プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

Hole 65 超えよう。K君の限界突破ラウンド!

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

ようやく長かった緊急事態宣言も解除されました。まだまだ以前のような生活には戻れませんが、PRGR直営店【現在休業中】も再開に向けた準備を現在行っております。(もう少々お待ちください!)

そしてサイエンスフィット日記では、引き続きメンバーの苦闘と活躍をコロナ感染拡大以前に遡ってお届けいたします。

 

自分自身のベストスコアをパースコアとするサイエンスフィット日記オープンに向けて練習を続けるレベル3ゴルファーのK君。インドアのシミュレーションゴルフではショット、ショートゲームともにレベルアップした姿を見せてくれました。今回はいよいよその成果をコースで試すべく、ゴルフ場にやってまいりました。

 

K君のベストスコアチャレンジ!

■3月 茨城県 行方市

今回K君がラウンドの舞台に選んだのは、茨城県セントラルゴルフクラブNEWコース。自然の地形と池が戦略的に絡み合った、スイングの完成度を試すにはもってこいのコースです。

スタート1時間半前にコースに到着し、練習場でウォーミングアップをするK君。

特にアプローチ、バンカー練習には多くの時間を割いています。

枯れた冬芝の難しいライからも上手く打っています。

 

完成の域に達したスイングをコースで試す時。いつも以上に気合が入っている様子のK君。

『久しぶりのラウンドなので楽しみです。今日は天気が良くて風も無いし、最高のコンディションですね。』

池が戦略的に絡み、ティーショットの正確性が試されるコースですがK君に不安は無さそうです。

 

前半9ホールスタート

さあ、いよいよスタートです。オナーのK君は新たな相棒TUNE02ドライバーを手に、ティーイングエリアに立ちます。

 

バシィーーーン!!

 

『うお!ナイスショット!!』

フェアウェイど真ん中にいきなり会心の当たり。

何か、ゴルフがうまい人特有のオーラを漂わせているK君。

 

池越えの難しいショートホールでも、

精度の増したアイアンショットでグリーンを捉えます。

その後も、安定したショットでフェアウェイを捉え続けるK君。

確かにスイングレベルが1段あがっているような気がします。

そして得意なショートホールでは、、、

ベタピンショットから、

見事バーディーをゲット!

久しぶりに一緒にラウンドしましたが、油断すると”Kさん”と呼んでしまいそうになるくらいの横綱ゴルフを展開しています。

 

こうして前半の9ホールはあっという間に終了。

その結果は、、、

 

じゃん!

なんと39!!

90が切れなくて苦しんでいた去年までが嘘のようです。

『ショットは問題無かったんですが、やっぱりパターがダメですね。最終ホールもバンカーに入れてちょっと苦戦しちゃいました。』

フェアウェイキープ率、パーオン率ともに今までに無い高い数値を記録しております。短いパットが入っていたらアンダーが出るんじゃないかというくらいのゴルフ。

 

『ちなみにNさんはどうだったんですか?』

 

『俺?44。地面反力を使ったニュースイングで飛距離は20ヤード伸びたんだけど、方向までは考えてなかったなぁ。。。』

サイエンスフィット日記オープンを前に、いよいよ自分の限界を超えてしまいそうなKさん。後半のラウンドが楽しみです!

 

後半9ホールスタート!

■№10 440yards PAR5

『前半の良いリズムのまま、後半も回れたらいいですね。』

と、言いながら力みの無いスイングから繰り出されたショットは、、、

またまたフェアウェイど真ん中!もう余裕しか感じない王者のゴルフ。

打ち上げのセカンドショットもスプーンでナイスショット!グリーン手前の花道まで運んできました。

完璧ショットが2回続くとは、、、もう偶然とは呼ばせません。

 

寄せワンバーディーとしたい3打目のアプローチ。

チャック!!

 

『あっ!!』

 

『・・・。どんまい。まだ、大丈夫です。』

何が大丈夫なのかわかりませんが、4打目のアプローチはトップしてピンを20メートルオーバー。

これを3パットして、イージーバーディーのはずがダブルボギー。出だしからいきなり躓いてしまいました。

 

『だいじょうぶです。だいじょうぶです。』

呪文のようにそう自分に言い聞かせて、放った次のホールのティーショットは、

 

■№11 315yards PAR4

大きくフックして左の山へ。

急に暴れ出したドライバーに四苦八苦するK君。

『絶対良い流れがくるはずなので今は耐える時です。悪い流れの時にスコアを崩さないのが今の僕のテーマです。大丈夫です。』

 

■№14 158yards PAR3

何とか踏ん張って、必死にピンを狙うK君。

 

どっふ。

 

 

『今のショット、思いっきり手打ちだったね。』

手打ちで豪快に引っかかったショットは、バンカーのアゴにめり込んでいます。

『ダイジョウブ、イケル、ダイジョウブ、ウテル、ダイジョウブウゥゥゥ・・・』

根性でバンカーから出しましたが、とても耐えているようには見えません。

 

■№15 314yards PAR4

続くホールはナイスチョロで何とかフェアウェイをキープ。

残りは140ヤード。グリーンに乗せて流れを変えたいところ。

『ここは安全にグリーンセンターを狙って、まずは乗せます。』

シャキィィィーン!

 

『うはっ!シャンク(笑)』

 

『・・・。』

あ、折れましたね。心が。

 

その後、

カツーーーン!!

ピンまで20ヤードのバンカーショットは、何と飛距離140ヤードの特大ホームラン。

 

打ち直しは、

そりゃ、そうなるわな。というお手本のような大ダフリでバンカーから脱出できず。

 

『・・・。』

 

遂に昇華してしまったK君。良い流れで来ていたものの、アプローチのミスからショットを乱し、そして苦手なバンカーで自らにトドメを刺してしまいました。

でも、傍から見てたらミスの発端はアドレスにあるんじゃないかと思います。ロングの3打目のアプローチは、左足上がりの上り傾斜なのに明らかに左足に体重を掛けすぎて斜面に逆らってアドレスしていたし、超特大ホームランを打ったバンカーショットも、かなりのハンドファーストでボールを飛ばす気マンマンのアドレスでした

これが実戦から遠ざかっている冬のゴルフの罠でしょうか。屋内のシミュレーションゴルフではキレキレのショットを打っていましたが、実際のコースだとやはりまだまだ現場対応力が低いようです。

 

■№16 280yards PAR4

さんざんやらかしてしまって、戦意喪失のK君。

短いミドルホールなのでティーショットはユーティリティーで打ったものの、セカンドはダフってグリーンに届かず。

恐怖心からパターで打った30メートルのアプローチが、

何と入って、チップインバーディー!

『うおお、やった!ラッキー!!』

起死回生のラッキーバーディーにK君の顔色も多少彩りを取り戻しました。

 

■№18 379yards PAR4

さぁ、最終ホールです。

息を吹き返して気合十分のK君。

連続バーディーで気持ちよく終わりたいところ。

バキィィィーン!

サイエンスフィット日記オープンに向けたK君のラウンドの結果は、

 

 

 

 

 

 

 

 

どんっ!!

後半のスコアは47!!(最終ホールは結局トリプルボギー)

トータルスコアは86でした。

残念ながらまたしても自己ベスト達成はならず。フェアウェイキープ率も、パーオン率もいつも通りの数値に戻ってしまいました。

 

■PM3:20 クラブハウス

悔しさを滲ませ、口をへの字に曲げたまま固まるK君。

『残念だったなぁ、前半あれだけ良かったのに後半は別人だったね。ちなみに俺は85。1打勝った(笑)』

 

『今回もやっぱりショートゲームから崩れてしまいました。でもNさんに撮ってもらった写真や動画にヒントがいっぱいあったので、サイエンスフィット日記オープンまでに調整します。本番ではNさんにも負けませんよ!』

 

ということで残念ながらベストスコアは更新できなかったものの、確実にレベルアップの片鱗を感じさせてくれたK君のラウンド。最近は30台も出るようになってきました。

さあ、準備は整いました。ずいぶん引っ張りましたが、いよいよ次回サイエンスフィット日記オープンが開幕します!

 

冬場の練習の成果をぶつけ、自身の限界を突破する大会。栄冠を手にするのは果たして誰なのか!?

 

つづく