プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

Hole 132 2020年サイエンスフィット日記年末総決算!(プレゼント企画付き)

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

激動の2020年もいよいよあと数時間で終わろうとしています。

本来なら霞ヶ関カンツリー倶楽部でおこなわれるオリンピックのゴルフ競技をテレビで応援していたはずの今年。世界全体が年初の予定と大きく変わってしまいました。

 

ちなみにサイエンスフィット日記メンバーの年明けに立てた目標を振り返ってみると、、、

K君は70台どころか、100以上打つことが何度もあり、平均スコアは結局94でした。大会の中止などもあり個人競技にも出場できずじまい。

 

T君も悲願の100切りは叶わず。トーナメントコースで103を出したのは凄いのですが、練習量は去年の5分の1以下でした。

 

昨年は好調だったM君もベスト更新はならず。サイエンスフィット日記オープンでK君を倒すこともできませんでした。

 

U君も平均スコア76は達成できず、平均スコアは82とややレベルダウン。ただし体重だけは昨年から増量を続け、夢の80台に乗せてきました。

 

ご意見番のS常務も具体的目標を掲げたもののことごとく未達。目標としていた『100切り選手権』での100切り達成も、大会中止により実現できませんでした。

 

ちなみに彼の場合は、、、

転勤によりブログに登場する機会が激減したF君ですが、噂によると先月78でラウンドしたようです。ただし報告義務を怠ったわけですから目標達成を認めるわけにはいきません。

 

と、いう感じで日記メンバーの彼らも思うような1年を過ごせませんでした。

そんな状況でありながら、今年も1年間サイエンスフィット日記を続けることができたのは、いつもご覧いただいている読者の皆さまの応援のおかげです。本当にありがとうございました。

今回は2020年総決算。苦しくても、辛くても挑戦を続け諦めない、PRGRサイエンスフィット日記の1年を振り返り、全力でこたつ記事を書いてみたいと思います。

 

サイエンスフィット日記2020年の歩み

1月

年が明けて希望に胸躍る1月。シーズンオフにしっかりスイング解析してゴルフシーズンに備えるべく、PRGRの各直営スタジオを紹介させていただきました。

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2月

2月はスタジオでのスイング作りだけでは無く、ゴルフ場でのラウンドレッスンの模様を紹介し、実戦力の向上を紹介しました。

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3月

3月は多くのゲストを直営スタジオに招待し、サイエンスフィット スイングスキャンを体験していただく模様を紹介しました。が、この頃より新型コロナウイルスの感染拡大が世界を覆い、PRGR直営店も休業を余儀なくされました。

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■3月の記事一覧はこちら

 

4月

4月。直営スタジオの休業、緊急事態宣言、外出自粛と、世の中の状況が刻一刻と変わるなか、緊急事態宣言前に撮り貯めたネタで細々とブログは継続します。

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5月

5月。おうち時間にこそエンタメを届ける。ということで、週一ペースだったブログ更新を週2ペースにしてメンバーの奮闘の模様をお届けしました。(が、そろそろネタが無くなります)

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6月

緊急事態宣言前に実施した今年一番の規模の戦い、己の限界に挑戦する”サイエンスフィット日記オープン”の模様を紹介。外出自粛も解け、PRGR直営店も営業再開し、新しい戦いに向けて動き出します。

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7月

おじさんたちの甲子園、日経カップ企業対抗ゴルフも無事開催されることとなり、選手として遂に我らがK君が会社の代表として(コネで)選ばれました。新たなる挑戦の始まりです。

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8月

コロナ自粛でゴルフができなかったK君の遅れを取り戻すべく、サイエンスフィット日記メンバーや様々な人がK君の武者修行に協力します。その全てに付き合った私のお財布の中身もヘソクリも、きれいさっぱり気持ち良いくらい無くなりました。

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9月

サイエンスフィット日記、いやサラリーマンゴルファーにとって1年でもっとも熱い戦い、企業対抗ゴルフ日経カップに挑戦する模様をお届けしました。

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10月

サイエンスフィット日記にスペシャルゲストとして、辻梨恵プロと森田理香子プロが登場!この興奮を読者の皆さまにお伝えするために10月の更新は15回となりました。個人的には限界突破達成!と思ったら2017年8月の更新頻度は24回でした。(凄いな3年前の自分!)

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■10月の記事一覧はこちら

 

11月

10月に続いて11月のスペシャルゲストは、なんとTEAM PRGR藤本麻子プロ。この熱戦の模様も連日お届けして更新回数は14回。悲鳴をあげていたお尻が遂に死にました。

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■11月の記事一覧はこちら

 

12月

そして今月、GDOのMさん、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオさんをゲストにお迎えしての対決企画。その副産物としてK君とNの抗争が勃発しました。

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■12月の記事一覧はこちら

ということで今年1年間で、過去最多となる年間96回の記事を投稿させていただきました。毎度重くて長いブログにより、皆さまのデータ通信量を浪費してしまって大変恐縮です。(そして年末年始の静かなお正月のお供に当ブログの過去記事を読み返していただければ幸いです)

 

沸騰記事ベスト5

続きまして、今年アップした記事から、閲覧数・コメント数の多かった沸騰記事ベスト5を紹介させていただきます。メンバーの挑戦をお届けする当ブログのなかでも、特に読者の心を掴んだエモい記事とは果たして!?

 

沸騰記事 第5位

Hole122 藤本麻子プロサイングッズ当選発表!/11月28日投稿

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藤本麻子プロとU君、T君の熱闘の余韻が続くなか、藤本プロとの対戦でゲットしたサイングッズの当選発表記事が年間第5位となりました。記事を締めくくるゴルフスキスギーの楽曲が読者の心を揺さぶってくれたようです。

 

沸騰記事 第4位

Hole103 プロに挑戦!辻梨恵プロと真剣勝負⑧【完結編】/10月11日投稿

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TEAM PRGR辻梨恵プロと、K君&M君の真剣勝負の決着編。対決のはずが最後は全員の力を合わせてバーディーをゲットし、いつの間にか感動巨編になってしまいました。協力いただいた辻プロ、ありがとうございました!

 

沸騰記事 第3位

Hole76 2020年夏。俺たちの挑戦!/7月13日投稿

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人気女子プロ2人の記事を抑えて3位に入ったのが、日経カップの挑戦を表明した記事。K君の選手入りが発表され、激励のコメントを多数いただきました。ここでもゴルフスキスギーの楽曲が記事を盛り上げました。

 

沸騰記事 第2位

Hole37 お年玉企画当選発表!(とメンバーの決意表明)/1月20日投稿

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2位は冒頭にご紹介した各メンバーの2020年決意表明でした。メンバーの目標に対して応援コメントを多数いただき誠にありがとうございました。また、そんな皆さまのご期待に応えられず大変申し訳ございませんでした!

 

そして、今年一番の沸騰記事がこちら。

 

沸騰記事 第1位

Hole92 大感謝プレゼント企画。当選者発表!/9月29日投稿

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2020年もっとも読者の皆さまの心を揺さぶったのは、日経カップの挑戦に感謝したプレゼント企画の当選発表でした。ご応募、コメントいただいた皆さまありがとうございました!

 

2020年 年間MVP発表!

続きまして、2020年に当ブログにもっとも貢献してくれた年間MVPを発表いたします。

完全に私個人の独断となりますので、本当は年間最多投稿記録を更新した自分自身にあげたいのですが変な空気になっちゃいそうなのでやめて、今一度じっくりサイエンスフィット日記メンバーの今年の活躍を振り返ってみたいと思います。

 

まず当ブログの主人公の座をサイエンスフィット日記オープンで勝ち取ったK君。

今年の登場回数は他を圧倒する51回!そして今年は(コネで)念願の日経カップの代表選手となり活躍してくれましたが、相変わらず結果が出ない1年でした。諦めずに真面目に挑戦し続ける姿が読者の皆さんの応援を呼んだことは称賛に値しますが、何しろ今は(低レベルの)喧嘩中なのでMVPをあげる気にはなりません。

 

続いて若手の急先鋒M君。

今年の登場回数20回。辻梨恵プロとの対決では渋い活躍を見せてくれました。去年は100切りから一気に80台前半まで到達し勢いを見せてくれましたが、今年は停滞の年でスコア100前後をウロウロする状況。来年の飛躍に期待したいと思います。

 

続いてサイエンスフィット日記の王様U君。

登場回数28回。圧倒的実力を持つキラキラ輝く王様キャラでやってきましたが、競技ゴルファーとしての緊張感が無くなり体型にも変化が出てきました。でも世の中の多くのおじさんが通ってきた道ですので仕方ありません。

 

次は永遠の初心者ゴルファーT君。

カメラマンとしてのチョイ役も含めて登場回数35回。藤本麻子プロとの対決では、アマチュアゴルファーへのモノづくりを標榜するゴルフメーカーPRGRのクラブを使って大活躍してくれました。MVP候補であるのは間違い無いのですが、今年のプライベート練習2回、プライベートラウンド1回という熱意の欠如により授賞は見送りです。

 

そして転勤してほとんど登場機会の無いF君。

今年は久しぶりにラウンドの模様も紹介して、登場回数は4回。根強いファンがいるF君ですが、今年はまったく喋っていないことが判明したのでMVPという訳にはいきません。また別の機会で活躍してもらいましょう。

 

『う~ん、、、決め手に欠けるなあ。』

 

その他のメンバーを見てみると、

サイエンスフィット日記のご意見番、S常務は21回登場。名言でメンバーを鼓舞しブログを盛り上げてくれましたが、S常務も100切りが遠のき停滞中。

 

K君の永遠のライバル、S先輩は12回登場。今年は日経カップ選手の座をK君に譲り、サポート役に徹してくれました。ただ、完全にいいひとになってしまったS先輩は同時にキャラも失ってしまったため、いまいちパンチに欠けるんだよなあ。

 

そしてK君の元同僚のGさん、たった1回の登場ですが毎回PRGRの新商品が出る度にフルセット購入してくれる素晴らしいゴルファーです。う~ん、、、年間3セット買ってくれたらMVPをあげます。

 

ということで難航を極めるMVP選定ですが、その答えは沸騰記事ベスト5にありました。

 

 

発表します。

 

今年のサイエンスフィット日記のMVPはこのひとです。

謎のゴルフ好き覆面ミュージシャン、ゴルフスキスギーです。

世の中が外出自粛という檻に閉じ込められている時に誕生したミュージシャン。その素性はまったくの謎ですが、ゴルフが好きだ。という熱量は物凄く、今まで数々のエモい曲を提供してくれました。

 

足が震え、吐き気が出るほどのプレッシャーのなかティーイングエリアに立つ日経カップ選手、いや世の中のサラリーマンゴルファーへの応援歌『つくばの唄』

(音が出ます)

 

ゴルフの日の朝のワクワク感、ゴルフの楽しさをすべてのゴルファーと共有するため、音楽仲間であるバンジョーマン、レフティーKと作り上げたサイエンスフィット日記のテーマソング『ScienceFit Rollin’(サイエンスフィット・ローリン)』

(音が出ます)

 

そして大叩きした帰り道の切なさを多くのゴルファーと分かち合うために生まれた鎮魂歌、『ScienceFit Rollin’ /黄昏バージョン』

(音が出ます)

その全てが発表した瞬間に閲覧数とコメントが急上昇するほど、多くのゴルファーの心を直撃したのです。コロナ禍という社会の抑圧から生まれた自由の象徴。その正体は誰にもわかりませんが、おそらく普段とてつもなく抑圧されている人なのでしょう。

 

ありがとう、ゴルフスキスギー(とバンジョーマンとレフティK)。来年もどうぞよろしく。

(ていうか、年末年始の休みの間にもう2・3曲作っといてくれないかなあ・・・)

 

大感謝!プレゼント企画

最後に今年も1年お付き合いいただきました皆さまへ、恒例のプレゼント企画を行いたいと思います。

今回のプレゼントは、K君との対決でご協力いただいた

 

①野村タケオさんのオリジナルランドリーバッグ(青か白のうち1枚)

※野村タケオさんのサインは入りません

 

②サイエンスフィット日記のロゴをプリントしたNEW SOFT DISTANCEボール(6球)

※パットの際にロゴをラインに合わせれば、ターゲットマークにもなります

 

③PRGRオリジナル蛍光マーカー1枚

※辻梨恵プロのサインは入りません

 

この3点をセットにして抽選で20名の方にプレゼントさせていただきます。

なお抽選から外れてしまった方には、PRGR蛍光マーカー(1枚)をプレゼントさせていただきます(久しぶりに応募者全員プレゼントです!)。専用応募フォームよりお手数ですがアンケートにお答えいただきご応募ください。皆さまからのご意見、ご応募お待ちしております。

 

■アンケートおよびプレゼント応募は以下応募フォームから

新サイエンスフィット日記・年末読者プレゼント

  • アンケートにお答えの上、ご応募ください
  • 応募はおひとりさま一回限りとさせていただきます。(重複応募があった場合は一番最初の応募を生かさせていただきます)
  • 当選につきましては応募締め切り後、当ブログ内にて発表させていただきます。
  • 応募締め切り:2021年1月17日(日)23:59まで(受付は終了しました)

 

 

ということで、

本年も大変お世話になりました。皆様の閲覧数とコメントがブログ継続のガソリンとなり、一年間続けることができました。あらためてお礼申し上げます。

PRGRは引き続きアマチュアゴルファーの笑顔を作るために活動してまいります。そしてサイエンスフィット日記は更なる挑戦を続けてまいります。

来年もぜひご期待いただき、引き続きお付き合いくださいませ!

 

はてなブログでの更新停止について】

いつもはてなブログで当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

当ブログはPRGRスクールサイト(https://www.prgr-school.com/)にて運営しており、その内容をはてなブログに転載していたのですが、見やすさ、使いやすさを改修するうちに、はてなブログで実行できない機能等が生じてはてなブログ上では読みづらい状況になってきてしまいました。

つきましては誠に申し訳ございませんが、2020年を以ってはてなブログでの当ブログの転載を停止させていただきます。サイエンスフィット日記は引き続きPRGRスクールサイトで更新してまいりますので、そちらをご覧いただければ幸いです。

今までのご愛顧、誠にありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

 

●PRGRスクールサイト・サイエンスフィット日記

https://www.prgr-school.com/blog/

 

●ブログ更新のお知らせはPRGRサイエンスフィットSNSにて

https://www.facebook.com/prgr.sciencefit/

https://twitter.com/prgr_sciencefit

 

 

2020年12月31日

サイエンスフィット日記 N

Hole 131 最強ゴルフバカとの真剣勝負が決着!@太平洋クラブ佐野ヒルクレストコース

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

様々な挑戦を続けてきたPRGRサイエンスフィット日記、2020年最後の大勝負として、サイエンスフィット日記の主人公K君ゴルフバカイラストレーター野村タケオさん(ノムさんによる9ホールのガチンコマッチプレーをおこなっております。

 

4ホールを終えて、予想通り史上最強アマ、ノムさんが2アップとK君をリード。

 

 

やはり相手が悪かったのか。3連敗で一気に劣勢となった我らがK君。

まだまだ勝負はこれからです。PRGRとサイエンスフィットを背負う男の反撃に期待しつつ、次のホールに進みましょう。

 

14番ホール 359yds パー4

右サイドに落とすと隣のホールの池があるのでティーショットは左サイド狙い。花道が広いのでセカンドショットは攻めやすいよ。

と説明しながら打った最強アマ、ノムさんのショットは、

ノムさん1打目

安定のナイスショット!フェアウェイをキープ。

 

さあ、劣勢のK君は、

K君1打目

ビッシイー!!

おお、これは素晴らしいドローボールが出ました。まだK君は死んでいません。

 

さあ、K君のセカンドは残り130ヤード。9番アイアンのショットは、

K君2打目

ピン筋に飛ぶもややショートか。

 

そしてノムさんのセカンドは、

ノムさん2打目

やや左でグリーンエッジ。

 

K君のボールは砲台グリーンを転がり落ちてラフで止まっていました。皆さんご存知の、K君の20個ある弱点のうちのひとつである左足上がりのライです。

グリーンまで行って落としどころを確認するK君。プロみたいですが、これはミスする前のフラグでしょうか。

もうミスができない状況でのK君のアプローチショット。

 

K君3打目

寄せたー!!

久しぶりに見るK君のナイスアプローチ。偶然だと思いますがよくぞこの場面で偶然を出してくれました。

 

それを見たノムさん

『秘技、タテヤマ”!!

出ました!寄せワン率80%。チップインも狙える、7番アイアンをパターのように打つノムさんの得意技、その名もタテヤマ

片手シングルゴルファーが本気で平均スコア94ゴルファーを潰しに来ています。

 

ノムさん3打目

おおーっと惜しい!

本気で入れに行く、鬼気迫るアプローチショットでした。

 

緊張感高まる真剣勝負。

まずはK君の2.5メートルのパーパット。

 

K君4打目

ガシャッ

カラン!

決めた!K君が先に決めました。

 

これを見てノムさんも、

ノムさん4打目

ガシャッ!!

ピンをへし折る勢いのパーパットはピンに弾かれてしまいました。

 

『ありゃー。』

ということで、このホールは久しぶりにK君が取りました!

 

 

『やるやん!燃えてきたわー。』

K君の反撃のガッツパーを称えるノムさん。取るか取られるか。引き分けホールが全く無いバチバチのどつき合いとなっております。

 

15番ホール 325yards パー4

距離が短いからティーショットは安全にフェアウェイに置きたいね。グリーン周りが難しいからセカンドは確実にグリーンに乗せたい。

そして右のほうには池も見え隠れしています。

 

さあ、ひとつ取り返したK君、ここも取ってイーブンに戻したいところ。

K君1打目

バコン!

 

『あっ。』

ボールは右の林方面、いや池方向へ!!

ここでK君の(自分が死ぬという意味での)必殺、手浮きプッシュアウトが出てしまいました。

 

それを見たノムさんは、

ノムさん1打目

ここでも安定のティーショット。勝負どころでは絶対にボールを曲げません。

 

K君のボールは何とか池を越えてましたが林の中。まずは林からの脱出を試みます。

K君2打目

無事フェアウェイに戻すことができました。そうこうしている間にノムさんはセカンドショットをグリーンサイドに運んでいます。

 

さあ、後が無いK君のサードショット。何とかピンに寄せたい。

 

ここで、

K君3打目

カツーーーーーーーーーーーーン!

で、出てしまいました。(自分が死ぬという意味で)必殺、打ち急ぎフリップトップ

ボールは強い中弾道でグリーンの上空を突き抜けていきました。

すかさず日本を代表するカメラマンさんがK君の表情を下からなめます。これぞリアルドキュメントです。BGMはサンサーラです。

 

グリーンをオーバーしたK君のボールは、グリーン奥のバンカーに。

ここに来てK君の20個ある弱点の中でも最大の弱点、バンカーショットの機会が訪れるとは。ちなみにグリーンはピンに向かってかなり下っています。

勝負の一打。

K君4打目

ぼんっ。

K君にしたら最高のバンカーショット。

が、ボールは無情にもピンをオーバー。花道まで転がり出てしまいました。

 

一方、ノムさんはグリーンエッジから、

な、なんとここで秘技”とんぼ”です!

 

ノムさん3打目

おお!あわやチップイン。

数々の技でK君を追い詰めるノムさん。(ちなみにアメリカン”という技もあるようです)

 

そして、

ノムさん4打目

パーパットを決めてあっさりとこのホールを取り返しました。

 

 

反撃の目を摘むタイミングが絶妙です。強い、強すぎるゴルフバカイラストレーター。

 

(自分が死ぬという意味での)必殺技のオンパレードで自滅してしまったK君。

いよいよ後が無くなってきました。

 

16番ホール 515yds パー5

左に行きやすいので、右サイドから攻めたほうがいいね。左は隣のホールだけど、戻すのが大変なんよ。

うねりながら徐々に細くなるフェアウェイ。攻めながらも、正確性が問われるホールです。

 

『残り3ホールで2ダウンって、かなりまずいね。このホール負けたら終わりだぜ。』

 

『そうですね。負ければ終わりなのでもう攻めるだけです。バーディー狙いでいきます。』

PRGRとサイエンスフィットの看板を背負った男はこのままでは終われません。残り3ホールで奇跡の大逆転を狙います。

 

ノムさん1打目

パキィーン!

ここも安定のドライバーショットでフェアウェイをキープ。

 

K君1打目

バゴーン!!

奇跡を信じて振りちぎったK君のショットは、、、

 

 

 

左の谷底へ!!

必殺、”思いっきり力んだ手打ちでチーピン”。です。

 

ノムさん2打目

フェアウェイから確実に前に進むノムさん

 

K君2打目

何とかコース復帰を試みるK君と、谷底まで付き合わされる日本を代表するカメラマンさん。

 

K君4打目

寄り道したものの、なんとかグリーンを目指すK君。

 

そして、

ノムさん3打目

確実にグリーンに乗せて、とどめを刺しにくるノムさん

 

いよいよ危機的状況を迎えました。

K君のボールはグリーン横の芝が綺麗に刈られたエプロン。

 

ここでK君が取った作戦が、

なんとノムさんに教えてもらった、秘技”とんぼ”です!!

 

『入れたらパーです。寄せるじゃなくて、入れにいきます。』

 

入念にイメージを作るK君、振り幅、強さ、落としどころ、ライン・・・

 

 

『よし。』

 

K君の勝負の一打は、

K君5打目

シャキン。

手を使いすぎてシャンク!!

※笑いすぎて画面がブレてしまったことをお詫びいたします

 

崩れ落ちるK君、駆け寄るカメラマン、止まらないボール。を眺めるノムさん。とんでもない地獄絵図です。

 

さすがのK君も思わず笑っちゃってます。

 

気を取り直して何とかボールを寄せるK君。

K君6打目

 

ノムさんはバーディーパットからの、

ノムさん4打目

パーパットを沈めて勝負あり。

 

 

このホールもノムさんが取ったことにより、、、

 

どん!

サイエンスフィット日記K君とゴルフバカイラストレーター野村タケオさんとのマッチプレーは、3アンド2でノムさんの勝利!

(そりゃあ、そうですよね。予想より早く終わったけど)

 

動画チームのほうも、締めのコメント撮りをしています。

※まったく喋れていないK君

 

『いやあ、強かったなあ。戦ってみてどうだった?』

 

『ホント曲がらないし、アプローチの上手さが凄かったです。勝てそうで勝てない、気が付いたら差が開く一方で、完敗です。』

実力差は歴然でしたが、勝負の分かれ目は11番ホールのティーショットじゃないでしょうか。あそこで流れが変わったような気がします。それにしてもクラブ競技でマッチプレー慣れしている野村さんと、ダブルス競技ばっかりやっているK君とのメンタルの差も非常に大きかったと思います。

 

『野村さん、今日はありがとうございました。予想通りの結果でしたが、どうでしたか?K君は。』

 

『いやあ、朝イチバーディーだったしスイングも綺麗だし、最初はホンマやばいと思ったよ。でも初めてのコースだし、今日はグリーンも速かったし仕方ないよね。K君上手そうなんやけどね~。何でスコア出ないんやろ。』

いつも通り”上手そうなのに何でだろ”というコメントをいただきました。その謎を解明するために、我々PRGRは総力をあげてサイエンスフィットというスイング解析システムを日々進化させているのです。

最後にK君からこんな質問が。

『あ、あの、、、70台を出す秘訣ってありますか?』

 

『う~ん、、、ミスを減らすとか、ショートゲームの引き出しを増やすとか色々あると思うけど、やっぱりゴルフが好きで好きでたまらないっていう気持ちが一番大切なんじゃないかな。』

なるほど、ゴルフバカ(ゴルフ界においては最上級の褒め言葉です)ならではのアドバイスです。好きこそものの上手なれ。やらされるんじゃなくて自ら興味をもって熱くゴルフに取り組むということですね。

野村さん、ご出演ありがとうございました!

 

新たなる敵、新たなる戦い。

ちなみに、真面目なK君は今回のラウンドのスコアもしっかり付けてました。

それがこちら。

 

後半のマッチプレーでのスコアは52。トータルスコア98。

残念ながら2020年も夢の70台は単なる夢で終わってしまいました。

 

帰り道。重苦しい雰囲気の車中では、S常務の名曲『ScienceFit Rollin’/黄昏バージョン』を口ずさむ気にもなりません。

モヤモヤした気分のなか、気が付くとK君の自宅に到着してました。(いつの間にかほんの1時間くらい寝ちゃってたのかもしれません)

 

■埼玉県 某市

 

『はあ~、しっかしまた惨敗だったな。情けねえなあ。。。』

 

『・・・。』

 

『サイエンスフィットに3年通ってこの結果ってお前、サイエンスフィットの逆広告だよな。』

 

『まったくしょうがねえなあ。早朝から栃木まで乗り込んで行ってこの結果。もう努力しても意味無いんじゃないの?』

 

プチン

 

(そのとき、確かに何かがちぎれる音が聞こえました。)

 

『はあー!?あんただっていつも100以上打ってるだろ!こっちは年末の忙しいなか時間作ってやったのにふざけんなよ!』

あれ?K君とはかれこれ10年以上のお付き合いで、新入社員当時は一人暮らしのK君の部屋に押しかけて連日連夜ウイイレをやり尽くした中ですが、この展開は初めてです。

 

ということで、

 

『俺はいつも撮影しながらやってんだよ!スコアは二の次なんだよ!ちなみに俺のスマホのデータ容量の92%がお前の画像と動画だからな!データがいっぱいになる度に家族の画像を消してるんだからな!』

 

『知るか!』

 

『この、下手くそー!!』

 

『そっちのほうが下手だろ!このドライバーイップス。』

 

『行ったな、このアプローチイップス!今ので俺の繊細なハートは完全に壊れたぞ。よしわかった、そこまで言うなら本気を出してやるよ。サシでガチンコ対決だー!!』

 

すいません、ついつい取り乱してしまいました。

と言うことで、急遽年末最後にゴルフの予定を入れることにしました。

2020年、ホントに最後の戦いは、K君とNの直接対決です。

 

図らずも、

という読者アンケートの要望を実現することとなりました。

 

アプローチイップスのK君とドライバーイップスのN。はたして勝利を掴むのはどちらなのでしょうか。この模様は年明け一発目に”ほぼ”リアルドキュメントでお届けしたいと思います。

 

ちなみにこの状態で本年を終えるわけには行かないので、次回は毎年恒例『2020年サイエンスフィット日記総決算』をお届けしたいと思います。

晦日もぜひお付き合いください!

つづく

Hole 130 史上最強のゴルフバカとマッチプレー対決!@太平洋クラブ佐野ヒルクレストコース

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

様々な挑戦を続けてきたPRGRサイエンスフィット日記、2020年最後の大勝負はサイエンスフィット日記の主人公K君ゴルフバカイラストレーター野村タケオさんによるガチンコ対決です。

 

前半9ホールは様子見としてPRGRクラブの試打ラウンドを実施。

いつもよりは調子のよさそうなK君と、

 

片手シングルの実力を存分に発揮する野村タケオさん。

 

史上最強の対戦相手!

さあ後半9ホールはいよいよ両者のガチンコマッチプレーです。

ちなみに野村タケオさん(通称:ノムさん)は前半はPRGRクラブでプレーしましたが、後半はマイクラブを使用します。知り尽くしたホームコースでK君を迎え撃つ、マッチプレーが得意で片手シングルの野村さん。間違いなくサイエンスフィット日記史上最強のアマチュアゴルファーです。

 

そして、

2人を撮影するカメラマンさん。

この対決の模様は、野村さんが運営している大人気YouTubeチャンネル『野村タケオのゴルフバカTV!』でも後日紹介予定です。

ちなみに撮影してくれているのは、有名アーティストのMVやCM、映画などで活躍する日本を代表するカメラマンの方です。何故そんな人がここに!?と思いますが、この方も完全なゴルフバカ(ゴルフ界では最上級の褒め言葉)なのです。

■YouTubeチャンネル 『野村タケオのゴルフバカTV!』はこちら

 

カメラが回るとさらに強くなるという野村さんと対照的な、勝負弱い平均スコア94のK君。この勝負どう考えても勝ち目が無いと思います。

 

『おいおい、大丈夫か?相手はめっちゃ強いぞ。すぐ終わっちゃうんじゃないか?』

 

『いや、前半9ホールラウンドしてみて、今日はいける気がします。高速グリーンに苦労しましたが、ショット自体の調子は今年一番良いです。クラブの力も借りて、勝ちます!』

自身満々に答えるK君。確かに前半は大きなミスはいつもより少なかったと思います。アイアンがいつも使っているTUNE 01CBでは無くミスに強いPRGR 01IRONなので安心してプレーできるようです。

ではいよいよ対決スタート!メンバーさんである野村さん(ここからはノムさんと呼ばせていただきます)にコース解説してもらいながらプレーします。

 

ガチンコマッチプレースタート!

10番ホール 351yds パー4

ここは距離は無いけどグリーンの周りに木が何本かあるので、セカンドは高い球でグリーンを狙わないといけない。ちなみにグリーン手前は窪んでいるのでアプローチが難しいよ。

カメラの前でも余裕の表情のノムさん。カメラが回るとさらに強さが増すという噂は本当のようです。

 

ノムさん1打目

バシッ!!

 

『おー、ナイスです!』

フェアウェイ真ん中にナイスショット!さすが片手シングル、本当にドライバーが曲がりません。

 

続くK君、カメラに向かってポーズを決めていますが果たして、

 

K君1打目

バキィィーーン!

 

『お、ナイスー。』

これもやや右ながらナイスショット。そうです、サイエンスフィット日記開始以来3年余り、ずっと間近で画像、動画を撮られまくってきたK君にとって動画撮影は慣れっこなのです。最強アマにもひけをとっていません。(ただしトークは全然ダメ)

 

が、早速K君に試練が。

 

セカンド地点のボールは木の根元に。さらに目の前には大きな木がグリーンを遮っています。

K君2打目

これは見事に木の間を抜けてグリーン方向に飛んでいきました。

 

一方のノムさんはフェアウェイの絶好のポジションから、

ノムさん2打目

あっと、ちょっと木に当たったか。グリーンに届きませんでした。

 

前半のラウンドと打って変わって、2人の間には緊張感が漂っています。

 

K君のセカンドショットはピンを大きくオーバーしたものの、グリーンに乗っていました。

 

そしてノムさんのボールは、

 

あらら、ディボットにはまっちゃってます。

砲台グリーンでこのライはとても難しいが果たして。

 

ノムさん3打目

上手い!!

けど、スピンが入らずピンを4メートルオーパー。

 

さあ、K君のバーディパットは、

K君3打目

ラインを読み間違えて2メートル残してしまいました。

 

ノムさんのパーパットは惜しくも入らず。

 

さあ、K君はこのパーパットを入れればこのホール勝ちです。

 

K君4打目

コロン

入れた!!

根性で決めて、このホールはなんとK君が取りました。宣言通り、今日はやってくれそうです。

 

 

11番ホール 484yds パー5

このロングは距離は短いんだけどフェアウェイ途中に池があるので、ティーショットは220ヤードくらいまでしか打てない。刻んで3打目勝負だね。

ティーグラウンドからは見えませんが、正面のマウンドの先には池があるようです。

 

さあ、スタートホールを取ったK君がティーイングエリアにあがってきました。

手にはRS5フェアウェイウッドの5番を持っています。

 

K君1打目

バシュッ!!

これも素晴らしいドローボール。ボールはマウンドの先へ消えていきました。

 

ノムさん1打目

続くノムさんもクリークでフェアウェイ右からドローで攻めます。

 

さあ、セカンド地点へ。

 

・・・あれ?

 

『ぼ、ボールが無い。。。(汗)』

 

『う~ん、池だね。左は入りやすいんだよね。』

予想以上に飛んで、思いがけないドローボールのおかげで転がって池に入ってしまった模様。アウェーでの戦いならではですが、ナイスショットだっただけに悔しさが残ります。

 

K君3打目

ドロップしての3打目はひっかけて左へ。池ポチャで動揺しているようです。

 

一方のノムさんはセカンドショットを安全に刻んで、3打目でグリーンを狙います。

ノムさん3打目

これは惜しくもグリーンエッジ。

 

K君のボールはバンカーに入ってました。何とか奇跡の寄せワンパーを獲りたいところ。

K君4打目

カッツーーーン。

 

『ああっ』

 

ここで出ました!(自分が死ぬという意味での)必殺バンカーホームランを、太平洋クラブ佐野ヒレクレストコースでも披露。ちなみに今季第30号です。

呆然とグリーン奥のアルプススタンドを眺めるK君。

 

そのホームランボールはここ。

生垣の手前で発見。完全に打てません。

 

K君5打目

とりあえず横に出して、奇跡を信じて、、、

K君6打目

カップを狙うもグリーンに届かず。

 

大変お待たせしました。ノムさんはグリーンエッジから、

ノムさん4打目

上手ーい!

ベタピンに寄せました。流石のアプローチテクニックです。

 

完全に勝負はついてますが、ノムさんにOKを出さずにアドレスに入るK君。

こ、これは、、、

前半のラウンドでノムさんに教わった超安全アプローチ、”とんぼ”です。

 

K君7打目

チップインを狙うも、これは入らず。

ただし、超安全アプローチ”とんぼ”がだいぶモノになってきました。勝負を諦めずに次につなげる一打だったと思います。

ということで、このホールはノムさんの完勝。

 

 

 

12番ホール 171yds パー3

池とバンカーに囲まれたショートホール。引っかけると池に入りやすい。グリーンは左右が段になっているので、ピンがある面に乗せたい。

見るからに難しそうなホールです。まずはノムさんから。

ノムさん1打目

これもナイスショットでグリーンオン!

 

さあ、K君は、

K君1打目

あっと、K君は引っかけてしまいましたが、何とかグリーンエッジで止まりました。

 

ピンまでおよそ15メートル。

OKの距離まで寄せたいところ。

 

K君2打目

やっぱり速い!オーバーして微妙な距離を残してしまいました。

 

そしてノムさんはこの距離のバーディーパット。

ノムさん2打目

これは惜しくも入らず。

 

さあ、K君のパーパットです。根性を見せられるか。

 

K君3打目

これを入れることができず、痛恨のボギー!

 

そして、

ノムさん3打目

ノムさんはパーパットをしっかり決めて、このホールもノムさんの勝利!

 

 

連敗してやや焦り始めるK君。

 

余裕の表情のノムさん。さすがマッチプレー慣れしています。

 

13番ホール 452yds パー4

ここは長くて難しいのよ。ティーショットはとりあえず飛ばしたいね。曲げると右も左も隣のホールです。

 

さあ、連勝で波に乗るノムさんティーショット。

ノムさん1打目

バッキィィー!

『うわっ、あかん!』

 

飛ばそうと力んだのか、ボールは右に一直線。

 

それを見たK君は、

K君1打目

バッシィィー!

ノムさんから発せられるプレッシャーのなか、見事にフェアウェイをキープするナイスショット。ノムさんに逆プレッシャーをかけます。

 

ノムさんのボールは右の斜面を落ちていって、隣のホールとの境にありました。

残りはまだ250ヤード以上あります。ここからフェアウェイウッドで、

ノムさん2打目

バシッ、コーン!!

『あか~ん!』

 

ボールは目の前の木に当たってカート道に。

つま先さがりの斜面で残りは220ヤード。目の前には高い木があり、さらにピンチが続きます。

 

ちなみに心配になって見に来たK君の表情がこちら。

 

完全に勝利を確信してます。

 

ノムさん3打目

これはスーパーショット!見事に木を越えていきました。

 

そしてK君のセカンドショットは残り210ヤード。

K君2打目

やや左ながらグリーン方向に飛んでいきました。

悠然とフェアウェイを歩くK君。このホールで勝負を振り出しに戻しましょう。

 

ノムさんのボールはグリーン手前まで来ていました。

ここで7番アイアンを手にしたノムさん

ノムさん4打目

おー、ランニングアプローチでピンに寄せました。

『秘技、”タテヤマ”!!』

スゴ技のオンパレード。さすが片手シングルはアプローチの引き出しが半端じゃないです。

 

一方、このホール優位にプレーするK君はグリーンエッジから、

K君3打目

ん?ちょっと遠すぎてわかならいので画像を拡大してみると、

思いっきりダフってました!

K君の(自分が死ぬという意味での)必殺技その②、アプローチチャクリがこの大事な場面で出てしまいました。いや、大事な場面だからこそ出たのでしょう。

 

とは言えまだK君のほうが有利です。なんとかパターでピンに寄せます。

K君4打目

が、これもオーバー。ヒルクレストコースの高速グリーンがK君を苦しめます。

 

続いてノムさんのボギーパット。

ノムさん5打目

これを入れられず、このホールまさかのダブルボギーとしてしまいました。

 

さあ、

K君はこれを入れたらこのホール勝ちです。

 

K君5打目

あああー!入らず。

貴重なチャンスをものにできませんでした。

 

K君6打目

あ!

返しも外しちゃって、まさかのトリプルボギー。結局このホールはノムさんの勝ちとなりました!

 

 

これは悔しい!下を向き、唇を噛み締めるK君。

気が付いたら、

ノムさんが3連勝で一気にK君との差を広げています。

 

残り5ホールでK君の巻き返しはなるのか?ノムさんが一気に勝負を決めるのか?

この続きは次回につづきます。お楽しみに!

 

Hole 129 ゴルフバカのPRGRクラブインプレッション!

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

2020年最後の戦いに向けて、夜明け前の東北自動車道をひたすら北上し、

 

まだ日が昇りきっていないゴルフ場に到着しました。

■栃木県 佐野市

今回お邪魔したのは、太平洋クラブ佐野ヒルクレストコース。鬼才デズモント・ミュアヘッド設計による、池、バンカー、森、林、丘陵を戦略的に配置した変化に富んだ18ホールのゴルフ場です。

 

そこに、

サイエンスフィット日記の主人公K君が威風堂々と登場です。

 

『昨日サイエンスフィットで練習してきたので大丈夫です。今日こそ結果を出します。』

70台を出すためにPRGRサイエンスフィットに通ってはや3年。現在のベストスコアは81、平均スコアは94ですが、そろそろ本人も(会社的にも)結果を出したいところです。

※ちなみに本人は気付いていませんが、K君は過去にブリック&ウッドクラブやアバイディングゴルフソサエティセゴビアゴルフクラブインチヨダなどミュアヘッド氏設計のコースをいくつかラウンドしていますが、その全てで100以上打っています。

 

マスター室前に表示されていたグリーンスピードは9フィート。コースメンテナンスの素晴らしさも同コースの特長です。

コースを見てみるとグリーン周りに池が絡み、なんとも戦略的で挑戦意欲を高めてくれます。

 

スタートまで時間があるので、ドライビングレンジで体を温めるK君。

すると早朝のドライビングレンジでもうボールを打っている人の姿が、

 

2020年最後の大物ゲスト!

『あ、野村さん、おはようございまーす。』

 

『ども~、おはようございます。』

今回のゲスト、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオさんの登場です。

 

イラストレーターであり熱狂的ゴルファー、いわゆるゴルフバカ(ゴルフにおいては褒め言葉です)としても様々なゴルフメディアでご活躍の野村タケオさん。自身のYouTubeチャンネルブログも大人気で、多くのゴルファーから支持を集める有名人です。(ちなみに、ここ佐野ヒルクレストコースは野村さんのホームコースです)

■YouTubeチャンネル 『野村タケオのゴルフバカTV!』はこちら

■Amebaブログ 『野村タケオのゴルフバカな話』はこちら

 

『いやあ、寒いね~。今日はウィンターコンポ着てこようかと思っちゃった。昔よく新宿のセコンドで買ったなあ。』

 

『へ?』

20数年前にヒットしたPRGRの防寒ウェアと、10数年前に閉店したPRGRの中古&アウトレットショップの話題にまったく付いていけないK君。さすがゴルフバカ、知識の量と深さが半端ではありません。

 

ちなみに、PRGRはNEW SOFT DISTANCEボールのPOP(このタッチ見たことある人も多いと思います)や、

サイエンスフィットの紹介動画などでも野村さんにご協力いただいております。

 

シングルハンデの野村さんですが最近はさらにゴルフの腕前に磨きがかかり、なんとハンデ5を切るいわゆる5下シングル。全ゴルファーの2%ほどしかいないと言われている、片手シングルゴルファーなのです。まさにサイエンスフィット日記史上最強のアマチュアゴルファーです。今日は野村さんに70台を出す秘訣を聞きつつ、胸を借りたいと思います。

さすが安定した球筋。ちなみに打っているのは、進化した飛び系、PRGR 02アイアンです。

『いやあ、このアイアン打ちたかったんですよ。楽しみだなぁ。』

今日はPRGR NEWクラブの試打も兼ねたラウンドとなります。前半9ホールはPRGRクラブを使ってラウンドしてもらい、後半9ホールはK君とのガチンコマッチプレーをおこないます

 

かたやサイエンスフィット日記メンバーの我らがK君。見た目シングルと言われ続けているK君のショットは、

お、ナイスショットを連発しています。前日のサイエンスフィットレッスンの効果が続いている模様。

 

この時点では実力伯仲、名勝負の予感がします。

ちなみに前半は勝負ではなくPRGRの新商品でラウンドなので、カートにはPRGRクラブが満載。

さあ、いよいよスタートです。

 

ラウンドスタート!

1番ホール 365yards パー4

『スタートホールは結構広いけど、飛ぶ人は右のバンカーに入っちゃうので注意してください。』

メンバーさんである野村さんにコース解説をしてもらいながらバックティーからラウンドします。

まずは野村さんから。RS5ドライバーを試します。

パシィィーン!

これはナイスショットでフェアウェイ真ん中。さすが最強アマチュアゴルファーです。

『おお、これ飛んでるんじゃないの?』

 

続くK君は、

バシィィィーン

綺麗なフェードボールで、なんとこれもど真ん中へ。

『うぉっ!なに、うまいやんか。』

 

両者とも最高の朝イチショットでしたが、飛距離は野村さんのほうがちょっと飛んでいました。

K君のセカンドショット。

これはピンに絡むナイスショット!

 

続いて野村さん。

ちょっと大きくて、グリーン奥にオン。

『あれ!?飛ぶなぁこのアイアン、奥まで行っちゃったよ。』

進化した飛び系アイアンは、やっぱり飛ぶので最初は距離感がおかしくなっちゃいます。

 

そしてK君のボールは、

ピン横3メートルにつけていました!

 

朝イチのバーディーチャンスという僥倖を。

見事沈めておはようバーディー!!

 

野村さんのパーパットは、

入らず。

 

『ちょっとちょっとNさん、聞いてる話と違うよ!彼めっちゃ上手いやん~。』

 

『いやいや、最初は良く言われるんですけどすぐボロが出るんです。もうアプローチが下手で下手で。』

なんとK君が野村さんを圧倒するという意外な幕開け。

 

2番ホール 416yards パー4

距離のあるミドルホール。オナーのK君は、

ここも見事なドライバーショットで安全に左サイドをキープ。

 

セカンドショットは残り175ヤードを5番アイアンでグリーンエッジに運び。

 

グリーンサイドからのアプローチを、

しっかり寄せました!

 

『うまいやん!』

確かに上手い。アプローチがめちゃくちゃ下手なはずなのにどうしちゃったんでしょう。

これをしっかり沈めて、このホールはパー。

 

野村さんもカラーから、

『あららら、早い!』

高速グリーンで有名なコースですが、マスター室前の9フィートという表示以上の体感速度です。

 

アベレージゴルファーの覚醒

3番ホール 181yds パー3

続いては打ち下ろしのショートホール。ちょっとでもダフッたり左に曲げると池です。

ビシッ!

K君のティーショットはこれもグリーンを捕らえました。今日はアイアンもキレキレです。

ちなみに今日K君が使っているアイアンは、、、

PRGR 01アイアンです。めちゃくちゃやさしい!』

普段TUNE 01CBというシャープなアスリートモデルを使用しているK君からしたら、許容性の高い複合鍛造ヘッドの01アイアンは、すっきりしたセミアスリートモデルながらびっくりするほどやさしいようです。

 

野村さんも02アイアンでベタピンにナイスオン!

02アイアンは飛ぶしやさしいし、カッコいいしなかなかいいね。昔のDATAシリーズを思い出すな。新しく限定で出たモーダスツアー115を入れたら良さそうだな~。』

 

『へ?』

ゴルフバカの会話についていけないK君。

 

K君のバーディパットはカップまで12メートルですが。

うまくタッチをあわせました。

 

野村さんのバーディーパットは、

惜しくも入らず。

 

K君は、

これも入れてパー。

なんと3ホールを終えてK君は1アンダー。

待ちに待ったK君のブレイクの瞬間が遂に来ました!

  

4番ホール 553yards パー5

絶好調のK君のティーショット。

左のOBを怖がって、やや右へ。

 

野村さんはRSドライバーで、

このホールもフェアウェイをキープ。最強アマは全然ボールが曲がりません。

 

『高弾道でつかまるねえ。距離も出るしスライサーやフェードヒッターは安心して打てるんちゃう。』

ホームコースだからこそ、普段との飛距離差を実感いただいてます。

 

セカンド地点に行ってみるとフェアウェイには小さなマウントが至るところにあって、全体的に右の谷の方向に傾斜しています。フェアウェイといえども気を抜けない。さすがの難コースです。

 

その複雑なフェアウェイの一番ライの良い場所からの野村さんの2打目。

バシュッ!!

『おっ!凄い初速。噂通り飛ぶわ。』

野村さんが手にするのはRS5フェアウェイウッド。飛ぶという評判がじわじわ広がっているクラブです。

 

一方、

苦手な斜面に苦労するK君。

 

グリーン周りのアプローチでは、

ショートゲームが得意な野村さんはきれいにボールを運んで難なく寄せます。

 

さあK君も、

ざっく!

 

ラインを出してカップに向けて運んだはずのボールはキャリー12センチ(ラン2センチ)。ここでK君の(自分が死ぬという意味での)必殺技、アプローチチャックリが出ました。

結局このホールはダブルボギー。K君のゾーンはここで終わってしまうのでしょうか・・・

 

6番ホール 359yds パー4

まだ前の組が詰まっているのでティーショットが打てません。そのチャンスにK君が動きました。

 

『あの、、、アプローチが苦手なんですが、何とかならないでしょうか。』

 

『そうねえ、短いアプローチならこんなんどう?』

と、クラブをめちゃくちゃ短く握る野村さん。

 

『そんで、こう。絶対ミスらないアプローチ。』

10ヤード以内のアプローチで効果的な超安全アプローチとのことです。さっそくK君も試してみます。

カッ!!

これは大トップで、ボールはティーイングエリアを駆け落ちて崖の下へ。超安全アプローチなのになんでこうなっちゃうのか。画像で確認してみると、

野村さんは左腕とクラブを一直線にして振っているのに対して、K君はコックを使っています。手先が動きすぎちゃうのはK君の20個ある弱点のうちのひとつです。

前の組が空くまで、野村さんに必死に教わるK君。傍から見たらティーイングエリアをお掃除している人にしか見えませんが、ヒントはまさに”掃く”にあるようです。

 

 片手シングルのギアインプレッション

さあ、そろそろ打てそうです。

『ここはフェアウェイの真ん中に大きな木があるでしょ?あれがポイントなんだよね。ナイスショットの場合ちょうどあそこくらいに行っちゃうから、2打目が打てないかもしれないんだよね。』

左はすぐOB。野村さんが選んだのは左へのミスを軽減するRS Fドライバーです。

バシッ!!

これはフェアウェイの木に向かって一直線。ナイスショットですが大丈夫でしょうか。

 

『左につかまり過ぎなくて、フェードヒッターの自分が打っても右にすっぽ抜ける感じが無いから安心して打てるね!』

RS Fドライバーの強い弾道に満足気な野村さん。ちなみに木に向かって飛んでいったボールは、

木を20ヤード越えてました。

 

7番ホール 193yards パー3

続いて距離の長いショートホールでは、

RS5ユーティリティーの3番であわやホールインワンというスーパーショット!

 

『ユーティリティーもええやん!』

本当に入るかと思って焦りました。もし入ってたら『何故動画で撮ってなかったんだ!』と一生後悔するところでした。

 

8番ホール 488yards パー5

続いては2オンが狙えるというロングホール。野村さんはRSドライバーヘッドにDiamana TB50Sを挿してショット。

これもナイスショット。純正シャフトよりつかまりが抑えられ左への不安が無くなるとのことです。

 

ちなみにK君もナイスショットで、グリーンまで残り220ヤード。2オンが狙える場所です。

さあ、K君のセカンドショットは!

カキッ!

『うっ!』

 

 

 

思いっきり引っかけて木の根元に。

ゴルフの引き出しが少ないK君は、ここからどう打ったらいいのかわかりません。(アンプレアブルのルールもよく理解していません)

とりあえず野村さんにアドバイスをもらって左打ちで出します。

お、ナイスアウト!

 

ちなみに野村さんのボールもバンカー縁の難しいライに。これを後ろ向きアドレスして、

サクっとピンに寄せる野村さん。この引き出しの差が実力の差です。

 

9番ホール 390yards パー4

最終ホールはRS5+ドライバーティーショット。

これも高弾道でフェアウェイど真ん中。

 

『これは球が高い!でもつかまりすぎないし曲がる感じが無い。純正シャフトも振りやすくて楽ちん。』

そう言いながら写真を撮る余裕を見せる野村さん。

そして、

余裕の無くなって来たK君は隣のホールへ。ちょっと雲行きが怪しくなってきました。

 

野村さんのセカンドショットは見事にグリーンを捕らえます。

 

『02アイアンいいね。もうちょっとバウンス角があったほうが自分は好みだけど。国産メーカーと外国メーカーはそこらへんの設計が違うよね。』

 

ちなみにバーディーパットは、

 

『うわー、止まらん。今日はグリーンめちゃくちゃ早いわ。9フィートってことは無いよ。』

完全に仕上がっているヒルクレストのグリーン。後半の真剣勝負が楽しみです。

 

K君も、

触っただけのパットが8メートルオーバー。

 

こうして前半の試打ラウンドが終了。野村さんはPRGRクラブをしっかり試し、K君はコースをじっくり視察することができました。

 

ちなみにK君の前半9ホールのスコアは、

結局10オーバーの46。。。

最高のスタートダッシュを切りましたが、ロストやアプローチ、パターミスが続いていつも通りのスコアとなりました。ただ、難しいヒルクレストコースのバックティでこのスコアなので、ショットの調子自体は悪くなさそうです。(ちなみに野村さんは試打ラウンドなのでスコアをカウントしていないけど、たぶん40前後です)

 

ランチタイムは、ゴルフ好きならではの話題で盛り上がります。

『やっぱり○○の○○シャフトは手元から中間部がちょっと緩くてタイミングが合わないんだよね。あと○○の新商品打ったんだけどいいねアレ、○○で作ってるんでしょ。んで○○の○○さんから聞いたんだけど○○って○○らしいよ。あと知ってる?○○が・・・』

 

『へ!?』

ゴルフバカのランチトークにまったく付いていけないゴルフメーカー勤務のK君。

 

さあいよいよ後半はサイエンスフィット日記史上最強のアマチュアゴルファー、野村タケオさんとの9ホールマッチプレーです。

ゴルフの実力、知識、経験、コース、そしてゴルフへの熱量と、全てが勝る野村さんに我らがK君はどう立ち向かうのか。

この模様は次回に続きます。

お楽しみに!

 

 

Hole 128 K君のサイエンスフィットレッスン。何事も軸が大切です!

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

最近、女子プロゴルファーや最強女子アマと対戦したり、ゴルフ場を走り回ったり、アウトドアでの活動をご紹介することが多かったですが、当ブログはインドア施設のサイエンスフィットに通ってゴルフ上達を目指すものですので、今回は久しぶりに真面目に練習し続けるメンバーの模様を紹介したいと思います。

さて、その男とは。

 

■東京 銀座

やってきたのはサイエンスフィットの総本山、PRGR GINZA EXです。

 

予約が空いていたサイエンスフィットの解析ブースに潜り込み、ボールを打つ男。

 

この素晴らしい(ように見える)スイングの持ち主。

 

そうです。70台を目標にしていたはずが最近は100前後をウロウロしちゃってる当ブログ主人公のK君です。

 

先日の楽しい楽しい茅ヶ崎ゴルフ倶楽部での大人の休日ゴルフでも、大叩きしてしまい落ち込んでいたK君。

https://www.prgr-school.com/blog/archives/13101

 

胸に抱えた切なさを払拭するために、自身のホームグラウンドであるGINZA EX店で自分を見つめなおすK君。彼の練習の模様を見てみましょう。

 

サイエンスフィットでスイング解析

PRGR GINZA EXを自宅のように利用するK君。なんと贅沢な練習環境でしょう。

 

レッスンの合間の休憩中だった大原インストラクターに協力してもらい、スイング解析をおこなっています。

K君の最大の武器は、その真面目さと彼の上達を応援する周囲のサポーターの皆さんなのです。

 

さて、なかなか球筋が安定ぜすにスコアが伸びないK君のスイングはどのような状況なのでしょうか。

まずは弾道解析。一見すると惚れ惚れするようなきれいな弾道を連発するK君。さすがインドア王子、無風のカリスマです!(←褒めてません)

『球筋が安定している様に見えますが、実際にデータを見ると左右にボールが散らばって安定してませんね。』

ほんとだ。よく見たらボールが右行ったり、左行ったりしてます。

 

次にヘッドの挙動解析。K君のスイング軌道は、アマチュアゴルファーの目指すべきポジションであるインサイドアウト・アッパーブロー軌道のAゾーン【女子プロゾーン1】にしっかり位置してます。

『ヘッド軌道は良いですね。ただ球筋が安定していないということはヘッドの挙動も安定していないと言うことです。』

たしかに何回か測定すると、その都度数値が変わっていました。ゴルフに大切なスイングの再現性というのがK君には不足しているようです。

 

そしてシャフト挙動解析。スイング中のクラブの動きを計測するのスイングの癖のようなものが見えてきます。

『スイング中のフェースの向きはしっかり管理されています。ただ、気になるのはアンコック率です。プロ、上級者はこの数値がもっと大きいんですが、Kさんは数値が小さい。タメはできているんですが、早めにほどけてしまっているということがわかります。』

確かにラウンド中はタメが早くほどけるフリップ打法で、トップボールを量産していました。フリップが出る原因は果たしてどこにあるのでしょう。

解析結果を確認しながら、練習を続けるK君。

 

と、そこに。

 

その模様を見つめるもうひとりの男の姿が。

 

サイエンスフィットレッスンで弱点克服!

その正体は、PRGR GINZA EXの京村店長です。

3年半前の同店オープン以来、二人三脚でK君のレベルアップをサポートし続けてきた京村店長。お陰様でGINZA EX店は予約が取りにくいほどの人気店となり、多くのお客様のレベルアップをサポートしてきたのですが、K君だけが大きな進化が見られない状況で、京村店長の悩みの種でもあるのです。

 

『やっぱりまだスイングの軸が安定していないな。』

K君のスイング動画を確認しながら呟く京村店長。

画面を見るとスイング軸に対して、頭が体の左側に傾いています。

 

『Kはテークバックで上体が左側に傾いて、ダウンスイングでは右に傾く。いわゆるリバースピボットの癖がなかなか直らないな。この形でボールを打とうとするとなんとかボールに届かせるために、手で当てに行ったり、上体が起き上がったり、安定性を欠くスイングになってしまう。』

 

『テークバックで右に体重を乗せて、右に傾けたスイング軸を変えずにダウンスイングでは左に体重を乗せてインパクトを迎える。今と逆の動きを身に付けないといけない。』

もう3年間ずーっと同じことを言われ続けているK君。確かにこの前のラウンドでも思いっきり軸がブレていました。

 

『じゃあ、今日もコレを付けて練習するか。』

 

『はい。』

と、K君が頭に取り付けたのは、

カチューシャにボールの空き箱をくっつけたもの。通称軸チェッカー(非売品)です。

準備完了。ふざけてません、完全に真面目です。

 

これで打ってみると、

 

スイング中の軸との上体のズレを確認できます。

スイング軸に対して、頭の先にある【軸チェッカー】がどこを向いているかを映像で確認します。

 

ショットと映像チェック繰り返すK君と京村店長。決してふざけてなんかいません。

レッスン前のスイングと比較してみると、

レッスン前(右画面)に比べてレッスン後(左画面)は頭の位置がスイング軸の右側にあり、しっかり体も捻転できるようになってきました。

頭にちょんまげつけて、おでこに『中』マーク。もう完全にラーメンマンですが、本人はかなり真剣です。

 

軸を意識したスイングをすることによってダウンスイングでタメがほどけづらく、

しっかり体重が乗ったスイングになります。

 

このようにK君はサイエンスフィットスタッフの皆さんに支えられながら、日々レベルアップのために練習を続けているのです。

 

アベレージゴルファーの新たなる戦い!

『家でも鏡を見ながら練習できるから、この冬こそ悪い癖をなくすようにじっくり取り組もう。もうさすがにゴルフの予定は無いだろ?』

 

『はい、頑張ります。ただ、、、実は明日ラウンドなんです。』

 

『え!?』

 

『例のごとく、Nさんの無茶振り企画で。』

そうなのです。K君より読者の皆様を優先する私としましては、年末最後に大きな勝負を仕掛けてブログを盛り上げるべく対戦相手を探していたのですが、遂にある大物ゴルファーから対戦の許諾をいただいたのです。

 

考え込む京村コーチ。

 

『う~ん、、、癖と言うのはすぐには直らないからな。明日はスイングのことはいったん忘れて、いかに狙いどころにボールを運ぶかを考えてプレーするしかないよ。まあ頑張れ。』

K君がサイエンスフィットに通い続けても上達しない理由、それはずばりサイエンスフィット日記の無茶振り企画です。

 

PRGRスタッフがサイエンスフィットを通じて上達し、様々な挑戦を繰り返すことを当ブログの軸としておりますが、実は矢継ぎ早に繰り出されるその軸がK君のスイング軸をブレさせていたのです。

スイングをしっかり作り上げようとする度に、挑戦企画がぶち込まれてスイングがぐちゃぐちゃになっちゃう。そんなジレンマを3年以上繰り返しております。K君、京村店長、ほんとすいません。

 

ということで次回は、K君がサイエンスフィット日記史上最強のアマチュアゴルファーと対戦します。

今年最後の大勝負でK君は結果を出せるのか?軸は安定するのか?お楽しみに。

つづく

Hole 127 アスリートゴルファーの祭典スピードゴルフオープンに挑戦!@茅ヶ崎ゴルフ倶楽部

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

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前回、おじさん達が楽しい休日を過ごしたゴルフ場。

清く澄んだ冬空の下、またまたこちら茅ヶ崎ゴルフ倶楽部にお邪魔しております。

今回訪れた理由は、コレ

ゴルフ場に貼ってあったこのポスター。今日はスピードゴルフという競技が開催されているので、その模様を見に来たのです。

 

リアルアスリートゴルファーの祭典!

クラブハウスに入ってみると、イベント特有の活気が溢れていました。

もちろんコロナ感染対策も万全。入場者はマスク着用、体温チェックが義務付けられています。

受付では参加賞を配布しています。

インフォメーションボードには組み合わせや当日のピン位置、ローカルルールなど重要な情報が貼り出されています。

ここまでは通常のゴルフ競技と同じ感じですね。

 

ではここで、スピードゴルフと言う競技について超簡単に説明させていただきます。

※スピードゴルフ協会ホームページより転載

超簡単に言うと、ゴルフの打数とプレーにかかった時間を足したスコアを競う競技です。使用クラブは7本まで。プレーは一人ずつという独自ルールがありますが、基本的にはゴルフ競技規則に準じており、スピードを競うので走りながらプレーします。(詳しくはスピードゴルフ協会のホームページをご覧ください

 

外に出てみると、ゴルフ競技にありがちなシーンと張り詰めた緊張感は無く、賑やかで活気のある感じ。

ちなみにゴルフ業界の方も多く視察、参加されていました。いま業界でも最も注目度の高いイベントのひとつなのです。

スタートホールでは軽快なBGMが流れ、イベント感を高めています。

選手はカウントダウンのコールとともにスタートして行きます。

あれ!?あのアナウンスしている人は。

たしか去年、GDO企業対抗ゴルフ選手権にもいた、GDOスタッフのひとです。

https://www.prgr-school.com/blog/archives/6512

『お疲れ様です。盛り上がってますね。』

 

『はい!凄く盛り上がってますよ。えへへ。』

通常のゴルフ競技の場合は8分間隔くらいですが、スピードゴルフは3分間隔で1人ずつスタートしていきます。動きがあって見ているほうも楽しいです。

 

白熱!スピードゴルフオープン2020

スタートしていく選手の模様を見てみると、

おお!打ってから走り出すまでがスムーズで、ボールに向かってダッシュしていきます。まるで陸上競技のような雰囲気。

盛り上がり続ける会場。すると、運営ブースにあの人の姿を発見しました。

前回サイエンスフィット日記メンバーのK君、S常務からの挑戦を受け、見事返り討ちにしたGDOのMさんです。

聞くところによると、なんとMさんは一般社団法人日本スピードゴルフ協会の理事でもあるとのこと。日本でのスピードゴルフを黎明期から見続け、普及活動に力を注いできたMさんに、スピードゴルフについて聞いてみましょう。

 

『もともとアメリカで誕生したスピードゴルフですが、日本では2014年から活動を始めており、スピードゴルフオープンは今回で7回目の開催となります。年間数回の体験イベントもおこなってますので、日本国内のプレー人口は700~800人くらいだと思います。毎年年末にはBSフジさんで特番も放送してくれているので知名度も高まってきています。競技レベルも年々上がってますよ。』

 

『へ~。何が楽しいんですかね。プレーしてる人を見るとみんな苦しそうでヘトヘトになってますけど。』

 

『やっぱりゴールした後の達成感ですかね。皆さんプレー直後はもう絶対やりたくないと言うんですが、翌日にはまたやりたい。と言う気持ちが沸いてくるようです。こういうゴルフの楽しみ方もあるということをもっと多くのゴルファーに知っていただきたいですね。無理せず自分のペースで、まずはジョギングから始めてみようかな。と思っていただければと思います。ゴルフと健康増進は凄く相性が良いのでおすすめです。』

なるほど、キーワードは”達成感”ですね。確かに通常のゴルフの場合は、S常務のように帰り道に切ない気持ちで家路に着く人が全体の85%を占めると言われています(自社調べ)。

 

ちなみにルールではクラブはパターを入れて7本までですが、出場者のセッティングはどうなっているのでしょう。調査してみました。

※調査セット数:40セット

セッティングで一番多かったのが5本セット、次に6本セット、4本セットでした。

クラブ別使用率を見てみると、ティーショットはドライバー派とユーティリティー派に分かれるようです。コースに合わせてセッティング変えるのも大事な戦略のひとつのようです。

ちなみに最近セルフプレーで使う人が増えているスタンド付クラブケースを使用している人が非常に多かったです。だいたい80%くらいの人が使ってる印象です。(全国800人のスピードゴルファーの皆さん、PRGRのスタンド付クラブケースも好評発売中ですよー!)

 

ゴルフで世界をつなぐ人たち

その盛り上がる会場の様子を見つめる人たち。

スピードゴルフ、茅ヶ崎ゴルフ倶楽部の運営に深い関わりを持つ、ゴルフダイジェスト・オンラインの偉い人たちのようです。ちょっと話を聞いてみましょう。

 

『GDOさんって、こういう新しい企画をゴルフ業界にどんどん取り入れてますよね。何でなんですか?』

 

『GDOはゴルフの持つ多様性について積極的に取り組んでいます。日本のゴルフは画一化していますよね。それについては大事な伝統として否定しませんが、一方でもっと色々な楽しみ方もあっていいんじゃないか、ゴルファーに向けた選択肢を増やしていきたいと思っています。そうすればもっとゴルフ人口も増えるかもしれません。私たちが取り組んでいるのは”ゴルフのリブランディングです。』

なるほど、スピードゴルフだけでなく雪の上でゴルフをするスノーゴルフをしたり、ゴルフ場でキャンプをしたりとGDOは様々な新しい取り組みをおこなっていますが、【○○×ゴルフ】という考え方がゴルフの可能性と未来を広げ、その実験、発信基地として茅ヶ崎ゴルフ倶楽部は重要な役割を担っているようです。

 

『ちなみに茅ヶ崎ゴルフ倶楽部を今年から運営されてますがどんな感じなんですか?』

 

『おかげ様で9ホールプレーやドレスコード無しという新しいカジュアルスタイルも好評で、予約も順調に埋まっている状況です。リモートワークが普及した世の中にこのようなスタイルはマッチするようです。若いお客様が他のゴルフ場に比べ多く、女性ゴルファー比率も30%と高いです。長い間地域住民の皆さまに愛されてきたゴルフ場なので、これからもゴルフ以外のイベントも積極的におこなって行きたいと思います。』

コースのなかにバス停があり公道が通り、キッチンカーは近隣住民の方も利用するという、地域密着のゴルフ場。9ホールならではの良さを上手く運営に活かし好評のようです。

 

激走!スピードゴルフに挑戦。

ところで、今回私がここを訪れた理由はスピードゴルフの観戦だけではありません。

以前おこなったサイエンスフィット日記読者アンケートで、こんなご意見をいただきました。

 

 

読者の皆さまには、私がサイエンスフィット日記メンバーに好き勝手無茶振りしまくっているだけの男というのがバレていたようです。

ということでご指名いただきましたので、

※撮影協力:GDOのMさん(ありがとうございます!)

私も必死にプレーすべく、スピードゴルフに挑戦したいと思います。

 

ちなみに私は、(いまは走ってないけど)ジョギングが趣味だったのでフルマラソンも5回くらい出たことあるし、(最近は90が切れないけど)短いコースなら70台を出したこともあるし、(参加者が41人だったけど)実は2017年のスピードゴルフオープンでは7位に入ったことがあります。そして(スコアは47だったけど)先日のK君、S常務のラウンドで一緒にラウンドし、コースも頭に入っています。

 

『もしかしたら空気読まずに優勝しちゃうかも。』

 

そんな妄想を現実とすべく、脳内で各ホールの距離と使用クラブのシミュレーションを繰り返して出来上がったクラブセッティングがこちら。

  1. ティーショットとロングホールのセカンド用に、ユーティリティの2番。
  2. 安全のため7番アイアン以下しか使えないスタートホールとショートホールのティーショット、ミドルのセカンド用に7番アイアン。
  3. 100ヤード前後用に50度のウェッジ。
  4. アプローチとバンカーは全てR55ウェッジ
  5. そしてパターを入れた本セット。

ちなみに極限までスピードを追い求めながらゴルファーとしての矜持を忘れない為に、PRGR別注ターフエイドバッグも用意しておきます。

 

茅ヶ崎ゴルフ倶楽部でのスピードゴルフオープンを制するための珠玉のセッティングが完成しました(すいませんが現行モデルはR55ウェッジとターフエイドバッグだけです)。もう、頭の中では2オーバーくらいで華やかにゴールする姿しか浮かんできません。

 

精神を集中しセルフバイタルチェックしてみると、

心拍数は76。

いい感じの緊張感が全身に漲ってきました。行けそう、いや、行ける!

 

『Nさん、スタート2分前です。』

いよいよ私の番がやって来ました。

 

『よし。』

ティーショット用のクラブを手に取る私。

 

スカッ

 

『あれ?』

 

『スタート1分前です。』

 

『あ、あの、、、アイアン忘れてきちゃったみたいなので、ちょっと待ってくれませんか!!』

なんということでしょう。さっきまでバッグに入れてあったはずの7番アイアンがありません。

 

『ダメです。10秒前。・・・5、4、3・・』

スタッフの人は一切の感情を捨て、ロボットのようにカウントダウンを続けます。

 

『え、え、え?

 

『2、1、・・・スタートです!

 

no limit.限界突破へ

私がスタンド使いならザ・ワールドを使って車にアイアンを取りにいくのですが、そんな現実逃避をかき消すように、無情にも戦いの火蓋は切って落とされました。

あるはずのティーショット用のアイアンが無いので、仕方なく50度のウェッジを握ります。

 

そんなバタバタのスタートの模様をGDOのMさんが動画撮影してくれてました。(ありがとうございます!)

(音声付動画でお届けします)

※ターフエイドバックを携行するも、慌てすぎて誤目土してます(笑)

撮影しながらプレーしようかとも思ったんですが、完全に不可能でしたのでプレーの模様はテキストでお伝えします。

※プレー中、Okuma Lisaさんに書いてもらった似顔絵が心の声をつぶやきます

 

1番ホール 272yds パー4

ティーショットは50度のウェッジで思いっきりトップさせて150ヤード飛ばす作戦のはずが、思いっきり手が浮いた結果60ヤードのチョロ。セカンドは2番ユーティリティで打ってグリーン手前30ヤードへ。3打目はアリソンバンカー越え。普段ならびびっちゃうけど考えてる余裕は無いので、R55ウェッジで何も考えずに打ったらピン手前5メートルくらいにオン。2パットで沈めてまずはボギー

『やった、ボギーで切り抜けた。』

 

2番ホール 148yds パー3

ティーショットは50度ウェッジで安全に刻むも、なぜか飛びすぎてK君が苦しんだバンカーへ。2打目アゴ高くて普段だとびびっちゃうんだけど、考えている余裕は無いのでR55ウェッジでピン手前7メートルくらいにオン。3打目パーパットは入らず、ボギー

『バンカー出た。良かった!』

 

3番ホール 339yds パー4

ティーショットは左のOBが怖いけどそんなこと考えてる余裕は無くて、2番ユーティリティでフェアウェイ右サイドへ。セカンドショットはグリーンが見えないけど、50度ウェッジで適当な方向に打ってみる。3打目はK君が苦しんだグリーン横のラフだけど、とりあえずR55ウェッジで打ったらグリーンに乗って2パットのボギー

『はあはあはあ、足が動かなくなってきた。』

 

4番ホール 152yds パー3

右の池だけは嫌なのでティーショットは50度ウェッジで池を避けて、グリーン左サイドのラフに。2打目はR55ウェッジで適当にアプローチしたら何故かベタピンに寄ったがパーパットを入れられずボギー

『くそう、入ってくれよ。はあはあはあ。』

 

5番ホール 389yds パー4

距離のあるミドルだけど、とりあえず2番ユーティリティーティーショットセカンドも2番ユーティリティーで適当に打つと、狙い通りの方向に飛ぶもサブグリーン奥のバンカーへ。バンカーからの残り30ヤードの3打目をR55ウェッジで打ったらグリーンオン。残り5メートルくらいのパーパットは入らずボギー

『はあはあはあはあはあ、な、長い。』

 

6番ホール 369yds パー4

とりあえず2番ユーティリティで打つと、スライスしてK君が苦しんだ右の林へ。セカンドは木の間から50度ウェッジでフェアウェイに戻して、3打目残り60ヤードくらいを50度ウェッジで乗せて、残り8ヤードくらいのパーパットを2メートルくらいオーバー。返しを入れてボギー

『はあはあはあはあはあ、神様、はあ、はあ、ありがとう。い、いま何番ホールだろう。』

 

 

7番ホール 400yds パー5

とりあえずティーショットを2番ユーティリティーで打って、時速6キロでボールに駆け寄り、2打目も2番ユーティリティー。これが快心の当たりで、3打目は残り60ヤード。ここで、

『バ、バーディー獲れるかも!』

と色気を出しながらR55ウェッジを打つと、K君のような必殺技スーパートップでグリーンを30ヤードオーバーして木の根元。4打目もR55ウェッジでグリーンを狙うもショート。5打目もう一回グリーンを狙うとチャックリ。6打目ようやく乗せて2パットのトリプルボギー

『はあはあはあはあはあ・・・(心折れた。)』

 

 

8番ホール 157yds パー3

ティーショットは50度ウェッジでフェアウェイに。2打目残り40ヤードをR55ウェッジで乗せて、残り5メートルのパーパットは惜しくも入らず、返しを雑に打ったら外して痛恨のダブルボギー

『うわーん(40半ばのおじさんが泣きながら次のホールへ走る)』

 

9番ホール 478yds パー5

2番ユーティリティーティーショットはスライスして右のラフ。セカンドも2番ユーティリティーで左のラフ。3打目は残り150ヤードは50度ウェッジで打つも木に当たって残り100ヤード。4打目ここでようやく本来の距離通りの50度ウェッジでグリーンオン。残り6メートルくらいのパーパットはショートして、1メートルを入れてボギーでホールアウト。

『はあはあはあはあはあ、や、やっと終わった。』

ゴールとともに生命のピンチを感じたのでセルフバイタルチェックをおこなうと、

心拍数162!!

危ない危ない。死んでしまうところでした。

ちなみにスピードゴルフを終えた直後の率直な感想は。

『はあはあはあ、しんどい。もう二度と出ないぞ。でもショットは全体的に良かったし、苦手なアプローチとバンカーも寄ったし、意外と何も考えないほうが良いのかも。』

素振りをせず何も考えずにボールを打つ。というのは意外と結果が良いということはわかりました。読者の皆さま、一応必死に頑張りましたので、これで何卒ご勘弁くださいませ。

 

予選結果発表!

9ホールを駆け抜けた相棒を見ると、やはりアイアンが入ってません。

4番ショートホールのグリーンが当日変更していたので、アイアンを7番から8番に替えようと車に7番アイアンを戻しに行って、8番アイアンを取って来るのを忘れたのです。が、今となってはアイアンが無かったことは特にスコアに影響は無く、むしろバッグがちょっと軽かったことを喜ぶべきです。

 

クラブハウスでは、プレーを終えた選手たちが予選順位が表示されたモニターに注目しています。

 

リアルタイムで変わる順位に一喜一憂する出場者の皆さん。

 

そして全100名のプレーが終了し、私(N)の予選順位が確定しました。

打数47、ラン25分7秒で、SGS(スピードゴルフスコア)72.07。

男性部門27位です!!

 

そして気になる決勝進出のカットラインは、

男性部門はなんと26位まで。

ということで、カットラインギリギリで、

予選敗退!!

 

『すいません。スピードゴルフというリアルスポーツを完全に舐めてました。全てにおいて準備不足です。。。』

予想を遥かに超えるレベルの高さ。スピードゴルフはレジャーでは無く競技スポーツであるということを痛感しました。(クラブ含めて)準備を怠った者に結果は出ないということを思い知らされました。

ちなみに、男性部門の予選平均SGスコアは74.88(打数47.75、時間27.13)。私が以前出場した2017年より、かなりレベルが上がっています。

 

激闘!スピードゴルフオープン

予選終了すると、すぐに決勝がスタートします。

決勝進出者の顔ぶれを見ると、

ツアープロをはじめ、レッスンプロ、大学ゴルフ部の学生など、ハイレベルゴルファーが顔を揃えています。

決勝ではMさんがスタート前に各選手にインタビューしていました。

 

『ショットはいいんですけど、走るのが大変。』(ツアープロ)

ツアープロは4人出場して、全員上位で予選通過。ていうかプロゴルファーってあんなに足速いんですね。

 

『予選ではロストしちゃいました。ボールの落下地点を見ずに走るのって難しい。』(ツアープロ)

プロでも慣れない競技スタイルに四苦八苦しているようでした。

 

『ゴルフだとプロに勝てないし、ランだと若い人に勝てない。でもスピードゴルフなら我々おじさんゴルファーでも戦えると思う。』(男性アマ)

確かに、新しい競技なので戦い方次第で上位を狙えます。

 

トライアスロンをやっていたが、怪我でできなくなった。この競技ならできそうと思って参加した。』(男性アマ)

ガチ勢のアスリートもいらっしゃいます。

 

『この日のために働いてるゴルフ場で2ヶ月特訓してきた。』(プロキャディ)

『ランニングがウィークポイントだったので、オーストラリアの有名なランニングコーチに指導してもらった。』(女子プロ)

マジか、凄い。決勝に残る人たちのこの大会にかける思い、準備、取り組みを知って、自分の準備不足をあらためて恥ずかしく感じました。

そして決勝の最後に、スピードゴルフを過去6連覇している絶対王者が登場しました。予選のスコアは54.1(打数36、時間18:10)で堂々の1位です。

 

『決勝のスコアがかなりハイレベルなものになっている。でもやるしかない。』

強敵揃いの予選をトップ通過した絶対王者ですが、自身の予選スコアを大幅に上回るスコアが決勝で出ています。スピードゴルフを背負ってきた男の矜持と覚悟をひしひしと感じました。

 

遂に絶対王者がスタート。圧倒的な走力と正確なショット。

速い!!とても私と同世代だとは思えません。

 

と思ったら。

 

え!?もう9番ホールに姿を表しました!

おそらくサイエンスフィット日記メンバーの初心者T君だったら、まだ1番ホールのアリソンバンカーから脱出できていないくらいの時間しか経っていません。

速い速い!ロングホールを一気に駆け抜け、

ホールアウト。

プレーを終えた絶対王者をギャラリー、テレビカメラ、報道カメラが出迎えます。

大盛り上がりのスピードゴルフオープン2020。この模様は年末にBSフジで放送されるようです。ぜひその熱戦の模様をご覧くださいませ。

 

こうして年に1度のリアルアスリートゴルファーの祭典は幕を閉じました。

 

ちなみに本当に不思議なんですが、あれだけもうやりたくないと思っていたスピードゴルフを今はまたやりたくなっています。ホント不思議ですね。

1年かけて練習とトレーニングを続けて、来年リベンジしてやりますよ!(誰かサイエンスフィット日記メンバーを道連れにして)

 

さて次回は、練習に練習を積み重ねてもなかなか上手くならない男。

K君が久しぶりにサイエンスフィットを受けにいきます。

 

お楽しみに!

Hole 126 史上最強の女子アマゴルファーと黄昏ゴルファーの休日@茅ヶ崎ゴルフ倶楽部

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

サイエンスフィット日記メンバーのK君(下写真左)サイエンスフィット日記のご意見番S常務(下写真右)。ふたりのおじさんが休日を満喫する模様をお届けしておりますが、いよいよ午後は9ホールのラウンドをおこないます。

彼らと一緒にラウンドしてくれるのは日本最大級のゴルフ総合サイト、GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)広報担当Mさん(上写真中央)です。

もう冬なのに何故に半袖!?と突っ込まざるを得ないアクティブなMさんに、サイエンスフィット日記チームの2人がコースを案内してもらいながら9ホールの真剣勝負を挑みます。

 

前回まで(1番~5番ホール)の模様はこちら

 

 

舞台は開場63年の歴史を誇る、神奈川県の茅ヶ崎ゴルフ倶楽部

完全セルフプレーの新しいスタイルで生まれ変わった伝統のゴルフ場を、Mさんのコース解説付きでお届けいたします。

 

薄暮の戦い!

6番ホール 369yds パー4

コースはまずまず広いのですが、結構左に曲げる人が多いので気をつけましょう。

と説明しながらティーショットを打つMさん、もちろん撮影は間に合いませんでした。(すいません!)

 

続くのは徐々に波に乗ってきたS常務。

ガシッ!!

あっと、これは最近の悩みの種である強烈な左ひっかけ。言うことを聞かないボールは隣のホール方向へ。

 

そしてまったく調子の上がらないK君は、

バチッ!

プッシュアウトでボールは右の林へ。サイエンスフィット日記チームの2人がフェアウェイで出会うことはありません。孤独な戦いが続きます。

 

林からの脱出を図るK君。

 

一方のS常務。一生懸命ボールを探すも、なかなか見つかりません。

 

『くそ~、なんで無いんだよ。』

そろそろロストにしようか。というところで、

 

『Sさーん。ありましたよー。』

Mさんが100ヤード手前でボールを見つけてくれました。『なんで無いんだ。』その答えはボールを打った後、落下地点までしっかり見続けないからです。アマチュアゴルファーにありがちなロストのパターンに陥るところを、しっかりボールを見てくれていたMさんに救っていただきました。

 

ということで、

100ヤードを猛ダッシュで戻る、50代半ばのS常務。

 

 

S常務のピンチを救い、軽快にフェアウェイに駆け戻るMさん。

そして、

息も切らさず、見事なショットを披露してくれました。

 

ようやくフェアウェイに戻ってきた、太ももプルプル、息絶え絶えのS常務は、

ペチッ

っと、ド右に打って林方向へ。

カートを引く足取りも重くなっています。

 

その後、ようやくグリーンに辿り着きカップイン。

悲しみのダブルパーでこのホールを終えました。

 

7番ホール 475yds パー5

ロングホールですが、ティーイングエリアの前には公道が通ってますので注意してください。短いけどグリーン周りには大きなバンカーがありますので、2オンの難易度を高めています。

地域と共生してきた歴史を持つ茅ヶ崎ゴルフ倶楽部。海に続くこの道は、地域住民の皆さまの大切な生活道路なのです。

 

まずはMさんのティーショット。

バキーン!

RS+ドライバーでのショットはやや右に出ながらもナイスショット。飛んでいます。

 

続くK君。

バシーーン!!

おお、これは久しぶりにドローボールのナイスショット。

 

さあ、そしてS常務。

バキッ!!

ボールは夕日に向かって飛んで行き、

林に吸い込まれていきました。OBです。

消えていったボールの行方を見つめ続けるS常務。もう、探す必要はありません。

 

気を取り直して、打ち直しの3打目。

バキッ!!

硬い打球音を響かせてボールは左へ。

 

OBです。

 

どんどん重くなるS常務の足取り。

『サイエンフィトロリン、サイエンフィットロリーン、ゴルフへ行くーぜー。。。』

何やら呟きながら、カートを引きずっています。

 

Mさんはフェアウェイからナイスショット。

 

一方、良い当たりだったK君のボールは飛びすぎてバンカーに入ってました。

柔らかく粒子の細かい海砂のクロスバンカーは難易度が高く、飛ばせません。

 

日が沈み行くなか、グリーンを目指す3人。

薄暮プレーならではの寂寥感が出てきました。

 

グリーン周りでのアプローチ、Mさんのショットは、

上手いなあ。ゴルフやってる感じが伝わってきます。

 

同じような場所からK君は、

お!上手い。

アプローチが苦手なK君が上手く寄せられた理由は、

秘密兵器のアプローチギア、R35ウェッジです。

さあ、めったに無いパーチャンスです。

あー、残念。ラインに乗るも届かず。

そしてティーイングエリアで爆死したS常務は2ホール連続のダブルパー。

Mさんとの勝負のはずが、どんどん黄昏ていくサイエンスフィット日記チーム。

 

8番ホール 157yds パー3

手前と奥をバンカーに囲まれたショートホールです。バンカーに入れるとパーを獲るのが難しくなるので、距離感が大事です。

さあ、上着を脱いで気合を入れ直すS常務(走り過ぎて暑くなっただけ)。

Mさんと2人並ぶと、これが11月下旬だとはとても思えません。

 

前の組がグリーンにいるのでまだ打てません。待っている間、スイングチェックに余念が無いサイエンスフィット日記チームと、

ティーイングエリアのディボット跡に目土を入れるMさん。

本人は暇つぶしといってますが、なんて素敵なゴルファーなのでしょう。

 

さあ、グリーンが空きました。まずはMさんのティーショット。

これもピン筋にナイスショット!が、あと1ヤード足りずにバンカーへ。

 

続くK君は左に引っかけ。

 

身軽になったS常務のショットは。

 

グリーンを捕らえました。

ナイスオン!

K君もMさんを見習ってショット跡に目土を行います。

 

Mさんのボールはなんとバンカーの斜面で目玉になっていました。

このゴルフ場のバンカーは目玉になりやすく非常に難しいのですが、

ボン!

『うわー!うまい。』

Mさんの見事なバンカーショット。これを見たK君も砲台グリーンの難しいアプローチを、

上手く寄せることができました。Mさん、K君のナイスアプローチは目土作業のご褒美でしょうか?

『いやいや、目土にご褒美は無いですよ。やりたいからやってるだけ。あはは。』

そう笑うMさんのパーパット。

見事に決めました!流石です。

 

続くK君のパーパット。

あっと入らず!やはりMさんの言う通り、目土作業にご褒美は無いようです。

 

そしてバーディパットをショートしてしまったS常務のパーパットは、

入らず!無念の3パット!!

 

9番ホール 478yds パー5

このホールはティーショットもセカンドも狭いので気をつけてください。左は林に入ったらOB、右も木の方向はすぐOBです。ティーショットで右の斜面方向に打つとセカンドが狙えないので、勇気を出してフェアウェイ左狙いで行きたいです。

いよいよ最終ホール。日没も近づいてきました。

と、何かを集めているMさん。

『何してるんですか?』

 

『まだ打てないので、落ちてるティーとか折れたティーを拾ってるんです。9ホールで50本くらいありますよ。あははっ』

折れたティーをカッコつけて芝に投げ捨てるゴルファーがいますが、よく考えたらそれってゴミのポイ捨てと一緒なのでカッコ悪い行為ですよね。捨てられたティーを拾い続けるMさんに、実力以上のゴルファーとしての格の違いを見せつけられて、サイエンスフィット日記チームはこの時点で完敗です。

 

さあ、最終ホールのMさんのティーショットは、

もちろんフェアウェイをキープ。

 

続くK君。Mさんに狙いどころを教えてもらいます。

狙いどころは正面のネットの左サイド。

 

バシィーーン!!

これはきれいなフェードボールでフェアウェイをキープ。ドライバーに復活の兆しが出てきました。

 

左を恐れるS常務は、

右のクロスバンカーへ。今日は散々左に打ってきましたが最後は右。まあゴルフとはそういうものです。

 

アゴの深いふかふかのクロスバンカーに苦労するS常務。

 

Mさんのセカンドショット。

 

S常務のサードショット。

 

Mさんのサードショット。

 

そして、ティーショット、セカンドショットとナイスショットを続けたK君のサードショット。

カツーーーーーーン!!

ここでも出ました!手浮きフリップ打法から生まれた強烈なトップで、ボールはサブグリーンの奥に消えていきました。

 

S常務の4打目はピンまで残り30ヤード。ただし、プレッシャーのかかるアリソンバンカー越えです。

アプローチが下手なS常務、

なんとこれをベタピンに寄せてきました。

 

そしてサブグリーンの奥からなんとか戻ってきたK君。

もう頼れるのはこれしかない。というR35ウェッジで、

何とかピンに寄せました。

 

そして、

S常務は1.5メートルをねじ込んでガッツパー!

K君も何とか1パットで耐えてボギー。

Mさんは最後の2人の頑張りを祝福してくれました。

こうして、休日の薄暮9ホールプレーが終了。

 

対戦結果発表!

発表するまでも無いのですが、一応サイエンスフィット日記チームとMさんの対戦結果をご報告します。

K君のスコアは、

50!

パーがゼロ、良いところの無いスコアで15オーバー。ドライバー、アイアンが安定しないなか、なんとかパッティングでボギーを拾った感じです。

 

そしてS常務は、愛用のGDOのスコア管理アプリで、

53!!

パーを2つ獲ったものの、ダブルパーも2つあって結局はダブルボギーペースの53。左、左を進み続けたラウンドでした。

 

ちなみにMさんは2パー、5ボギー、1ダボ、1トリプルの45でした。距離的に不利なレギュラーティーから回ってこのスコアは凄い。

ということで、

サイエンスフィット日記チーム対GDOのMさんの対決は、Mさんの完勝でした。

 

『参りました。色んな面でゴルファーとして敵いませんでした。ちなみにMさんから見て、K君とS常務のゴルフはどうでした?』

 

『そうですねえ。Kさんは、、、ショットとか凄いのに、何でかなあ(笑)』

やっぱりお決まりのセリフを言われました。

『見てるとトップまでは良いんだけど、そこからインパクトまでに何かあるんでしょうね。フィニッシュまで振り切れてないので、振り切るのも大事なんじゃないですか?』

 

『はい、ありがとうございます。Mさんみたいに安定したショットを打てるように練習します。』

さすがMさんには見抜かれていました。K君は切り返しからインパクトにかけて重大な持病を抱えているのです。この原因はやはりスイングを丸裸にするサイエンスフィットで解析したいと思います。

 

『Sさんはやっぱりアドレスに問題がありそうですね。無意識に右を向いて、手を返して左に振りぬくスイングなので、砲台グリーンのゴルフ場は相性が悪いんでしょうね。』

『ははー、痛み入ります。』

 

こうして若手とベテラン、ふたりのおじさんの午後のラウンドは終了。

GDOのMさん、お付き合いありがとうございました!

 

なお今回のシリーズは、以前いただいたアンケートのご意見をもとに企画させていただきました。

引き続き、読者の皆さまのご意見、要望を記事にしていければと思います。これからもお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

 

バッグを担いでゴルフ場を後にする寂しげなS常務の背中。

 

と、ゴルフ場入り口にこんなポスターを見つけました。

スピードゴルフのポスターです。ゴルフとランニングを融合させた新しいスポーツで、今かなり盛り上がっている競技です。

(そういえばMさんが着ていたTシャツも、スピードゴルフのTシャツでした)

 

『スピードゴルフか。。。』

 

黄昏ゴルファーの休日

帰路、おじさんゴルファーの一行はS常務のホームタウン横浜を目指し海岸線を走ります。

昼間の観光地としての喧騒が嘘のように静まり返る夜の湘南、江ノ島

と、同様に車内も静まり返っています。ラウンドで思うような結果を出せなかった2人の悔しさが車内に充満しています。

 

『サイエンフィトロリン、サイエンフィットロリーン、ゴルフへ行くーぜー、、、くそう。。。』

 

おじさんたちの休日はまだ終わっていません。まずはスーパー銭湯で汗を流し、

レモンサワー(K君はコーラ)で喉の渇きを癒します。

 

熱いゴルフ談義。止まらないレモンサワー、おじさんたちの休日はまだまだ終わりそうにありません。

 

―その日の深夜―

謎のゴルフ大好き覆面ミュージシャン、ゴルフスキスギーから1本のメールが届きました。

『ゴルフってのはあれだな。行きは楽しいんだけど、帰りは切ないことのほうが多いな。人生みたいなもんだ。でもいつだって自分次第だよな。』

 

『ということで、”ScienceFit Rollin’(サイエンスフィット・ローリン)”の別バージョン送るわ。』

 

『こ、これは!!』

サイエンスフィット日記のテーマ曲の別アレンジ。大叩きしちゃった全てのゴルファーへの鎮魂歌が届きましたので、さっそく動画にしてみました。よろしければご覧ください。

 

(音が出ます)

 

―翌朝―

またまたゴルフスキスギーから1本のメールが。

『ごめん、昨日酔っ払って作った曲、朝聞いたらめっちゃくちゃ恥ずかしいから消しといて!!』

魂を揺さぶる名作というのは古今東西、夜に生まれるものです。というかもう動画作っちゃったので今更消せません(覆面なんだから恥ずかしいとか別にいいじゃん)。これからこの歌は世界中の傷ついたゴルファーの心を癒し続けることでしょう。

 

ということで伝統と革新のゴルフ場、茅ヶ崎ゴルフ倶楽部を舞台にお届けしてきました”おじさんたちの休日”編は完結。

と思いきや、次回も茅ヶ崎ゴルフ倶楽部を舞台にお届けします。お楽しみに!

つづく。

 

 

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