プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

Hole100 プロに挑戦!辻梨恵プロと真剣勝負⑤【100回記念 辻プロのランチトーク】

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

数々の挑戦を続けてきたサイエンスフィット日記メンバーにとって過去最強の対戦相手、チームPRGRの辻梨恵プロ

平均スコア94の当ブログ主人公K君と、平均スコア95のPRGR若手営業マンのM君がタッグを組んで、辻プロと9ホールのガチンコマッチプレー対決をおこないましたが、4and3で辻プロが圧勝。

6番ホール終了と同時に勝負は決着してしまいました。

消化ホールとなった7番ホールからは、K君かM君がパーを獲ったら辻プロ愛用の蛍光ボールマーカーをサイン入りで読者の皆さまにプレゼントするという企画を急遽実施。

こうして辻プロとサイエンスフィット日記チームとの9ホール対決を終えたのでした。

 

と、ここで皆さまにお知らせがあります。

 

2017年7月に『サイエンスフィット日記』としてスタートし、2019年7月にサイエンスフィット日記』として新装開店(内容は同じ)した当ブログが、今回めでたく新装開店100回目を迎えることとなりました!(通算では254回)

ここまで続けられたのは、読者の皆さまの応援によるものにほかなりません。この場を借りて日ごろのご愛顧に感謝申し上げます。

ということで今回は、コメント欄でも非常に読者の皆さまからの反響が多かった辻梨恵プロに協力いただき、【祝100回記念・辻プロのランチタイムインタビュー】をお届けしたいと思います。

 

■ラウンド後にレストランでランチを食べながら辻プロにインタビュー

真剣に

言葉を選んで、

わかりやすく、

笑顔でインタビューに答えていただきました。

辻プロの魅力が詰まったインタビューを余すことなくご紹介させていただきます。

(聞き手・文 N)

 

辻梨恵プロのプロフィール

まず最初に知らない人はいないと思いますが、念のため辻プロのプロフィールをご紹介させていただきます。

■出身   神奈川県南足柄市

■生年月日 1994年1月28日(26歳)

■身長   169cm(K君と同じ)

■体重   ひみつ(推定M君の半分くらい)

■血液型  A型

■出身校  埼玉栄高校(ゴルフ強豪校)

■プロ入会 2015年(87期生)

■レギュラーツアー獲得賞金(賞金順位)

2013年 ¥11,269,972(62位)

2014年 ¥9,393,143(72位)

2015年 ¥728,000(136位)

2016年 ¥21,976,120(46位)

2017年 ¥36,408,464(32位)

2018年 ¥11,895、750(75位)

2019年 ¥12,633,066(75位)

ここ2年賞金シードを逃していますが、翌年のツアーの出場権をかけたQT(クオリファイングトーナメント)ファイナルステージでは毎回上位に食い込んでいます。切れのあるショットと勝負強さと類まれなる集中力が辻プロの武器でしょう。なお、その他情報については、PRGRホームページをご確認くださいませ。

ちなみに今回のインタビューでは、通常のプロフィールには載らない情報をたくさん入手しましたので、後ほどのインタビュー記事をお楽しみに。

 

辻梨恵プロからのプレゼント

続いては、消化ホールとなった3ホールでサイエンスフィット日記チームがパーを獲った分だけ辻プロ愛用のPRGR蛍光マーカーを読者にプレゼントするという緊急企画【パーチャレンジ】の結果発表です。

読者の皆さんのために、全力で挑んだサイエンスフィット日記チーム。

ですが、、、

 

結局パーを獲れたのは、100切りゴルファーM君のひとつだけでした。

(不甲斐ない結果で大変申し訳ございません。)

 

ということで、辻プロから蛍光マーカーをいただきました。

 

サインを書いてもらって。

1名様にプレゼントです!

 

『ありがとうございます!いやぁ、貴重なサイン入りマーカー嬉しいなあ。ちなみに、、、サイエンスフィット日記の読者は推定20万人くらいいるんですけど、1名様にプレゼントだとちょっと倍率が高すぎてクレームの嵐が来そうなので、できれば消化3ホールじゃなくてラウンドした9ホールでパーを獲った分だけくれませんか。』

 

『あはは、いいですよ。』

やりました。後輩の不手際をなんとかカバーすることができました。

結果、

9ホールに遡ると、K君とM君は2個ずつパーを獲ってましたので、合計4個のマーカーをゲット!偉いぞサイエンスフィット日記チーム!

追加でサイン書いてもらってと、

辻プロありがとうございます!

※サイン入り蛍光マーカーのご応募については最後にご案内します

 

辻梨恵プロへの10の質問

続いてはメインイベント。辻プロへの質問コーナーです。普通では聞けないようなことも、100回記念を祝してどんどん聞いていきましょう。

 

『じゃあ、いくつか質問をさせていただきます。きわどい質問もあると思いますが、NG無しでお願いいたします。』

 

『きわどい質問にはお答えできません。うふふ。』

何でもかんでもOKというわけではありません。NOが言える辻プロでした。ではランチを食べながら質問タイムスタートします。

 

①ゴルフを始めたきっかけは?

父の影響ですね。父がゴルフが好きだったので、練習に連れて行ってもらうようになったのがきっかけです。たしか中学1年生13歳の時です。ちなみに小学生の頃はバレーボールと茶道をしていました。

ゴルフを始めたのは意外と遅く、中学生になってからとのこと。ちなみに実家は開山約600年の歴史を誇る由緒あるお寺で、小さいときから茶道や座禅を習っていたという辻プロ。パッティングの際の集中力と凛とした雰囲気はここにあったようです。

 

②初ラウンドのスコアと、初めて70台を出した時のことを教えてください。

う~ん。初ラウンドはちゃんと覚えてませんが、初めて試合に出たのは中学2年の時に出た神奈川ジュニアで、スコアは123でした。初めて70台が出たのは中学3年の時で、その翌週に初めてアンダーが出ました。

ちなみに、

『僕は会社に入ってからゴルフを始めたのですが、初ラウンドのスコアは117でした。』

K君は初ラウンドの時点では辻プロを上回る才能があったようです。ゴルフ歴は辻プロとほぼ同じながら、今はずいぶんと大きな差が開いたものです。

 

『僕も会社に入ってから始めて、たしか129でした。』

ゴルフ歴4年でベストスコア82とまずまずの成長を遂げているM君ですが、2年でアンダーを出す辻プロにはとても敵いません。

 

『私は189でした。よく数えたな。と、褒められた記憶があります。』

突如現れたカメラマンの発言に爆笑する辻プロ。

 

③今までゴルフをしてきて一番嬉しかったことは?

初めて競技で優勝したときです。中学3年生の時に大宮国際カントリークラブで行われた関東ジュニアでアンダーが出て、3人のプレーオフに勝って優勝しました。前の週に初めて70台を出したばかりなのに、うそみたいでした。それがきっかけで埼玉栄高校に入学して、本格的なゴルフ人生が始まったと思います。

初めて70台が出てからのスピード感が半端ない!さすがプロになる人は違います。

 

④今までゴルフをしてきて辛かったことは?

たくさんありますね。特にツアーに出るようになってから。アマチュア時代は結果が良くても悪くても自分次第ですが、プロになるとたくさんの期待に応えていかないといけないので。つらいと言うより、その中で結果を出さないといけないと思っています。

真剣な表情で話す辻プロ。プロになるとファン、スポンサーなど様々な応援が大きな力にもなれば、プレッシャーになることもあるようです。(ちなみにツアー開幕2戦目に開催していたPRGRレディスはコースも難しいし本当にプレッシャーだった。というのはここだけの話)

 

④ここ、東名カントリークラブは昔からラウンドしてるんですか?

はい。中学3年生の頃にこのゴルフ場のジュニアアカデミーに入って以来お世話になっています。日曜日にドライビングレンジで教わって、夕方キャディバッグを担いでラウンドさせてもらってましたので、特に思い入れの強いゴルフ場です。

ジュニアの頃から東名カントリークラブは頻繁にラウンドしていたという辻プロ。スタンレーレディスの過去最高位は2016年の4位タイですが、今年はぜひ優勝を果たしてほしいところです。(と、またプレッシャーをかけてみる)

 

⑤好きな言葉、座右の銘は?

”初心不可忘、初心忘るべからず”ですね。ツアーに出始めた頃から胸に刻んでいます。ゴルフを始めた頃の楽しかった気持ちを忘れないようにしています。

ゴルフを仕事にすると辛いことも多々あるようですが、ゴルフの本当の楽しさを忘れない様にしているという辻プロ。私たちもゴルフを仕事にしているので辛いこともありますが、ゴルフの楽しさは忘れない様にしたいと思います。(あ、この取材はめちゃくちゃ楽しいです。)

 

⑥憧れのゴルファー、尊敬する人はいますか?

憧れのゴルファーは、スター性のある人です。(石川)遼君とか(宮里)藍さんとか、居るだけで周囲が盛り上がりますよね。尊敬する人は、、、たくさんいますが、やっぱり三嘴コーチですね。ゴルフを始めた時から教わってるんですけど、とにかく寝ないで24時間ゴルフのことを考えているくらいの勉強家なので、そういうゴルフに対する姿勢が本当に尊敬します、

と語る、居るだけで周囲を和ませてくれる辻プロ。尊敬する三嘴コーチとは皆さんご存知の通り、YouTubeの大人気チャンネル『三嘴善一 MITSUHASHI TV』を主宰しているあの三嘴コーチです。(私も大好きで毎回視聴させていただいてます。)

 

えーと、

えーと次の質問は、、、

きわどい質問しか用意してなかったので在庫がなくなりました。サイエンスフィット日記チームに無茶振りしましょう。

『よし、じゃあお前たち、辻プロに聞きたいことがあったら、何でもいいから聞いてみな。』

 

『じゃ、じゃあ僕から、、、』

⑧ゴルフショップには行きますか?

さすが営業マンのK君。寝ても醒めてもゴルフショップのことが頭から離れません。

行きますよ!ゴルフショップ大好きです。ゴルフクラブはあまり見ないんですけど、グッズとかウェアとか見てると楽しいです。特に面白そうな練習器具とかをついつい探してしまいます。

と、語る辻プロをチラ見するK君。いつか自分が営業訪問しているゴルフショップでばったり運命の再会をすること願っている様な顔をしています。

 

『え~と、、、では、』

⑨パッティングで気をつけていることは何ですか?ラウンド前はどんな練習をしますか?

今日は4パットあり、5パットありと、トーナメント仕様の高速グリーンにやられまくったM君。パッティングの自信が無くなってしまったようです。

 

パッティングで一番大事にしているのはタッチですね。まずタッチを決めてそこからラインを読みます。ラウンド前は長い距離を何回か往復して打って、グリーンの速さを確認します。

なるほど、今日は時間が無くてラウンド前のパッティング練習ができなかったので確認できませんでしたが、朝の練習が大事なようです。辻プロの視線に耐えられず正面を見ながら質問するM君は、緊張のあまり大好物のカツカレー、ライス、ルー、とんかつ大盛りがなかなか進みません。

 

ちなみに、大変遅ればせながら本日のグリーンの速さはこちら。

スティンプメーターの計測で10.0フィート。でも傾斜や芝目によってはもっと速く感じます。これがトーナメントになったらもっと速く仕上がることで有名な東名カントリークラブのグリーン。河川敷ゴルフ場やショートコースでのラウンドが多いM君にとっては、未知の領域でしょう。

 

 

『では、私からもひとついいでしょうか?』

突如現れたカメラマン兼初心者ゴルファーのT君。

⑩パットのラインを読むときに、パターを刀みたいにして構えてましたがあれは何をやっていたんですか?

たしかにあのポーズは気になりました。

なんか侍みたいでかっこいいです。

 

あれはボールに引いたラインとターゲットをパターのシャフトで合わせて確認してるんです。

『へー、面白い。ちょっとそのお箸でやってみてくれません?』

 

『お箸はちょっと、、、うふふ。』

お行儀の悪いことお願いしてすいません。ではボールペンでお願いします。

 

『狙いどころを決めたらそこに向けてボールに引いたラインを合わせます。そして狙いとボールのラインが合ってるかどうかを、パターのシャフトの外側で合わせて確認するんです。』

なるほど。私もとりあえずボールを狙いどころに向けて置いていますが、そのボールが正しく目標を向いているかは確認したことがありません。辻プロにとっては、パッティングの際の集中力を高めるルーティンにもなっているようです。

影響されやすいK君は必死に辻コーチのワンポイントレッスン、【パッティングのターゲットの合わせ方】に聞き入っていました。

 

以上、数々の質問に気さくに答えてくれた辻プロありがとうございました!

 

 

辻梨恵プロに最後のお願い

ということで、数回に渡りお届けしてきました特別企画【プロに挑戦!辻梨恵プロ編】ですが、ここで辻プロに最後のお願いをしたいと思います。

 

『あの~、、、すいませんが、新サイエンスフィット日記の連載100回を記念して、もうハーフ対決してくれませんか?

 

『ぜんぜんいいですよ。あははっ。』

やりました!笑顔で延長9ホールに快諾してくれました。

せっかく辻プロに出演いただいたのに、9ホールで終わってしまうのはあまりにも残念です。ということで前半の裾野コースに続き、後半はスタンレーレディスのインコースにあたる桃園コースの9ホールをラウンドすることとしました。

 

サイエンスフィット日記特別企画【プロに挑戦!辻梨恵プロ編】はまだまだ続きます!

 

辻梨恵プロのWITB

桃園コースに向かう辻プロ。その前に辻プロの活躍を支えるキャディバッグの中身をちょっとだけ見せてもらいました。

今日は練習ラウンドを兼ねているので、クラブはパターを入れて16本。フェアウェイウッドとユーティリティーの本数が多いですが、コースやコンディションに応じてセッティングを変えているようです。

ウッドに挿さっていたシャフトは、グラファイトデザイン社のPROTOTYPEと書かれたシャフト。ギア情報に詳しい方ならピンと来ると思いますが、このコスメは今年発売になったあのシャフトですね。ゴルフクラブはプロの要望や、プロの評価によって製品化されることも多いので、プロゴルファーはゴルフギア開発においても大きな役割を担っているのです。

ちなみにアイアンのシャフトは日本シャフトのN.S.PRO Zelos8。人気の軽量スチールシャフトです。

そしてウェッジのシャフトはN.S.PRO MODUSз WEDGE105です。ツアーモデルのモーダスシリーズの中でも軽量でしなり感のあるシャフトですね。

 

『新しいRS5はフェアウェイウッドユーティリティーも凄く良いです。おすすめですよ!』

とのことです。皆さんお忘れなく。

 

続いて。この流れでやっても全く需要が無いのは重々承知しておりますが、サイエンスフィット日記チームのキャディバッグの中身も紹介したいと思います。

まずK君。

ドライバーがRS5になった以外、今までと大きな変化は無さそうですが、ドライバーは確かに飛んでいて、辻プロを何度もオーバードライブしてました。

 

『僕のおすすめはこれです!今回の対決のために、PRGR直営店に駆け込んで購入してきしました。』

とパッティングが得意なK君が手にするのは、PRGRのシルバーブレードシリーズの新商品SILVER BLADE-EE03パターです。そういえばパターが変わっていました。

うん、前半もうちょっとだけパッティングを決めてくれてたらもっと説得力があったんだけどね。後半の活躍に期待しましょう。

 

続いてM君。

なんだかずいぶんシンプルなセッティング。

『僕はやっぱりこれです。フレループでスイング矯正して、レベルアップを目指してます。』

フレループを振り続けてベストスコアの82を出すまでに成長したMくんですが、今日はその成果がいまいち出ていないような感じです。後半のスタートまで、500回くらい振っておいてもらいましょう。

 

『ところでさ、、、あと9ホール戦ってもらっても、お前らこのままじゃどうせ勝てないだろ!?』

 

『大丈夫です。インタビューを聞いてて、ここが辻プロのホームコースでコースを熟知していることがわかりました。この辻プロの土俵で戦っても勝てませんので、後半は僕らの土俵で戦って、絶対勝ちます。任せてください!』

そう自信満々に言い放って胸を張るサイエンスフィット日記チーム。君たちの土俵って、、、まさか相撲するわけじゃないだろうな(汗)

後半9ホールの激闘の模様は、次回に続きます。

 

お楽しみに!

 

【辻プロサイン入り蛍光マーカープレゼントについて】

というわけで、あと9ホール行うことになりましたので、ご応募方法等については本編終了後にお知らせします。もう少々お待ちくださいませ。