プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

Hole 70 超えよう。サイエンスフィット日記オープン!⑤終盤の苦闘

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月下旬より休業していたプロギア直営店ですが、PRGR NAGOYAが6月1日より遂に営業再開。都内の4店舗(GINZATOKYO-HUBAKASAKA、GINZA EX)も明日6月8日から営業再開いたします。大変お待たせいたしました!

と、同時に当ブログでも自らの限界を突破するための戦い、サイエンスフィット日記オープン新型コロナ感染拡大以前に遡って開幕。総勢5組20名の選手が、過去の自分(ベストスコア)と真っ向勝負で戦っております。栄冠を勝ち取るのは果たして誰なのか!?K君、S先輩、M君と私Nの最終組を中心に、ラウンドの模様をお届けしてまいります。

 

苦難のはじまり!

前半を37の好スコアで折り返し、後半のスタートも素晴らしいティーショットを放ったK君でしたが、結局後半のスタートホールはトリプルボギー。自己ベスト達成のためには、何とかここから耐えて行きたいところです。

 

【南コース №2 400yards par4】

セカンド地点からほぼ直角に右に曲がるドッグレッグホール。ティーショットを左に打つと距離が残ってしまう。

先ほどのホールでは思うようなショットが打てなかった3人。しきりにスイングをチェックしています。

 

まずは遂にK君からオナーの座を奪ったS先輩。

これは狙い通り、フェアウェイ右サイドに。

 

続くM君は、

おっと、左にひっかけてしまいました。

 

そしてK君は、

あっと、珍しく右にスライス!まだ先ほどのトリプルボギーを引きずっているのかもしれません。

 

引っかけてしまったM君の2打目は林から出すだけ。

 

右に打ってしまったK君は左足下がりのライから、残り170ヤードのバンカー越えという難しいのセカンドショット。

上手く打つも、グリーンまで届かずバンカーに入ってしまいました。

 

先ほどのホールではバンカーから大ホームランを打ってしまいました。先ほどの悪夢が脳裏をよぎります。

おおっ!今回はうまく脱出に成功しました!

 

S先輩も得意のランニングアプローチでピンに寄せます。

 

M君は難しい位置から、ロブショットで寄せワンに成功。

ショットが乱れるなか、必死に小技で耐える3人。K君はボギーで何とか耐えています。

 

【南コース №3 364yards par4】

ほぼストレートなミドルホール。左の林の先には池があり、危険です。

 

何とかスイングを修正したいS先輩。

 

S先輩からオナーを取り返したK君のショットは、左を恐れるあまり右へ。

前半のようなドライバーショットがなかなか打てません。

 

かたやS先輩のティーショットは左へ。素振りの時に意識していたようなことが出来ず、インパクトで手が浮いてしまっています。

 

M君もまたまた左。S先輩以上にインパクトで手が浮きまくっています。

今日はドライバーが大暴れして苦戦しているM君。やはりまだまだ経験値が足りないのでしょうか?

 

S先輩とM君のセカンドショットは、左の林から出すだけ。

 

一方、K君のティーショットは、右ラフに残っていました。

すると、

前方から不審者が。

 

『すいませ~ん。失礼しまーす。』

 

 

あ!2組前【WEBマスターズ】の初心者ゴルファーT君です。

 

『お邪魔しま~す。いや~、全然ドライバー当たらなくて笑っちゃいますよ。ドライバーでシャンクしちゃいましたw』

 

と楽しげに報告して、思いっきりダフりながら去っていくT君。(ボールがディボットに入っていても全然気にしてない)

 

T君の、ミスしながらも楽しげにラウンドする姿にちょっと癒されて、K君も肩の力が抜けたようです。

セカンドショットはピン筋に久々のナイスショット!

 

そしてフェアウェイ真ん中からのM君のサードショットは、、、

大ダフり!!

ドライバーの引っかけ、アイアンのダフリが今日のM君の主なショット内容となっております。

 

ちなみにグリーンに行ってみるとK君のボールが無い。

探してみるとピンを20ヤードオーバーしていました。アドレナリンが大量分泌されていたのでしょうか?

 

この難しいアプローチショットを、

シャ、コン!

あっと、シャンクして目の前の木に当ててしまうという痛恨のミス。

 

そして、

カツーーー!!

あー、またやってしまいました。トップしてグリーンをオーバー。花道まで転がっていきました。

 

花道からのアプローチは何とか寄せて、

これを何とか1パットで沈めました。

ただしこれはガッツダボ。

前半には全く想像できなかったK君のミス。でもどちらかと言えば、これが本来のK君のゴルフです。

 

と、次のホールに向かう途中で、1組目の【TEAMガチ勢】長井コーチが隣のホールからやってきてました。

『いや~、ミドルで1オン狙いしたら曲げちゃいましたよ。もう攻めるしか無いですからね。』

そう言ってロブショットでいとも簡単にグリーンに乗せ、去っていきました。長井コーチのベストスコアは65、限界突破するには全ホール攻め続けるしか無いのです。

K君もこんなところで足踏みしているわけにはいきません。

 

【南コース №4 411yards par4】

フラットなミドルホール。ティーショットが林に入らないように注意すればパーが獲りやすいホールです。

 

調子を取り戻してきたS先輩はここもナイスショット。

 

M君はまたまた引っかけて左の林。

 

そして、

 

K君はプッシュアウトで入れてはいけない右の林を越えて隣のホールへ。さっき出会ったT君もこんな球筋だったのでしょう。

思わず苦笑いのK君。まだ深刻な感じには見えません。

 

そして隣のホールから2回かけて戻ってきたK君。寄せワンを狙いたいところですが、、、

寄らず、入らず、入らずで気がつけばトリプルボギー。スタートホールに続いてこのハーフ2回目の素トリを叩いてしまいまいた。

あれ?そろそろ本格的にやばいんじゃないでしょうか?

 

先輩ゴルファーの意地

【南コース №5 159yards par3】

砲台グリーンのショートホール。左手前にはアゴの高いバンカーがあります。

安定のS先輩のショットは、、、

来ました!ピン手前5メートルにナイスオン!

バーディーチャンス。そろそろS先輩の時間になってきました。

 

続くM君は引っかけてしまい、入れてはいけない地獄バンカーへ。

 

そしてK君は、、、

引っかけてグリーン手前のラフに。いつものK君が戻ってきました。

 

そしてボロボロになりながらの40ヤードのアプローチは、

あわやチップインというナイスリカバリー!

 

地獄バンカーのM君は、

うまく脱出したものの、ピンに寄せることはできず。

 

さぁ、そしてS先輩のバーディーパットは、

惜しくも外れて、残念ながらパー。

 

ちなみにK君もしっかり20センチのパットを決めてミラクルパー。

まだまだK君の目は死んでいません。

 

【南コース №6 333yards par4】

距離の短いミドルホール。ティーショットは安全に刻んでセカンドショットで勝負したい。(先ほど長井コーチが1オンを狙ったホールです)

 

勢いに乗るS先輩は得意のスプーンでフェアウェイ真ん中をキープ。

 

K君は5番ウッドで打つものの、ひっかけてしまい左の林へ!

ショットがなかなか安定しません。

 

最後に、今日全然見せ場が無いM君。

これが、

バキューーーーン!!

『うお!ナイスショット。』

遂に出ました、豪快なナイスショット。スプーンで250ヤードくらい飛んでいます。

球筋は安定しないものの、あきらかに今までより飛んでいるM君。私Nが練習し続けてなかなか手に入れられない”地面反力”を、M君はしっかり使って飛ばしています。

 

林に入れてしまったK君は木の隙間からグリーンを狙います。

 

そして豪快なティーショットから、セカンドをこの位置に乗せたM君。

本日初のバーディパット。

これを入れたー!!

起死回生のナイスバーディーです。

盛り上がるメンバー、お互いの好スコアはチームの好スコアでもあるのです。

さあ、残すは3ホール、3人の巻き返しなるか!?

 

若手ゴルファーの覚醒

【南コース №7 387yards par4】

やや左ドッグレッグのミドルホール。右サイドにある大きな木がセカンドショットを狙いづらくしています。

 

バーディーを獲って勢いにのるオナーのM君。このティーショットもナイスショット!

 

S先輩は林方向に、、、と思いきや気合いでフェアウェイに戻ってきました。

 

K君も右からドローで戻してきました。

が、戻りきらずボールは右ラフ。目の前の大きな木がピンを狙うには邪魔になります。

前半の最終ホールで見せた、ライナーカットがまた炸裂するのか?

 

 

コーン、、、

 

 

 

これは残念ながら木の幹にストライク!前半のアレは単なる奇跡で片付けてもいいのかもしれません。

 

 

一方のM君はフェアウェイからナイスショット。

堅実なゴルフで徐々に盛り返してきました。

ちなみに実力とツキに見放されたK君は、このホールもダブルボギーを打ってしまいました。

 

続いてのホールはショートホール。

前の組のおやじさんたちも苦労しています。(でも楽しそう)

 

【南コース №8 187yards par8】

距離のあるショートホール。左右に曲げるとトラブルになりやすいので、花道方向を狙いたい。

 

オナーは、やっと大排気量エンジンのアイドリングが終わったM君。

バシイッ!

これもナイスショット!見事グリーンに乗りました。

 

続くS先輩、先ほどのショートホールではバーディーチャンスにつけましたが、

バシイ!

『あっ』

これは大きく左に巻いて林の中へ転がっていきました。

 

続くK君のティーショットは、久しぶりのナイスショット!!

グリーンをとらえました!

 

ひとり左の林に打ちこんでしまったS先輩。ボールを探し回ってますがなかなか見つかりません。

カート道路を転がって、意外と奥まで転がってしまったようです。

 

―2分35秒経過―

 

『あ、あった!Sさん、ありました!』

お!K君がOBエリア付近でS先輩のボールを発見。

『う~ん。OBかセーフか微妙ですね。よし、2年ぶりにD.L.Tで確認しましょう。』

 

D.L.T(デベソ・ライン・テクノロジー)オン!!

 

『Sさん、完全にOBです。』

 

『・・・。』

 

屈辱の打ち直しは大きくダフってしまい、グリーンの遥か手前から4打目を打つS先輩。何だかずいぶん小さく見えます。

そしてグリーンには、

ピン奥3メートルにナイスオンしたM君のボールが!

エンジンが温まって、ギアが一段あがってきたM君。

と、亡霊のようにフェアウェイを彷徨うS先輩。

 

さあ、M君のバーディーパット。

これは、

惜しくも入らず。

 

M君とK君は仲良くパー。S先輩は悲しみのトリプルボギー。

 

目まぐるしく入れ替わるサイエンスフィット日記主役対決。最終ホールを前にして主役の座に躍り出たのは最若手のM君。

いよいよ勝負は最終ホールへ。主役の座と栄冠を勝ち取るのは果たして誰なのか?

 

遂に次回決着です!