プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

Hole 76 2020年夏。俺たちの挑戦!

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

今回は当ブログの毎年恒例の挑戦の舞台裏をお届けいたします。

 

いま、そこにある危機。

■4月某日  PRGR会議室

新型コロナによる緊急事態宣言が発令された頃。私のもとに一通の封書が届きました。

 

『S常務、遂に今年も来ました!』

私の元に届いたのは、企業対抗ゴルフの最高峰とされる日経カップの案内状でした。プロギアは毎年この大会に出場しており、悲願の予選突破を目指して代表候補選手はこのために1年間練習を続けているのです。

■2017年日経カップ挑戦の模様はこちら

■2018年日経カップ挑戦の模様はこちら

■2019年日経カップ挑戦の模様はこちら

 

『おお、日経カップ!今年もコロナに負けずにやるんだな!』

 

『最終確定では無いみたいですが、このような状況下で英断ですよね。ちなみにうちはどうしますか!?今年も参加でいいですか?』

と、険しい表情で考え込むS常務。

 

『う~~~~~~ん。。。ちょっと考る時間をくれ。とりあえず仮でエントリーしといて。』

時は先の見えないコロナ禍の真っ只なか。直営店も休業を余儀なくされ、営業活動も全て休止している状況です。売上も厳しいところですが、何より従業員の健康と安全を一番に考えなければいけない役員にとって、今夏の状況が見えない中でのゴーサインは簡単には出せませんでした。

 

■6月某日 PRGR会議室

時は過ぎてようやく外出自粛から徐々に通常の生活を取り戻そうとしている頃、日経カップ出場について答えを出せないままになっていたので、再度S常務と打ち合わせをしました。

コロナ禍の苦労が顔に滲み出ているS常務。

 

『苦労が多すぎてすっかり髪の毛も真っ白けになっちまったぜ。ちなみに今年日経カップに出なかった場合ってどうなるの?』

 

『(髪の毛は前から真っ白けだったような気がするけど)そうですねぇ、、、まずうちは毎年日経カップの予選に出れてますけど、基本的に日経カップって参加希望企業が多くてウエイティング企業と前年の予選大会下位10チームは予選に出るために抽選になるんですね。今年うちが出場しないとなると、来年以降は抽選になるので予選大会でさえも出場できない可能性があります。』

 

『ちなみに日経カップ出場選手には満30歳以上という年齢制限があるのですが、来年は遂にうちもサイエンスフィット日記の王様U君と怪物E君というダブルエースが年齢制限をクリアするので、プロギア黄金時代に入る予定です。ちなみに、若手もそれを楽しみにしているので、来年出場できないとなると彼らのテンション下がるでしょうね。』

 

『う~、、、そうか。今年出ないと来年の出場は確約できないのね。若手に何とかつなげてやりたいよな~。』

 

『あと、、、やっぱり日経カップへの挑戦はサイエンスフィット日記のメインコンテンツでもありますね。”ゴルフのレベルアップと挑戦”をテーマにほぼリアルドキュメントでお届けしているこのブログですが、毎年この大会の代表選手になるための戦い、そして代表選手の大会での熱く苦しい戦いっぷりが読者の皆さんに大好評なんです。日経カップに出ないとなると読者ががっかりするだろうし、何よりネタ枯れで夏を越す自信がありません。』

 

『それは困るな。。。俺自身やつらの戦う姿勢とブログでの展開は毎年楽しみだしなぁ』

 

『あ、それと日経カップの規定で試合に出れるのはチーム内で30歳代は2人までなので、黄金世代のU君、E君が来年に選手になった場合、同じ30歳代のK君は押し出される形になるのでK君はより一層代表選手の座が遠のきます。』

 

『マジかよ!?あいつ毎年1打差で選手になれずに涙を飲んでいるからな。あいつにとっても今年は勝負なんだな。。。よし、色々掛け合ってみるわ。』

コロナ禍の厳しい状況で日経カップに出場するのは簡単ではありません。が、ここはS常務に賭けてみたいと思います。

 

日経カップ出場決定といまそこにある危機。

■6月22日 PM3:00 PRGR会議室

直営店も営業再開し徐々に日常が戻りつつある或る日、S常務から呼び出しがありました。

 

『失礼しま~す。』

 

『おうN!喜べ、関係各位に確認とって、今年の日経カップ出場の了承をもらったぜ。よし、今年も社内選考会をやって選手決めて、今年こそ決勝大会に行こうぜ!』

前回と打って変わって晴れやかな顔のS常務。難局を乗り切った男の顔をしています。

 

『おー!!やった。ありがとうございます。ちなみに言いにくいんですが選手登録期限が今日までです。いつものような社内選考会をする時間がありません。あと、新型コロナ対策で今年は登録選手6人しか試合会場に入れないようです。最後にもうひとつ。日経カップPRGRチームの看板選手であったレジェンドM選手が今月を以って定年退職します。』

 

『なにぃ!?マジか。』

なんとか日経カップ出場に漕ぎ着けたものの、まだまだ問題は山積みです。

例年代表選手は社内選考会で公平に決めていましたが、コロナ禍のなか全国から選手を集合させる訳にはいかないし、何より今日中に出場選手4名と補欠2名を決めないといけません。

■2018年代表選手選考会の模様はこちら

■2019年代表選手選考会の模様はこちら

 

また、日経カップでPRGRチームが唯一ほかのチームより優れていたのは応援団の熱度と人数でした。毎年お盆休み中ながら大応援団が会場である筑波カントリークラブに集結し、選手を声援で後押ししていたのですが今年はこれができません。

 

そして何より痛いのが、安定の成績でチームに貢献し続けてきたレジェンドM選手の退職です。この穴を埋める選手は今のプロギアにはいません。

 

『ううう、これは難しい問題だな。よしN、1時間くれ。今回ばかりは俺に全てを任せてくれ。』

険しい顔で何やらスマホを操作するS常務。とても話しかけられる雰囲気ではありません。とりあえず会議室を後にすることにしました。

 

日経カップ出場選手決定!

■6月22日 PM4:00 PRGR会議室

一時間後、恐る恐る会議室に入ってみると、、、

 

『おうN、待たせたな。全てカタがついたぜ。』

疲労の色が残っていますが、やり遂げた男の顔をしています。

 

『今年は本当にイレギュラーなことばかりだな。日経カップも然り。でも状況に合わせて俺たちも変化して戦っていかないといけない。選手については関係するやつらに電話して理解してもらったよ。納得してもらったかどうかはわかならいけど、今回選手になれなかった奴の分まで選ばれた奴は必死に戦わないといけないんだ。』

おお、この短時間で今年の日経カップの出場選手を決めたようです。かなりのハードネゴシエーションだったと思いますが、この状況下で決められるのはS常務しかいません。

 

『では2020年、日経カップ・プロギアチームの代表選手を発表する。ひとり目は、Y!』

プロギアが誇る絶対的エースY選手。当然ながら選出です。昨年まではレジェンドM選手とふたりで安定したスコアを出していましたが、今年はその重圧のすべてがのしかかってきます。ひとつのミスも許されないプレッシャーのなかでいつも以上の結果を出さないといけません。

 

『2人目、ゲームキャプテンN田!』

毎年強烈なキャプテンシーでチームを引っ張ってきたN田キャプテン。順当な選出ですが、いつも以上に難しい状況でどうチームを引っ張っていくのか。苦しい状況でこそキャプテンシーが問われます。

 

『3人目、Y田!』

日経カップの常連でベテランのY田選手も当然選出。プロギアが初めて出場した日経カップ予選では脅威の粘りを見せて予選突破の原動力となる活躍を見せています。長年の無理がたたって腰と肘に故障を抱えていますが、驚異的な粘りでチームを勝利に導けるか。

 

『4人目は本当に難しかった。実力的には差は無い。だけど俺たちは未来に向けて投資していかないといけないんだ。』

 

『発表する。4人目、K!

 

『えええ!?』

な、なんと遂に、遂にサイエンスフィット日記の申し子、我らがK君が宿願だった日経カップの代表選手入りです。しかも今回はいきなり試合出場確定。サイエンスフィット日記史上最大の挑戦となります。

 

『大会会場に入れる補欠は2名だよな。これは後見人として俺と、』

 

『マネージャー兼カメラマン兼ブログ取材ライターとしてN、頼むな。とにかく選手の皆んなの頑張りを世の中の多くのゴルファーに伝えるような、エモい記事を書いてくれ。』

 

『了解しました。とことんレポートさせていただきます。』

ちなみに出場選手4人の誰かが当日体調不良等で出場できない場合、私はブログ取材があるので補欠のS常務が出場することになります。もしそうなったらこれはこれで別の意味でおもしろい記事が書けそうです。

 

こうして例年とは違った形で決定した日経カップの出場選手。コロナ禍において地方在住者は出張が困難であったり、若手を起用したりとかなり熟考を重ね、無念の落選者とも会話をし続けたS常務。

チーム力としては例年よりもかなり劣る2020年のプロギアチーム。それぞれの選手が最高のパフォーマンスをしなければ最悪の結果が待っています。

 

『目標はもちろん予選突破だ。ただし予選で下位10チームに入ると来年の出場は抽選になるかもしれないから絶対にそれだけは避けたい。いいか、今年のテーマは”つなぐ”だ。未来のプロギアに向けて史上最弱チームが何とか踏ん張って、来年につなげるんだ。』

しつこいようですが出場選手4人の誰かが当日体調不良等で出場できない場合、補欠のS常務が出場します。もしそうなったら下位10チーム確定ですが、これはこれで滅茶苦茶おもしろい記事が書けそうです。

 

ということで、2020年の日経カップ挑戦編が次回よりいよいよスタート。大会まであまり時間が無いなか、外出自粛でゴルフもお休みしていたK君をはじめとするプロギアチームは果たして本番までにどこまでレベルアップできるのか?密度の濃い一ヶ月を徹底レポートさせていただきます。

 

おじさんたちの応援歌

と、そんなプロギアの日経カップ出場が決まった日の夜、私の元に1本のメールが届きました。

 

『日経カップ出場おめでとう。

ゴルフを愛する全てのサラリーマンゴルファーへこの唄を送ります。著作権フリーです。煮るなり焼くなり好きに使ってくれ。

プロギアチームの健闘を祈る。

byゴルフスキスギー』

 

『こ、これは、、、』

天才か、反逆者か、新橋の飲み屋で酔い潰れるただのおじさんか。謎に包まれたゴルフを強烈に愛する謎の覆面ミュージシャン、ゴルフスキスギー

突然届いたその曲を聴いてみると、、、

 

『な、な、なんだ!このエモい曲はー!!!』

さすが天才。すごい楽曲です。

ご自由にお使いくださいとの事なので、早速この曲を使って日経カップ応援動画を作ってみました。お時間ございましたらお付き合いくださいませ(音が出ます)。

 

 

さて次回は、突如降って沸いた代表選手入りにとまどうK君の姿を追ってみたいと思います。

お楽しみに!

 

つづく

 

 

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