プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

Hole 2 進化したサイエンスフィットを徹底紹介

皆さま、こんにちは。

PRGR(プロギア)で販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを癒合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記』

前回、『新サイエンスフィット日記』のスタートとともに、新しく導入したPRGRオリジナルのモーションキャプチャシステム『Swing Scan(スイングスキャン)』の存在が明らかになりましたので、今回はこのスイングスキャンの詳細に迫ってみたいと思います。

 

スイングスキャンを体感

■東京 銀座

現在スイングスキャンが設置されているのは、PRGR GINZA EXのみ(その他店舗は随時設置予定)。

さっそくGINZA EXを頼もしいパートナーと訪れ、その秘密に迫ってみたいと思います。そのパートナーとは、、、

スイングレベル1、初心者ゴルファーのT君です。

はじめましての方も多いと思いますので、あらためてT君のプロフィールを以下の通り紹介させていただきます。

普段はPRGR AKASAKA初心者に特化したレッスンコースに通うT君。

やや敷居の高さを感じるPRGR GINZA EXに恐る恐る潜入します。

 

『お疲れさま。じゃあさっそく始めようか。』

今回スイングスキャンの説明をしてくれるのは、もちろんPRGRサイエンスフィット直営統括部の宮川部長です。

 

『まずはこれを着てみて。』

と、ウェアを手渡す宮川部長。

ややタイトで伸縮性のあるウェアを着るT君。

装着したウェアには至るところに銀色の球が付いています。

後頭部にも!

シューズと腰にも装着して準備完了!従来のモーションキャプチャは体の各部位にマジックテープバンドでセンサーを取り付けてましたが、こちらのほうが着脱が簡単で時間も短縮できます。

『このシルバーの球は、体の各部位の動きを詳細に計測するための測定マーカーなんだ。ブース内に取り付けた複数のカメラがマーカーの動きをとらえて、パソコン画面に被計測者のアバター(分身)を誕生させるんだ。』

※室内7箇所に設置された専用カメラ。測定されるゴルファーを360度取り囲むことによって、ゴルファーの動きを漏らすことなくデータ化します。

※また前回よくわからなかった上記パソコン画面ですが、各カメラのカバーエリア、感度を確認する画面だったようです。(計測結果には特に関係無いようです。)

 

そして前回S常務もおこなっていた、謎のTポーズ。

『このポーズはキャリブレーションといって、体につけた計測マーカーをカメラで読み取って計測器に認識、調整させる動作なんだ。決して流行りに乗っているわけではないよ。』

キャリブレーション結果を確認する宮川部長。

その画面はPRGRレディス会場でも見た、緑の線が張りめぐらされたものでした。これは各計測カメラが測定マーカーを捕らえているかどうかを確認する画面で、計測結果には関係が無いようです。

※360度に設置された7台のカメラで全身9箇所、252個の計測マーカーを捉える様子。この空間では隠し事はできません。

 

キャリブレーションが完了すると、

画面にT君のアバターが登場しました。頭の形なんかそっくりです。

【注】画面は開発中のものです

実際にボールを打ってもらうと。

【注】画面は開発中のものです

画面上のT君も同時にスイングをします!

T君の手打ちスイングも、

見事に再現!

ちなみに実際の計測画面でのアバターはこんな感じ。頭の形はT君瓜二つですが、体はいくぶんマッチョ化しています。このアバター君の動きは、画面上で前後左右上下、360度から確認することができます。

 

そしてスイングスキャンで大事なのはアバターのデザインや動きよりも、アドレスから、テークバック、トップ、ハーフウェイダウン、インパクトの各ポイントで左手首、胸、骨盤(おしり)の角度を詳細に計測、データ化できることです。

画面上のアバターは目標とするプロと並べて比較したり、画面を見ながらリアルタイムでレッスン修正できたりします。

よくレッスンなどで、『もう少しグリップをフックに握ったほうがいいな。』とか、『上体をもうちょっと起こして』とかアドバイスされますが、どれくらい、どの方向に動いたら良いかが画面上の自分のアドレスの数値を見ながらリアルタイムで確認できるのです。いままで感覚で伝えていたものが数値で確認できるというのは、レッスンを受ける方にもとってもわかりやすく、見につきやすいと思います。

 

『あとは今までのモーションキャプチャでは取れなかった、特に左腕の詳細なデータが取れるようになったことが大きいね。この部分のデータが重要な鍵を握るので、技術開発スタッフと色々試行錯誤してようやく完成したのが、PRGRオリジナルのモーションキャプチャシステム、スイングスキャンなんだ。』

 

T君のスイング結果を解析する宮川部長。

数値化されたデータを渡され、女子プロとの比較を確認。

自分のスイングと、理想とするスイングとのあまりの距離感に思わず笑ってしまうT君。しかし、おぼろげながら自分の目指すべきゴールが見えたことは収穫でしょう。

『スイングスキャンで色々データを取ることによって新しい発見もあったんだ。これを今後のスイング解析やレッスンにも取り入れていくから、楽しみにしてね。』

 

『自分のスイングが詳細なデータで、リアルタイムで確認できる点がすごいですね。アドレスについても今まで理解してなかったことが、画面を見ながら調整できるのがすごくわかりやすかったです。』

解析を終えた初心者ゴルファーのT君。解析結果は今まで通りの見事な手打ちですが、データを蓄積することにより今後の成長の過程で、過去データと比較・確認することもできます。

 

新サイエンスフィット・SSコース誕生

『ところで、この後スイングスキャンの説明ムービーを作るんだけど、モデルとして協力してくれない?』

 

『え~ホントですか?参ったなぁ、そんなつもりじゃ無かったので準備が、、、』

 

『そんなに時間かからないからさ。ちょっと協力してよ。』

 

『まぁ、じゃあ、お力になれるかわかりませんが、ちょっとダケ。』

キリッ!

『いやいやいや、、顔はほとんどに映らないから、そんなにキメないでいいよ(笑)』

ということで、T君にはついでにプロモーションムービーと、パンフレットのモデルとしても登場いただきました。

そうして出来上がった動画がこちら↓

おー!動画パワーの凄さを感じますね。説明文を何万字書いても、90秒の動画のほうが1万倍わかりやすいです。

PRGR GINZA EXでは、このスイングスキャンを導入した新しいコース『サイエンスフィット・スイングスキャンコース』を開設しました。90分22,000円(税別)とやや高額ですが、この料金に見合った内容と効果をご提供させていただきます。

今回はサイエンスフィットに新たに導入されたスイングスキャンの詳細をご紹介しましたが、実際これを使ってサイエンスフィットをおこなったらどうなるのか!?次回は別のメンバーがサイエンスフィット・スイングスキャンコースを体感します。

 

つづく