ボギーが取れているということはある程度ボールに当たっているということなので、ビッグイニングを減らしていけば110を切るのも時間の問題でしょう。

 

通常のラウンドだとこれで終了ですが、本日はコンペですので表彰式があります。このスコアに新ぺリア方式のハンデがついて、4人の合計チームスコアの順位を競います。

サイエンスフィット日記チームのエントリーした職業別新ぺリアの参加チームは5チーム。やりました、現時点で5位入賞確実です。

 

順位発表でなかなか自分たちが呼ばれないことに期待と焦りを感じて、自然と無表情になるサイエンスフィット日記メンバー。

そして、、、

 

司会者 『職業別カテゴリー第2位、プロギアサイエンスフィット日記チームの皆さんです!』

 

サイエンスフィット日記メンバー 『うおおぉぉー!!!』

やりました!見事準優勝です。新ぺリアのハンデ戦なので、みんなの大叩きスコアがハンデにつながったのです。

歓喜に沸くサイエンスフィット日記メンバーに、喜びの声を聞いてみました。

 

K君 『今日は途中までは良いペースだったんですが、ちょっとしたミスから崩れてしまい、またまたベストスコアを逃してしまいました。やっぱりアプローチ技術をもっと磨かないとダメですね。でも初めてのオープンコンペはすごく楽しかったです!また出たいです。』

 

F君 『・・・。ドライバーが当たらないから、前半で帰ろうかと思いました。雨は上がってよかったです。』

 

U君 『え!?ベスグロの表彰って無いんですか?マジですか。。。個人スコアだったら優勝できてたかもしれなかったのに。』

※ちなみにニアピン賞もあの後、別の方が1メートルにつけたらしくゲットならず(笑)

 

T君 『他のみんなとの実力差がありすぎて困りましたが、オープンコンペで仲間と一緒にラウンドできてすごく面白かったです。新ぺリアのハンデ戦なので和気あいあいとした雰囲気も良いですね。』

 

N 『いやぁ、おめでとう!賞品も貰えてよかったね。ところで、試打会の撤収作業が残ってるから手伝ってくれる?』

 

1番ホールを借り切って行ったPRGR ギリギリRS試打会。多くの参加者にRSシリーズの飛距離性能を体感いただきました。

コース内には遥か彼方まで飛ばされた試打会のボールが散乱しています。これを全部回収するのが、平成最後のサイエンスフィット日記メンバーのお仕事です。

※ボールの回収と同時に強烈に降り始めた雨の中、RSシリーズの飛距離性能に驚き、落胆するメンバー達。

 

平成最後にベストスコアを達成することはできませんでしたが、新しい令和の時代の幕開けとともにさらにスイングを磨き、ゴルフ上達を目指すサイエンスフィット日記メンバー。

元号が変わっても、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

つづく