プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

Hole 44 限界を超えよう。サイエンスフィット日記オープン開催決定!

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

前回は、スイングは完成の域に近づくも全然スコアが良くならないK君と、ゴルフをする機会も練習する気持ちもなかなか無い初心者のT君が、サイエンスフィットインストラクター長井コーチのラウンドレッスンに参加。

結果、初心者T君は全ショットで長井コーチに打つ方向と番手と攻め方を教わりながら、見事今までのベストスコア108を1打更新!

そして、K君はいつも通りのスコア94という結果でラウンドレッスンを終えたのでした。

帰りの車内。レッスンの効果は感じるものの、スコアという結果を出せなかったことに悔しさを滲ませるK君。

ゴルフのレベルアップのために日々練習を続けるK君。春には練習の成果を発揮したいところですが、今目指すべき目標が無くて悩んでいます。過去にはプロと同組で戦うRSカップや、企業対抗ゴルフなどに挑戦してレベルアップを実現してきましたが、目標に向けて努力するのが彼のスタイルであり、目標が無いとモチベーションがあがらず、道に迷ってしまうのです。

 

ということで今回は、K君にとって最適な目標=ゴルフ大会を探すことにしました。

 

自分の限界を超える戦い

『で、どんな競技スタイルが良いとかある?ネットで調べて見るわ。』

 

『そうですね、、、まずスクランブルやダブルス競技は、楽しいんですけどどうしても仲間に依存してしまうので、自分の限界を突破する意味では個人戦ストロークプレーが良いです。』

『でも、新ぺリアのハンデ戦だとちょっと運不運の部分があるので、できれば新ぺリアじゃ無いほうがいいですね。』

『あと、レベルが高すぎるのはちょっとまだ、、、上手い人と、そこそこの人と、僕よりちょっと下手な人という組み合わせで回りたいですね。自分が一番下手でずっと4番目を打つのは、GDO企業対抗で嫌というほど味わったのでトラウマです。』

『それと、1歳11ヶ月の息子をお風呂に入れるのが僕の日課なので、あまり遠くのゴルフ場はダメです。自宅から1時間以内のゴルフ場が希望です。』

『そして、、、』

 

『ちょっと待て。』

求める条件が多すぎて、すでに検索条件に該当する大会は0件です。K君の気持ちは十分わかりますが、春先ってあまり競技ゴルフが無いんですよね。

 

『よし。。。』

『該当する大会が無いなら、自分たちで作るしかないな。』

己のレベルアップのために日々練習を続けるゴルファーに向けた、自分の限界を超えるための競技。そんな競技を今まで数多くのゴルフイベント、アマチュア競技、プロゴルフトーナメントを経験してきた【注1】が立ち上げたいと思います。

【注1】正しくは、ただ横で見てただけです。

 

とは言ったものの、大会設立、運営について何の知見も無いため、様々なゴルファーの意見を聞いてみることにしました。テーマは『競技ゴルフについてと、競技ゴルフに興味があるか?』です。

 

■神奈川・某ゴルフショップ

『確かに、ちゃんとした競技に出たことが無いので興味はありますが、ルールもわからないので不安です。普通の競技より、ちょっとハードルを下げた競技なら出てみたいですね。』

1年前まで100が切れなくて苦しんでいたスイングレベル2のM君ですが、自分の限界を突破してからはどんどんスコアが良くなって、現在のベストスコアは83。K君超えを達成する日も近そうです。

 

茨城県・某ゴルフ場

『うん、やっぱりしっかりしたルールの下で、真剣にゴルフしたら上達するよ。ガチガチにルールに縛られるという訳じゃないけど、そういうゴルフの楽しみ方もあるからさ。』

PRGRナンバー1のゴルフの実力を持つ、日経カップ代表選手のY選手。競技ゴルフの楽しさを語ってくれました。

 

■東京・青戸

『う~ん、まぁ楽しければいいんじゃないですか?でも、真剣にやろうとしたら、ノータッチのOKパット無しにするだけでも、だいぶ違いますよ。』

学生時代やプロテストで胃が絞り上げられるような経験をし続けた長井コーチにとって、逆に今は緩いゴルフのほうが魅力のようです。

 

■兵庫・三田

『そうですねぇ、でもどんなルールでも結局優勝するのは上手い人ですよね?新ぺリアハンデのルールだって僕のスコアじゃ優勝できないし、関係ないですね~。』

ベストスコアを更新したばかりのT君ですが、競技ゴルフというのはハードルが高すぎてちょっと別世界の話のようです。

 

『せやな~。やっぱ社内の人間とばっかりゴルフしてたら緊張感に欠けるわな。社外の人とゴルフしたら意外と集中できると思うで~、せやろがい!』

PGAレッスンプロのコムタンこと、小村プロ。競技ゴルフならではのドキドキ感を教えてくれました。

 

■東京・有楽町

『う~、ヒック。う~。。。』

よくわかりませんが、学生ゴルフ部出身の怪物E君は、久しぶりに競技ゴルフを思い出したのか、真っ赤な顔をして興奮が抑えられないようです。

 

■埼玉・大宮行き下り電車

『zzz。。。』

『ZZZZ~。。。。』

爆睡しながらも、絶妙のバランスで吊革に揺られるエリートゴルファーU君。彼にとって競技ゴルフというのは、朝飯前の夜明け前ということでしょうか。

 

■東京・新橋

そしてこの人にも聞いてみました。

ビシッとネクタイを締めて仕事をしているK君の永遠のライバル、S先輩です。

『そうだなぁ~、やっぱり上手くなるためには場数を踏まないとな~。俺もゴルフ会員権を買う寸前まで行って断念したんだけど、やっぱりクラブ選手権とか、競技ゴルフは憧れるよな~。でも何故か、いつも同組の人とケンカしちゃうんだよな~。』

日経カップの代表選手になるべく、当時はあらゆる競技に武者修行として出場していたS先輩。ささいなことで同組の人と言い合いになることがあったらしいです。

 

最後は、ご意見番にも意見をいただきましょう。

『ふむふむ。。。』

『いいぞ!やろう。すぐやろう。今週末か?とにかく、今は調子がいいし、またベスト更新できるかもしれない。細かいルールは相変わらずわからんけどなっ。』

ゴルフにハマリだしてから、ゴルフ仲間の輪が広がり、色んなゴルフコミュニティにも入っているためゴルフのお誘いがひっきりなしのS常務。今や立派なリアルゴルファーです。

 

こうして多くの人に意見をいただき、自分なりに分析をしてみました。

 

『なるほど、色んなキーワードが出てきたぞ。これをこうして並べてくっつけて、ひっくり返して、分解して、整えたら、、、、できた!!

さっそく、K君に大会骨子を伝えないといけません。

 

新規ゴルフ大会開催決定!

■東京・芝公園

休日の家族サービスで東京タワーに遊びに来ていたK君。

 

『おーい、K!この前の競技ゴルフの件なんだけど、、、』

『ふ、ふ、ふ、ふぎゃーーーーーーあん、あああーーーーーん!!

 

『相変わらずうちの子にめちゃくちゃ嫌われてますね。普段は全然泣かないのに、Nさんを見るといつもこれです。』

たぶん、変な仮名をつけられたり、私が家に来ると必ずパパが大きいバッグを担いで一日家を出てしまうので、本能で私とゴルフのことが嫌いなのでしょう。

 

『皆に意見を聞いて、俺なりに考えて遂に新しい競技が誕生したぞ!様々な条件を高レベルでクリアした、これが令和のゴルフ大会だ!!』

その競技というのがこちら

 

 

 

 

 

『あぎゃーーーん、あーーーん、ぎゃああああーーー!!!』

K君の要望と色々な方の意見をもとに企画した大会。ゴルフ嫌いの球太郎君(仮名)がこれだけギャン泣きしてくれるということは、かなりゴルファーにミートした大会だということです。

 

『おー、なるほど!各自のベストスコアが規定スコア(パー)になるわけですね。これだと僕や、初心者のTさんや、S常務に優勝の可能性が出てきますね!しかも千葉カントリークラブ川間コースはうちから下道で40分くらいです。最高!』

 

『同組の人は仲間。戦う相手は過去の自分。自分の限界を突破するためのこの大会、出る?出ない?』

 

『出ます!出させてください!!』

 

『あああああああああああああああああーーーーん!!!ぎゃーーーーーー!!!!!』

愛するわが子の魂の叫びを無視して、お父ちゃんは自分との戦いを選びました。

 

冬の間に努力を続けた人へ、春に自らの限界を突破するためのサイエンスフィット日記オープン【注2】の開催が決定しました。今後の展開にどうぞご期待ください。

【注2】実際はただの身内コンペです。

 

新たなるお知らせ

さて、サイエンスフィットを通じてゴルフ上達を目指すメンバーをとことん追いかけ、当ブログでご紹介させていただいておりますが、この度なんと、PRGRサイエンスフィット&直営店専用のSNSが立ち上がりました!

 

PRGRサイエンスフィット&直営店専用のSNSでは、今後サイエンスフィットの情報や、ワンポイントレッスン、そして直営店のお得なセール情報などを紹介していく予定です。さらにサイエンスフィット日記メンバーの日々の奮闘をブログとは別に、SNSでもリアルタイムでお届けしたいと思っています。

以下のSNSをやっていらっしゃる方は、『いいね!』『フォロー』をいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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つづく

 

Hole 43 ゴルフ場でラウンドレッスン③ (後半9ホール)

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

PRGRサイエンスフィットインストラクターの長井コーチによるラウンドレッスンに参加している、最近90が切れないK君と、平均スコアが118という初心者T君。

前半9ホールを終えて、K君のスコアは何と50。T君はまずまずの56。

今回は後半9ホールの模様をお届けします。3人で力を合わせて、己の限界を突破したいと思います。

 

後半9ホールスタート

●PM0:35

【No.1 493yard par5】

緩やかな打ち下ろしで2オンも可能なロングホール。左に曲げると1ペナです。

 

『よし、じゃぁまずは長井コーチにお手本を見せてもらおう!』

 

『了解しました!』

バキーーン!!

軽く振っているようで、もの凄い打球。アイアンで2オンできるくらい飛んでいます。

 

さぁ、続くK君も負けていられない。

力が入ったK君のボールは左のコースへ。1ペナ確定です。

 

最後に、2オンやバーディーという煩悩にとらわれず、ただ目の前のボールを打つことに集中しているT君。

まっすぐ飛んで、フェアウェイをキープ!今日はドライバーが安定しています。

 

フェアウェイに戻してきたK君は、4打目でグリーンを狙うも、

右に吹かしてしまい、グリーン横の斜面へ。

この斜面からのアプローチはダフッてグリーンに乗らず。

グリーンエッジからのアプローチはトップしてグリーンオーバー。スタートからバタバタしています。

 

【No.2 342yard par4】

右はちょっと曲げればOB、左は急な斜面というミドルホール。

まだ前の組がいるので、長井コーチに斜面でのアプローチの打ち方を教えてもらうK君。様々なライでの練習ができるのはラウンドレッスンならではです。

 

さぁ、まずはT君のティーショット。

は、右のOBを恐がって大きく左へ。

 

続くK君は、会心の当たり!

フェアウェイど真ん中のベストポジションをキープ。

 

左に大きく曲げたT君のセカンドショットは、先ほどのK君と全く同じシチュエーション。斜面からは実際に打って練習するしかありません。

 

最高のティーショットを打ったK君の2打目は、

見事にグリーンを捕らえ、

2パットのパー。このホールはK君に軍配。ショット力の差が出ました。

 

【No.3 173yard par3】

続くホールは谷超えのショートホール。ショットが良くなってきたK君のショットは、

ちょっと薄い当たりで、グリーン手前。

 

『よ、よし、行きます。』

 

『ちょっと待ってください。前半のショットを見ていると、Tさんのショートホールのティーショットは全部トップでしたね。球をあげようとしゃくりあげちゃってるので、ちょっとティーを高くしてみましょう。』

長井コーチのアドバイスで、いつもより高めにティーアップするT君。

パチーン

 

『ぴえん。』

このショットもトップして谷底へ。OBです。

すぐに結果を出せないところが、初心者ゴルファーのつらいところです。

 

【No.4 307yard par4】

短いミドルホールながら、このホールもティーイングエリアの先は谷。コースの左側の林もOBなので、ティーショットにプレッシャーがかかります。

 

『朝のミーティングで話しましたが、ここはディフェンスするホールです。フェアウェイ右サイド、もしくは右のラフに打てれば、セカンドショットでグリーンを狙いやすくなります。』

 

『よし、安全に、確実に。』

バコーーン!!

崩れ落ちる長井コーチ。

 

『Kさん、OBです。』

『・・・。』

K君のボールは大きくフックして、左の林へ入ってしまいました。

 

一方のT君は目の前の谷を越えられるかどうかが一番の問題。

『Tさん、球を上げようとしちゃダメですよ。150ヤードで超えます。普通に振れば絶対大丈夫。』

これはナイスショットで見事、谷を越えました!ちなみに飛距離は185ヤード。

セカンドショットをピッチングウェッジでグリーン手前まで運んで、パターで寄せてT君本日2度目のパーチャンス。

が、これも入らずボギー!!

でも、平均スコア118でベストスコアが108のT君にとって、ボギーは普通の人のバーディと同じくらいの価値があるのです。少しでも貯金を作って、ベストスコアを更新したいところ。

 

【No.5 319yard par4】

続くミドルホールも距離は短いものの、セカンドから左に直角に曲がるトリッキーなホールです。

 

『セカンドはピッチングくらいで打てるから、ティーショットは全然飛ばす必要がないですね。気楽にいきましょう。』

 

オナーのT君はこのホールも安定スライスボールでフェアウェイをキープ。

グリーン近くまで飛ばしたいと力んだK君のティーショットは、、、

思いっきりフェースが開いて右の土手へ。左足下がりの急な斜面からバンカー越えのグリーンを狙わないといけないという、難しいセカンドショットを残す羽目となりました。

一方のT君は長井コーチのアドバイス通り、確実に前に進んで3オン、2パットのボギー。

T君にとっては、ある意味2連続バーディーです。

 

【No.6 325yard par4】

これまた、短いミドルホールです。右の崖が1ペナくらいで、特にハザードも無いサービスホール。

T君はスライスボールで左のラフ。いくら球が曲がろうとも、そのボールの曲がり方が安定していれば、武器になります。

 

と、ここで、、、

なんとK君は上着を脱ぎ捨て、半袖姿になりました。気温10度のこの冬場に、完全にクレイジーです。

 

『何だか燃えてきました。暑いです!気合いを入れ直して頑張ります。』

そう言うK君の両腕にはしっかり鳥肌が浮かんでいます。何とか流れを変えたい。というK君の強い意志を感じます。

バキィーン

気合いに反してボールは右へ一直線。左右に散らばるドライバーショットに苦悩するK君。

 

T君の2打目は無理せず、ここもピッチングウェッジでグリーン近くに運びます。

 

遠くの方ではK君がショットしてます。

どうやら右のホールへ行ったボールは1ペナだったようで、3打目でグリーンを狙っています。

太陽に向かって、花道を一歩ずつ突き進むK君。その先には目指すべき場所(グリーン)があるのです。

※現在気温8度

 

【No.7 542yard par5】

広々とひらけたロングホール。風はフォローです。

 

『Kさん、フォローの風が吹いてるし、ゆったり振りましょう。』

 

『オッケー。』

おっとこれは力が入ってトップ。長井コーチのアドバイス通りにゆったり振ることができませんでした。

 

ここで、今のショットを長井コーチに解析してもらいましょう。

『スイングスキャンでスイング解析をして、体を使ってボールを捕まえるスイング作りに取り組んできたKさんですが、インパクト直前の画像を見てみると、』

『体は回ってなくて、上体がアドレス時より起き上がっています。フェースも開いているし、このままだと空振りかシャンクする!』

 

『ので、思いっきり右腕を伸ばしてボールを捕まえにいっています。その間、体は一切回転していません。』

『手でボールを捕まえに行くスイングだと、体の大きい筋肉を使ったゆったりしたスイングはできません。そもそも半袖になったから手が動かしやすくなって、動きすぎたのかもしれませんね(笑)』

 

続くT君、

これは右から右へ大きく曲げて土手の上。

 

T君のスイングも解析してもらいましょう。

『スイングを見るまでもなく、スタンスが右の土手の方を向いてますね。さらに肩のラインは左を向いているので、ボールは見事なプッシュスライスになります。』

『今まで毎ショットTさんの後ろに立って方向を確認してましたが、自分で確認するクセをつけたほうがいいですね。』

今回のラウンドレッスンは、スイングを直すよりも現状のスイングでいかに結果を出せるかというのが目的です。なのでスイングに頭を悩ます必要はありませんが、自分のウィークポイントを把握し、ミスを最小限のリスクにしないといけません。

 

そしてグリーン上では、T君がまたも微妙な距離のパットを残しています。

 

『はい、OKです。しっかり真っ直ぐボールにフェースをぶつけてください。』

 

『やった!入った!!』

いままで10回くらい外してきましたが、本日初めてこの距離を決めたT君。単純に10打損してきたということになります。

 

【No.8 157yard par3】

続くホールはパー3のショートホール。ティーイングエリアの目の前には、大きな池が待ち構えております。

K君のティーショットは、

バシィ!

 

ドン。

 

長井コーチの持つ目土袋が必要無いくらいクリーンにボールをヒットして、見事にグリーンを捕らえました。バーディーチャンスです。

 

ショートホールを苦手とするT君。

トップしまくるので長井コーチのアドバイス通り、ティーアップを高めにしています。

さぁ、

ドン、カッ、、、ドボン!

ダフッて、トップして、池!!ショートホールにどうしても苦手意識があるようです。

 

落胆するT君。池に入った人用のドロップゾーンからの3打目。

グリーンまでは20ヤード。グリーンエッジからピンまでは15ヤード。35ヤードのアプローチをパターで打って、見事にピンまで5メートルに寄せました。

今日はアプローチは徹底してパターを使っていますので、距離感が身についてきました。

 

そしてK君のバーディパット。長井コーチとしっかりラインを相談します。

これを、、、

惜しくも外してこのホールはパー。アイアンが得意なK君は、本日の4つのパー3の合計スコアは1オーバー。一方のT君は、パー3の合計スコアが9オーバー。

 

『初心者の方はパー3で崩れないようにしたいですね。大事なのはミスの出にくい確実なクラブでティーショットをすること。』

上級者はバーディーチャンスになりやすいので、ロングホールでスコアを伸ばしますが、初心者にとってはショートホールで大叩きしないことが大事なのです。

 

【No.9 363yard par4】

さぁ、遂に最終ホールです。グリーン周りに大きなバンカーがいくつもある難易度が高いミドルホール。

オナーはK君。

そしてT君。

二人ともまずまずのティーショット。

 

―2打目地点―

残り160ヤード。打ち上げでグリーンは見えません。ここでT君が手にしたのは、、、

 

『ピッチングでいきます!』

今日1日ラウンドレッスンを受けてきたT君が下したクラブ選択はピッチングウェッジ。下手にグリーンを狙って大きく曲げたり、バンカーに入れてしまうリスクを避ける作戦です。

バチーン

やや引っかかったボールは、グリーン手前の花道へ。あと10ヤード飛んだらバンカーだったので、作戦成功です。

 

そして、T君の20ヤード先から打つK君のセカンドショット。グリーン周りは大きな4つのバンカーに囲まれています。

ビシィッ!!

グリーンのセンターを狙う見事なショットで、ナイスオン!

 

T君の花道からのアプローチは、

もちろんパターで打ってグリーンオン。

最終ホールのパーチャンス。T君にとってパーはイーグルくらいの価値があります。

が、あと2センチ届かず!T君の最終ホールは、バーディーの価値があるボギー。

こうして真冬のサイエンスフィット・ラウンドレッスンは終了。

 

●PM2:40

今の実力を精一杯出したお互いの健闘を讃えるとともに、長井コーチに感謝を伝え、ホールアウトします。

そしてシャワーも浴びずに、お会計を済ましてそそくさとゴルフ場を後にする一行。

彼らが向かったのは、、、。

 

ラウンドレッスン反省会

●PM3:10

近隣のコンビ二のイートインコーナーでの、ラウンド反省会です。

まずは各自お好みのドリンクで乾杯。

 

『じゃあ、長井コーチから二人へ、今日の反省点を伝えてください。』

 

『そうですね、まずKさんは実戦経験が乏しいまま、上手くなっちゃったって感じですね。サイエンスフィットでスイングレベルが上がった分、理想が高くてちょっとしたミスが許せない、トラブルから崩れやすい感じです。まだ100が切れないレベルだった時から、Nさんに70台を目指すように強要されたり、プロとの試合に無理やり出させられたりした影響かもしれませんね。』

 

『わかる。悪かったよ。』

 

『でも、センスある人だったらそれで一気に上手くなりますけど、結果が出ないのはやっぱり考え方ですね。ショットは素晴らしいですから、あとは自分のミスを許して、その状況からリカバリーするリカバリースキルを高めたいです。具体的にはショートゲームの練習をもっと増やしてください。』

 

『なるほど、、、。いつも練習は7番アイアンとドライバーしか打ってなかった。』

 

『Tさんはまだスイングが全然出来上がってないですが、今日みたいなゴルフをすれば、近いうちに100を切れますよ。今までは闇雲にボールを打っていたと思いますが、グリーンから逆算して目標を定めるクセをつけて行ったほうがいいですね。』

 

『わかりました。最後のほうはいい感じだったんで、これからもあの攻め方で行きます。』

 

『ちなみに、いい加減手打ちの癖を本当に直さないと、たとえ100を切っても次90を切るまで20年くらいかかりますよ。』

 

『はい、、、真面目に練習します。』

なお、今日の二人のスコアは以下の通り。

K君は後半多少復調してスコア44。前半の50が響いて、なんとまた94。94の呪いが解けません。

そして、、、T君は後半51で、トータル107

今までのベストスコア108を1打更新しました!!

 

『うそっ!!やったー。』

※厳密に言うと、毎ショット長井コーチが後ろについて方向を指示していたのでルール違反となりますが、厳密に言わなければベストスコアです。

 

プレッシャーも無く、気がついたらベストスコアを更新していたと言うT君。スコアを数えて計算しなかったのが良かったかもしれません。

こうして、長井コーチによるラウンドレッスンはこの反省会を以って終了。

●PM3:40

ゴルフ場での実践レッスンを受けたK君とT君。それぞれの限界を突破するきっかけになったはずです。(そういえば、最近劇的にスコアが伸びているS常務も、そのきっかけはサイエンスフィット・ラウンドレッスンでした。)

※実際のサイエンスフィット・ラウンドレッスンの実施時期や内容等は各直営店にて異なりますので、詳しくはPRGR各直営店にご確認くださいませ。

 

新たなる目標

ゴルフ場からの帰宅途中、不完全燃焼気味で今日の自分のスコアに納得が言っていない様子のK君。

 

『しかし、あれだけ何回もまわっているコースで、レッスンとアドバイスしてもらいながら、いつも通りの94とはね。ある意味凄いわ。』

 

『・・・。最初の数ホールでやらかしちゃいましたが、ショットはだいぶ良くなったと思うんですよ。これからはショートゲームももっと練習したいと思いますが、この先の目標が無くなっちゃって。。。』

ゴルフへのモチベーションはあがっているのですが、その成果を発揮できる目標を探しているようです。確かに競技関係は夏や秋の実施が多いので、春先にはあまり競技がありません。でも、夏の大会に向けて、春のうちにある程度競技に出場して慣れておきたいという気持ちもよくわかります。

 

『そうか、、、。わかった。じゃあ、俺に任せろ。』

冬の練習の成果を発揮するための春先の競技イベント。そんなものが果たしてあるのでしょうか?ブログ運営者として、ネタ枯れ防止のために意地でも見つけないといけませんので、私ちょっと動きたいと思います。

 

つづく

Hole 42 ゴルフ場でラウンドレッスン② (前半9ホール)

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

順調にスイングレベルがあがっているように見えて全然スコアに反映できないアベレージゴルファーと、現場(ゴルフ場)経験が圧倒的に乏しい初心者ゴルファー。

この二人の限界を突破するために企画されたサイエンスフィット・ラウンドレッスン。コースは社内コンペで過去何度もラウンドして勝手知ったる新君津ベルグリーンカントリー倶楽部です。

普段はハイレベルな学生ゴルファーから初心者まで、幅広いゴルファーにレッスンをおこなっている長井コーチが、最近スコア90の壁に跳ね返され続けているK君、年間ラウンド数が3回でいつまでたっても初心者のT君に、ラウンド戦略とコースマネージメントをメインとしたレッスンをおこない、その模様を私Nが余すことなく撮影いたします。

 

『じゃあ、行きましょう!今日は徹底的にコースの攻め方をアドバイスしますので、よろしくお願いいたします。』

K君には70台を出すためのコースマネージメント。T君には初心者向けのアドバイスという、異なる対応を迫られる長井コーチ。その責任も重大です。

 

『よし!じゃあ、僕から行きます。皆さん、今日はよろしくお願いいたします。』

過去このコースを6回ラウンドして、平均スコアが94というK君。今日は80台、いや、できれば70台を出してほしいところです。(ブログ運営者目線)

 

『いやぁ、久しぶりのゴルフで楽しみですね~!』

レッスン&キャディ付ラウンドのつもりで参加している初心者T君。どうせならベストスコア108を楽しみながら更新してほしいところです。

 

『あの、頼むから二人とも同じ方向に打ってね。』

全体的にフラットなコースですが、左右に外れると結構な土手、谷が待ち受けているこのゴルフ場。左右に打たれたら撮影担当として大変なことになります。

 

ラウンドスタート

●AM9:45

【No.10 313yard par4】

スタートはインコース10番から。距離は短い打ち下ろしだが、左右両隣のホールまで曲げたら1ペナルティです。

 

『朝イチのティーショットはトップでいいんです。チョロでもOK!セカンドでアイアンの練習ができますし。気楽にいきましょう。』

気負い気味の二人に長井コーチからアドバイス。今日はこんな感じで毎ショット、アドバイスをくれます。

 

まずはK君。スタート前のミーティングで決めた通り得意な5番ウッドでのティーショットです。

バシッ

おっと、ちょっとつかまりすぎて左へ!ワンペナ杭の方向に飛んでいきました。

 

不安そうな表情のK君に入れ変わって、緊張でガチガチのT君がティーアップ

ガツーン!

これは、、、、スライスを恐れ強引に球をつかまえて、左のホールへ。

 

『ワンペナですね。大丈夫、次が3打目だから問題ないですよ。』

平均スコア118のT君にとって、1ペナは何のダメージもありません。T君にとって一番恐いのは、”打ち直し”です。

 

―1ペナルティを払って、T君の3打目―

 

『やや打ち上げなので9番でいきましょう。右のバンカーを避けて、グリーンの左側に狙いを定めてください。』

 

ガツーーーーン

 

『あああ~トップ!』

と、思いきやボールはコロコロ転がって行って、グリーンエッジまで到達。長井コーチのアドバイスのおかげで、ミスが致命傷になりませんでした。

 

一方、K君のティーショットは斜面から戻ってきてセーフでした。ピンまで残り100ヤード。ピンチがチャンスに!

 

『グリーンは奥から結構速いので、手前にオンさせる番手でいきましょう。届かなくてもいいです。』

ビシィ!!

しっかり叩いたボールはピン奥にオン。なかなかコーチの思い通りになりません。

そして慎重に打ったK君のバーディーパットはここまでオーバー。チャンスがピンチに!

結局このパットを外して、スタートホールは3パットのボギー。

 

T君はグリーンエッジからパターで20センチに寄せて、、、

バタバタしながらもこのホールはボギー!

 

『あはは!やりました、いきなりボギー。』

普段のスコアが120前後のT君にとっては、おはようバーディーと同じくらいの価値があるナイスボギーです。長井コーチのアドバイスの成果が出ています。

 

【No.11 354yard par4】

続く11番は、フェアウェイの先から直角に左に曲がって打ち上げるトリッキーなホール。ティーショットを左に曲げるとOB、右に曲げると2打目の距離が残ってしまいます。なんとかティーショットはフェアウェイキープしたいところ。

このホールも事前のシミュレーション通り、5番ウッドでティーショットするK君。

 

ボッフ

が、これはビビりすぎて、大ダフリ!曲げたくない。と願う気持ちがスイングを小さくしてしまってます。

 

一方のT君はしっかり振り切って、

左の崖に。一番行っちゃダメなところです。

 

―K君 2打目地点―

『Kさん、グリーンまでは打ち上げを計算して150ヤードくらいですが、左足下がりのつま先上がりという難しいライだし、グリーンの手前と左はOBなので、安全にグリーンの30ヤード右を狙って、9番で刻みましょう。ここはディフェンスするホールです。』

 

『そうか、、、ピン見えてるけどね。そうだよな。』

 

迷いながら打ったK君のセカンドショットは、、、

 

ビシィッ

 

『うわっ!!!』

 

ガサガサ

 

 

思いっきり引っかけて、K君のボールは左の山へ。痛恨のOB!

 

『絶対に行かせたくない場所はあまり見ないで、ボールを運びたい場所をしっかり見たほうがいいですね。嫌な場所を見ると何故かそっちに引き寄せられちゃうんで。』

今さらアドバイスしても完全にあとの祭りですが、惨劇を目の当たりにしたT君は狙いどころをしっかり見てピッチングウェッジでセカンドショット打ち、安全な場所へ運びました。

 

―T君 3打目地点―

『Tさんの今日のアプローチショットの目標はグリーンに乗せること。寄せようとしなくていいです、グリーンにさえ乗れば合格です。』

長井コーチからだいぶハードルを下げてもらったT君の3打目、アプローチショットは、

なんとかギリギリグリーンをとらえました。

そしてまだ動揺を隠し切れないK君は、アプローチもミスしてだいぶ距離が残ったパットを、

大オーバー。K君の足取りが重くなってきました。

このパットを2打で沈めて、ホールアウト。

 

『あの~。スコア聞いていい?』

 

『・・・8です。』

2ホールを消化して現在5オーバー。残り16ホールを2オーバーで乗り切れば、夢の70台達成です。

そしてT君は、

この短いパットを外してしまって、結局トリプルボギー。今日はノータッチ、OK無し。完全ホールアウトのゴルフです。

 

『Kさん、Tさん、ドンマイです。嫌なことはこのホールに置いていきましょう。次です、次!』

嫌なことを引きずり続けてしまうタイプのK君。ラウンド中は良いこと悪いことが交互に訪れますが、気持ちの切り替えが大事です。

 

【No.12 544yard par5】

続くはロングホールはフェアウェイ右サイドにバンカーがあるものの、それ以外にハザードは無く、気持ちよくドライバーを振っていけるホールです。

 

『よし!気持ちを切り替えて、行きます!』

 

『あ、すいません。オナーは僕です。』

 

『あ!す、すいません。。。』

これは恥ずかしい。初心者T君に注意されてまたテンションが下がるK君。

 

オナーのT君のティーショットはナイスショットで左のラフ。

続く、K君のドライバーショットは今までのストレスを吹き飛ばすようなナイスショット!

過ぎて、奥の土手を越えていきました。

 

『ロングホールは、次に打つショットの場所を想定して、狙いどころをしっかり決めてからショットしないといけません。』

本当はルール違反ですが、今回は特別に長井コーチが後方に立って、都度打つ方向を確認、指示してくれています。T君も安心してショットできている模様。

 

その頃K君は、ひとり土手の向こうから多分こっちだろうと思う方向に向かって、闇雲にボールを打っています。

レーザー距離計でピンまでの距離を測定し、打つ番手と方向をT君に指示する長井コーチ。

ようやく隣のホールから戻ってきたK君。自分のボールが見当たらないとウロウロしてますが、

レッドペナルティエリアの中にありました。

 

『こ、これ草が邪魔でテークバックできません。』

 

ペナルティエリアから打つことは可能でソールもできますが、無罰でボールを動かしたり草を抜いたりはできません。そのまま打つか、1ペナルティでドロップですね。』

今まで何回かゴルフの試合に出場してきましたが、ゴルフルールを詳しく把握していないK君。今日は歩くルールブックが横にいて都度教えてくれるから安心です。

 

『う~ん、よし!このまま打つわ。』

 

 

ザスッ!!

 

 

飛距離60センチ。1ペナと変わりませんが、いい経験ができました。

 

ここからのアプローチは、

ダフってグリーンに乗らず。

がっくり肩を落とすK君。長井コーチも寄り添ってその悲しみを分かち合います。

 

一方のT君。

またまた微妙な距離のパターを、

外しました。

 

『く~、、、入りません!ダボです。』

 

『トリです。。。』

3ホール終了して、K君は8オーバー。残り15ホールを1アンダーで回れば、夢の70台です。

(ちなみに現在T君に2打負けてます。)

 

【No.13 123yard par3】

続いてのホールは池越えのパー3。大きな池がプレッシャーですが、グリーンをオーバーしてもOBが待ち構えています。

慎重に方向を定めてアドレスを取るオナーのT君。

 

パコッ

 

『うわー!』

 

ぽちゃ。

 

 

これはトップして池のど真ん中に。

 

続くK君は、グリーンセンターにナイスオン!

久しぶりのナイスショットに、長井コーチと喜びを分かち合います。

このホールK君は復活のナイスパー。T君はダブルボギー。二人のスコアが並びました。

 

【No.14 522yard par5】

新君津CCのアーメンコーナーと呼ばれる14番ロングホール。コース右の崖はOB、左は池。打ち上げてて距離もある難しいホールです。

 

『じゃあ、ここはまず僕が打ちますね。』

バキィィィー!

 

『うおっ!凄い!!』

右に飛び出したボールはフォローの風に乗ってOBの谷を越えてショートカットに成功。

 

『あそこまで飛ばすには、キャリーで250ヤード必要ですね。お二人は無理せず正面狙いでいきましょう。』

狭いフェアウェイを狙うしか無くなったK君のイチかバチかのドライバーショットは、

ど真ん中にナイスショット!やっと調子が出てきました。

これに続けとT君。

思いっきり腕の力で振り切るも、豪快に引っかけて左の崖下、池の方向へ。

ギリギリ池の手前で止まっていたボールは、長井コーチのアドバイス通りピッチングウェッジで脱出。

無理をせず、得意な8番アイアンでグリーンを目指していきます。

 

【No.15 348yard par4】

続くミドルも距離がありなかなか手強いホールです。

調子を取り戻したK君のドライバーはこれもナイスショット。

T君も、素晴らしいショットでフェアウェイど真ん中へ。

セカンドショットをグリーン横まで運び、パターでグリーンに乗せて、気合のパーパット。

惜しくも入らず!このホールはボギ・・

『ああああー!!!』

20センチのパットを外して痛恨のダブルボギー。ショットは良いのですが、パットが決まりません。

 

【No.16 392yard par4】

アーメンコーナー最後のミドルホール。ショットが安定してきたK君。

T君も長井コーチのマンマークレッスンのおかげで、ナイスショット。

長井コーチからのミッションである”7~8割の力で振る”を実践しているから、いつもよりショットが安定しています。

 

グリーン周りからのT君のアプローチ。

チャック!

 

『多少ライが悪くても、今日は全部パターでグリーンに乗せましょう。ピンに寄せる必要は無いです。』

パターに持ち替えたT君のアプローチ。

ナイスタッチ。寄せようと思わなければ意外と寄るもんです。

 

一方のK君は、斜面からのアプローチ。

 

『手前にバンカーも無いから、転がして寄せましょう。球を上げようとしないこと。』

ゴルフ場ならではのシチュエーションやトラブルも長井コーチのアドバイスで確実にクリアしていきます。

 

【No.17 154yard par3】

打ち下ろしのショートホール。距離感と風の読みが難しいところです。K君は、ナイスショットながら風に戻されてややグリーンをショート。

ショートホールを苦手とするT君は、、、

 

チョローン。

痛恨のチョロ!

 

『大丈夫です。グリーン手前花道には障害物が無いので、パターでグリーンに乗ります。Kさんも寄せやすいライですよ。』

 

二人を盛り上げる長井コーチ。折り返し地点までもう少しです。

花道からのK君のアプローチ。

まずまず。ショートゲームの精度があがれば、スコアもまとまってきます。

 

【No.18 338yard par4】

前半の最終ホールは右サイドが全てOBのミドルホール。事前シミュレーション通り、安全にユーティリティーティーショットをするK君。

全ホールドライバーで挑むT君は、、、

上の画像を見てお察しの通り、スーパースライスで右の谷へ。OBです。

 

『右のOBを意識しすぎましたね。しつこいようですが、”嫌な場所は見ない。狙う場所をしっかり見る”です。』

 

ちなみにK君のティーショットもOBギリギリ。危ないところでした。

牙をむくOBゾーンとグリーン手前に大きく口を開けたバンカーが、嫌でも目に入ります。

結果、

ここにだけには入れたくないという、グリーン手前の大きなバンカーへ。

 

『こ、こんなアゴの高いバンカー出ないよ。なんでバンカーの縁が板張りなんだよ!』

ガゴッ!!

 

球をあげようとして思いっきりトップしたボールは縁の板に当たって見事に脱出。こういう時の為に板張りにしてるのかもしれませんね。

 

●AM11:40

こうして2時間を切るペースで前半の9ホールを終了、ランチ休憩です。

(ゴルフ場自慢のハーフビュッフェは、美味しすぎてメインデッシュが来る前にお腹が一杯になってしまうので要注意)

 

『今日はコースマネージメントがメインのラウンドレッスンってのはわかってるんだけど、一応スコアつけてるんだよね?前半どうだった?』

 

『・・・。』

スッ、、、

無言でK君から差し出されたスコアカードのスコアを計算すると、ぴったり50!!

コーチが帯同している割には残念なスコアだし、70台を出すための心がけとして朝メモした、”3ホールで1オーバー”というプランが虚しさを強調しています。(実際には、スタート3ホールで8オーバー。)

 

一方のT君は、キャディ付ラウンドとボリューム満点のランチを存分に満喫している様子。

 

『どう?いい感じじゃない?』

 

『いやぁ、もう食べれませんよ。満足です!』

ゴルフよりもビュッフェに心を奪われてしまった模様のT君。ちなみに前半のスコアは56とのこと。

お!平均スコアが118のT君にとってはまずまずのスコアです。さすが全ショット長井コーチが付きっきりで番手と打つ方向を指示しただけはあります。

 

『Tさんはラウンド中何も考えずに言われた通りにできることをやっているので、大怪我が無かったですね。Kさんはちょっと気負い過ぎましたかね。70台じゃなく、まずは85を切るゴルフに切り替えましょう。』

 

●PM0:35

そろそろ後半のスタートというところで、クラブハウスから姿を現したK君。

張り詰めたお腹の消化と、ショートパットの精度を高めるために、パター練習に打ち込むT君。

 

長井コーチの力を借りて限界突破に挑む2人のラウンド。

後半9ホールに続きます!

 

【注】K君がこの顔をしたときは、入れ込みすぎて大抵大叩きしています。

Hole 41 ゴルフ場でラウンドレッスン① (スタート前にやるべきこと)

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

前回まで3回にわたって、PRGR銀座名古屋赤坂直営店に導入された、PRGRオリジナルのモーションキャプチャ『スイングスキャン』を使ったスイング解析とレッスンの模様をお届けしました。冬場にスイングレベルをあげて、春にライバルと差をつけたいですね。

さて今回からは、ゴルフのレベルアップには欠かせないラウンド中の”実戦力”を身につけるために、ゴルフ場でのラウンドレッスンの模様を数回に分けてお届けしたいと思います。

 

■東京・新橋

不安そうに曇天の夜空を見上げる男。

サイエンスフィット日記の初心者ゴルファーT君です。

 

『いよいよ明日はラウンドレッスンだね。天気は良さそうだけど、どうなるかな。』

 

『はい、夜中にちょっと雨降るみたいですが、明日は問題無さそうです。楽しみだなぁ。』

遠足を翌日に控えた小学生のようなテンションで帰宅の途につくT君。

そろそろ初心者ゴルファーの称号を返上したいところ。ラウンドレッスンでT君にどのような変化が生じるのか、我々にとっても楽しみなイベントです。

 

サイエンスフィット・ラウンドレッスン

こうして迎えたラウンドレッスン当日は見事な快晴。今回はラウンドレッスンの模様を実際のプログラムとタイムスケジュールに合わせてご紹介させていただきます。

新君津ベルグリーンカントリークラブ・ホームページより転載

 

●AM7:30 ゴルフ場集合

ラウンドレッスンをおこなうのは、千葉県の新君津ベルグリーンカントリークラブ。神奈川方面からのアクセスも良い人気のパブリックコースです。サイエンスフィットスクールのラウンドレッスン会場として定番のゴルフ場とのことですが、サイエンスフィット日記にとっては、PRGR社内コンペの会場などで過去何回も登場しているお馴染みのゴルフ場です。

 

集合時間にゴルフ場のロビーに来てみると、、、

いました。すでに準備OKのT君と、、、

その隣には、何故かスイングレベル3の90切り目標ゴルファーK君が、肩を寄せ合って座っています。

 

『どうしたの?今日は初心者向けのラウンドレッスンなんだけど。。。』

 

『はい。僕も初心者の気持ちに戻ってイチからラウンドレッスンを受けたいと思います。よろしくお願いいたします!』

サイエンスフィットで2年半かけて作り上げたスイングは既に完成の域に達しながら、実際ラウンドするとスコアはいつも通りの94という状況で、最近は

”練習場プロ”

”無風のカリスマ”

”水平王子”

マットの新帝王”

”温室スイング”

などと、嬉しくない称号で呼ばれているK君。今回のラウンドレッスンでゴルフの実戦力を身に付けたいところです。

 

『そう呼んでいるのは全部Nさんですけどね。』

実際、K君のゴルフ上達にかける思いは並大抵ではありません。サイエンスフィットでの練習以外にも、自宅ではフレループを使った素振りを繰り返し、

さらには、愛する我が子をウェイト代わりに使用した筋力トレーニング。

※逞しい父の背中にしがみつきながら、球太郎君(仮名:1歳10ヶ月)は眠りにつくのです。(オムツをぶりぶりと膨らませながら)

 

そして息子のオムツを取り替えておしりをやさしく拭いたあとは、相棒となるクラブを丁寧に磨き上げます。

これがK君の日常です。ここまでゴルフが生活に溶け込んでいる男がなぜ上達しないのか。彼もまた、今回のラウンドレッスンに希望の光を追い求めているのです。

 

●AM7:50 インストラクター登場

集合時間を20分過ぎてゴルフ場に姿を現したのは、本日のラウンドレッスンの先生、PRGRサイエンスフィットインストラクターの長井コーチです。

 

『ハアハアハア、す、すいません!途中で車がガス欠になっちゃって、サービスエリアでガソリンスタンドがオープンするのを待ってて遅れちゃいました。』

ゴルフ場までの道中、何があるかわかりませんので皆さまも早めにご自宅を出発することをおススメします。が、もし遅刻しそうになっても無理に飛ばさず、安全運転を心がけてください。急ぎすぎて事故でも起こしたら目も当てられません。

 

とりあえず、今日一日お世話になる長井コーチと朝のご挨拶。

長井コーチはベストスコア65(しかも大学の試合で叩き出した)の本格競技ゴルファーですが、初心者へのレッスンにも定評があるインストラクターです。初心者の気持ちに立って、どのようにラウンドすればコースを攻略できるか教えてくれるので楽しみです。

 

『長井先生、今日はよろしくお願いいたします。今まで教わったことをちゃんと実践できるように頑張ります!』

サイエンスフィットレッスンを受け始めた時からの先生である年下の長井コーチに全てを委ねるT君。

 

『頼むよ!ゴルフ場で上手く回るコツを教えて。』

ちょっと年上で、入社も先輩というプライドが邪魔してうまくお願いできないK君。

 

『本来は午前中に座学やショット、アプローチ練習をしっかりおこなって、午後に動画撮影等をしながら9ホールをラウンドするんですが、今日はコースマネジメントがメインということで、18ホールをより実戦に近い形でラウンドしたいと思います。』

さぁ、ゴルフ場でのレッスンが始まります!

 

●AM8:10 練習場でショット練習

奥行き280ヤードという広大なドライビングレンジ。思う存分振り回せそうです。

 

『朝の練習は競馬で言えばパドックみたいなものです。体をあたためながらその日の調子や、球筋の傾向を確認しましょう。間違っても理想のスイングの完成を目指したりしないでくださいね。』

 

『え、朝の練習で手打ちを克服しようとしたんですけど、ダメですか?』

 

『無理です。たった24球で手打ちが直ったら、あんたこの1年何してたんだって話です。』

そんなT君のショットを見てみると、

 

ガキッ

ボールは大きく左へ。

思いっきり手を使って振り切りつつ、体も回そうとする意思は伝わってきます。

 

『じゃあTさんの今日の約束ごとを決めましょう。今日は絶対振り切らない、7・8割の力加減のショットをすること。』

 

『球を上げる必要もありません。まずは前に飛ばす、センター返しを打つ気持ちでクラブを振ってください。そして一番ミスが出にくい信頼できるクラブを決めてください。』

 

『わかりました。やってみます。え~と、、、』

 

『ちょ、ちょっと待って。なんか後ろから見ると、気持ち悪いアドレスしてるなぁ。体が左に傾いてるよ(笑)』

 

『そうですね。アドレスは大事だからもう一度確認しましょう。PRGR赤坂で齋藤店長にもチェックしてもらったと思いますが、スタンス、肩の向き、目標を毎回確認してください。』

 

『あと、アドレスで足をハの字(つま先を開く)にするとどんどん右を向きやすくなるので、気をつけてください。』

一方のK君。いま取り組んでいるスイングのことで頭がいっぱいの模様です。

 

『この前PRGR名古屋でスイングを見てもらって、今まで右を向き過ぎてたからちょっと左を向くようにしたんだけどどうかなぁ。』

 

『いいと思いますよ。今までよりも左に気持ちよく振りぬけて、目標も見やすくなってくると思うので。僕もボールが右に行きやすいスイングなので、やや左を向いて捕まえる球を打ってます。』

”僕も一緒”の言葉に安心感を得たK君。

さて、今日のK君のパドックの様子はどうでしょう。

バキッ

これまたひどい引っかけボールです。

 

『うう、、、ちょっと下から入ったかなぁ、体も止まってるような気がするし、アドレスもうちょっと右向いたほうがいい?』

 

『Tさんは何も考えてなさすぎで、Kさんは考えすぎですね。アドレスは今のままでいいので、右中間にヒットを打つイメージで打席に立てば全然大丈夫です。』

 

『あと練習場に7本もクラブ持って来なくても大丈夫ですから、気楽に楽しくいきましょうよ。』

スタート前に意気込みすぎていつもキメ顔をしてしまうK君ですが、その陰にはラウンドに対する不安な心が隠れていたのでした。

そろそろ体もあたたまってきたので、ショット練習を切り上げ、次の場所に向かいます。

 

●AM8:40 アプローチ練習

ドライビングレンジに併設された広いアプローチ練習エリア。目標となるグリーンやバンカーもちゃんとあります。

 

『あ~、、、良いアプローチ練習場なんですが、夜中に結構雨が降ったんで地面がぬかるんでますね。おそらくコースもこんなコンディションです。これはアプローチ難しいですよ。』

 

『アプローチ練習は取り敢えず慣れているクラブ1本でやりましょう。こういう悪いライの場合は手首を固めてロボットのように打ったほうがミスが出にくいです。』

色んな距離から黙々とアプローチ練習を続ける2人。打ち方などはその都度長井コーチがチェックしてくれます。

そうしていると、

 

K君もT君も、いい感じでピンに寄るようになってきました。

 

『お~、簡単にピンに寄ります。何ででしょう?』

 

『練習だからだよ!おまえはまだアプローチの恐さを知らないな

 

一方、バンカーが苦手なK君。バンカー練習を繰り返しています。

バンカーから出ないか、グリーンをオーバーして奥の山に打ち込むかを繰り返しています。

 

『ダフリが恐いからって、そんない強く打たないでも大丈夫です。スイングリズムを崩さずに、ソールを地面に落とすイメージで練習しましょう。』

長井コーチが見本を見せると、

ボールは絶妙な距離感でピンの周りに集まってきます。

 

『おかしくないか?ボールじゃなくて砂を打ってるのに、何でプロってそんなに距離感が合うんだよ。おかしいだろ。』

納得がいかない様子のK君ですが、そろそろアプローチ練習も終了。

しっかり小一時間練習をして、二人の表情にも多少自信がみなぎって来ました。

 

●AM9:10 ラウンドシミュレーション

クラブハウスに戻ってきた3人は、ソファに座って何やら話し込んでいます。

 

『お二人とも今日のコースは何度かラウンドしていると思うので、ちょっとはコースのイメージはあると思います。今日は風が無いので、事前にコースの攻め方を決めておきましょう。』

 

『そのホールの攻め方を決めて、ラウンド中に迷わないようにティーショットで打つクラブをスコアカードに記入しておきましょう。』

まずはT君のコース戦略。長井コーチのプランは、

ティーショットの使用クラブは、、、ショートホール以外全てドライバー。スコアカードに記された連続する”ド”の文字はジョジ○の奇妙な冒険のような雰囲気を醸し出しています。

 

『Tさんは、、、まぁ全部ドライバーで行きましょう。ヘッドも大きいし、ある意味一番ボールに当てやすいクラブです。7・8割の力で振る。という約束だけ守ってくださいね。』

 

続くK君。70台の達成も視野に入れたコース戦略に、真剣な表情で話し合っています。

ラウンド前にクラブ選択をして、脳内で攻め方を確認する作業は以外と時間がかかります。”ド”を14個書くだけという作業を1分で終えたT君は時間を持て余して、期待の外国人の獲得に成功した千葉ロッテの記事をスポーツ新聞で読み漁っています。

 

『決まりました。これで行きましょう!』

ようやく決まったK君のティーショット戦略は、

ドライバーで攻めつつ、無理をしたくないホールは得意の5番ウッドで。距離が短くOBが恐いホールでは4番ユーティリティで徹底的にディフェンスする。という作戦を立ててきました。

 

『うん、何かイメージが沸いてきました。いつもは行き当たりばったりのアドリブ劇だったけど、今回は台本が決まっていて、いかに忠実に台本通りに動けるか。と言う感じですね。楽しみです!』

アドリブトークが苦手なK君にとっては、台本を渡されたほうが合っているのでしょう。

さぁ、準備万端。そろそろ外に繰り出しましょう!

 

●AM9:20 パッティング練習

スタートまでの時間、パッティンググリーンでじっくりとグリーンの速さ、芝の状態を確認します。

 

『3パットは避けたいので、距離感をあわせる練習をしましょう。このコースはグリーンが大きいので、長い距離も練習しておいてくださいね。』

アプローチだけじゃなく、パターもロボットみたいなT君。

K君も70台を出すためには必要な、5メートルのバーディパットを何度も練習しています。

ここで、今日のラウンドの意気込みを聞いてみましょう。

『優秀なコーチがずっと付き添ってラウンドしてくれるなんて、凄く贅沢ですよね。何度もラウンドしているコースだし、今日はいけると思います。』

恒例のキメ顔。でも今日はいつもとは違います。長井コーチと言う強力な後ろ盾があるのです。

 

次に、T君。

『そういえば、今までセルフプレーでしかラウンドしたことが無かったので、今日がはじめてのキャディさん付きのプレーです。楽しみだなぁ。』

ラウンドレッスンの主旨がいまいちわかっていない自然体のT君。いや、何も考えていないような気がしてきました。

 

ついでに長井コーチにも聞いてみましょう。

『今日は二人のプレーを徹底的にサポートするので、ぜひ結果を出してもらいたいですね。ブログ読者の皆さまの参考にもなればと思います。』

爽やかな笑顔で語ってくれた長井コーチ。今日の結果の鍵を握っているのはこの男です。

 

●AM9:45 ラウンドスタート

さあ、お待たせしました。そろそろスタートです。緊張を和らげるためにフレループを振り続けるK君。

スタート前にボールを確認する二人。同じボールの同じナンバー。PRGRスタッフあるあるです。

セカンド地点にいる前の組の人たちを見つめる二人。強烈な打ち下ろしで、ちょっと曲がれば1ペナというホールですが、攻め方はもう決まっています。

 

『はい、もう大丈夫です。じゃあ行きましょう!』

よし!堅い握手を交わしてお互いの健闘を誓う二人。

 

『じゃあ、僕から行きます!』

サイエンスフィット・リアルラウンドレッスンのスタートです。

 

次回につづく。

 

Hole 40 スイングスキャン体験・PRGR赤坂編

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

ここ2回ばかり、PRGR直営スタジオに導入されたPRGRオリジナルのモーションキャプチャ”スイングスキャン”を紹介してきましたが、今回は、、、

 

ゴルファーのワンダーランド

■東京 赤坂

PRGRの看板に向けて歩く男。

地下鉄溜池山王駅の地下コンコースの外れにあるこの施設、

入口の扉を開けると都会の喧騒から一転、ゴルファーのワンダーランドが現れます。

ここはPRGRの直営ゴルフスタジオとショップが併設したPRGR AKASAKA(プロギア赤坂)です。場所柄、会社帰りのOLさんなど女性のお客様も多い店で、特にレッスンスクールはキャンセル待ちがでるほどの人気です。

 

 

ここを訪れたのはもちろん、

サイエンスフィット日記メンバーのT君です。初心者ゴルファーのT君は、まずはイチからゴルフを学ぶためにPRGR赤坂のスクールに通っているのです。そう、PRGR赤坂は初心者の方にもわかりやすいレッスンで人気の直営店なのです。

■T君の初心者レッスンの模様はこちら

 

今日は、PRGRの新しいスイング解析システム『スイングスキャン』が導入されたPRGR赤坂で、T君の解析&レッスンの模様をお届けしたいと思います。

 

『赤坂に通ってる・・・っていうけど、すいぶん久しぶりだよな。』

 

『はい、正確には”通っていた”かもしれません。ちょっと仕事がバタバタしてまして、、、でもその間にPRGR赤坂にもスイングスキャンが入ったらしいですね、どんな解析結果がでるか、楽しみです!』

 

『どんな解析結果って、まぁ手打ちだろうね。でもどんな方法でレッスンするかは楽しみだな。で、今日は誰が解析してくれるんだろう?』

 

 

 

 

『あ~、俺がやるよ~。』

眠そうな声でそう答えたのは、ダンボールを梱包していたおじさん。

いや、良く見たらフルセットでお買い上げいただいたクラブをお客様に発送する段取りをしていたPRGR赤坂の齋藤店長でした。

 

『もう終るから、とりあえず解析ブースで着替えといて~』

テキパキと梱包作業をおこなう齋藤店長。眠そうなのは喋り方だけでした。

 

初心者ゴルファーのスイングスキャン体験

スイングスキャンの測定スーツに着替えるT君。実はスイングスキャンのパンフレットにもモデルとして登場しているT君。着慣れたものです。

 

測定スーツの装着完了!

”no limit。限界突破へ”

というエッグのポスターの前で、やる気に満ち溢れた表情のT君。安心して、今日はパンフレット撮影じゃないから。

 

ブース内に設置してある複数のカメラで測定スーツに取り付けられたマーカーを読み取り、

モニターにT君のアバター(分身)を出現させます。

 

『じゃあ、次はナチュラルプロネーションを測定しよう。これでTのスイングタイプを判別できるから。』

アドレスした状態で両腕の力を抜いてだらりとぶら下がった腕の角度を測定することにより、その人が腕の回旋でボールを捕まえるタイプか、体の回転でボールを捕まえるタイプなのかを判別します。

 

『ちょっと肩に力入ってない?自然な状態で計測したいから、力抜いてね』

 

『はい。』

肩と腕を脱力し、無の境地に突入するT君。

完全に無になっています。というかちょっと野生の風味が出ちゃってます。

 

『オッケー。じゃあちょっとボール打ってみて。』

さぁ、久しぶりのT君のスイングです。

パキッ。

 

これが、

T君の最新スイングです。

 

『どうでしょう!練習場で結構練習してきたんですが。』

まだ2,3発しか打っていないのに、やりきった感を出すT君。

 

『うん。。。』

 

『手打ちだね~』

やはり!素人目に見ても手打ちっぽかったですが、実際プロの目から見ても、機械の目で見ても、完全なる手打ちのようです。

なかなか自分の限界を突破するのは難しいようです。

 

初心者ゴルファーのスイング解析

『体が止まって、腕で一生懸命ボールを捕まえようとしてるけど、強烈なインサイドアウト軌道になってる。』

ジョーダンスピースのスイングに見えないことも無いような気がしますが、ボールはスライスしか出ないでしょう。

 

インパクトの直前で、体が起き上がって手も浮いてるね。クラブフェースも開いているから、これでボールに当てようとしたら、カット打ちするしかないよね。』

『もう見るに耐えられません。ギブアップです。』

 

『まぁ、折角だからスイングスキャンの測定結果を見てみようよ。』

T君のスイングが忠実にモニターに再現されています。重要なのはこのアバターの動きではなく、画面左側に表示されている体の各部位、各ポイントでの数値です。

 

『スイング中の体の動きを数字で見てみると。Tの手打ちの原因は、やっぱり手の動きに原因があるかな。簡単に言うと、スイング中に手が活躍しすぎているから、体を使う出番が無い。って感じ。』

 

『特に気になるのは、ヒンジ角。こういう風に左手首を手のひら側に折った状態(掌屈)でダウンスイングをしたいんだけど、』

 

『Tの場合は逆(背屈)になってるよね。これは直したいな。』

 

T君の腕の動き(黒線)とプロの動き(赤線)を比べると、

確かに”ヒンジ(手首の横の動き)”は、プロと真逆の動きをしています。

 

ナチュラルプロネーションを計測したらTのスイングは”F”タイプだったから、本来は体の回転でボールを捕まえていくのに適した骨格のはずなんだ。』

 

ナチュラルプロネーション測定で、左手の角度が29度以下なら腕の回旋でボールを捕らえるのに適したEタイプで、36度以上なら体の回転でボールを捕まえるのに適したFタイプとなります。T君の測定結果は驚きの50度。これは完璧なFタイプで、野生のゴリラと同レベルです。

あれだけ手を使うのでEタイプかと思ってましたが、実はFタイプだったT君のスイングタイプ。スイングタイプに合ったレッスン、練習をおこなうことで、自分の壁を突破することができるのです。

 

『アドレスでだらんと手を伸ばした状態の左手の角度を確認して、』

 

『この状態のまま左手の角度を変えずにグリップする。これが一番自分の体のつくりに合った無理の無いグリップなんだ。』

 

『Fタイプスイング(体の回転で捕まえる)の場合は、自然とフックグリップになるからフェースローテーションは極力使わず、』

 

『体の回転でボールを捕まえる。フックグリップだから自然とフェースがかぶりやすいので、体をとことん開くことによってスクエアにヒットすることができるんだ。』

 

ナチュラルプロネーション測定での左手角度50度をアドレスで再現するために、スイングスキャンのライブモードで理想の角度になるように調整します。

 

『へ~、こんな感じですか、なるほど。画面で数字を見ながら合わせるのでわかりやすいです。口でもう少しフックに。と言われてもいまいちピンとこないし。』

さぁ、ようやくアドレスが決まりました。

 

初心者ゴルファーへのスイングスキャンレッスン

『よし、ようやく準備完了だな。じゃあ、手を使ってもいいから、俺の動きをマネしてみて。』

インパクト前でヘッドを止める動きをする齋藤店長。

 

『すいません。何やってるのか、ぜんぜんわかりません。』

 

『体を回すって言っても正しい動かし方を理解しておかないと意味が無いからね。前傾した状態で体を左に回してみて。上体が思いっきり左を向くでしょ。』

たしかに、ただ体を回すだけだと頭は左足の先にきます。

 

『体を回すうえで必要なのは、脇腹を右に傾ける動き。”側屈(サイドベンド)”っていうんだけど、これを身につける練習をしよう。』

と、ボールを右足のさらに右にセットして、

ゴン!

叩きつけるようにボールを打つ齋藤店長。ボールはやや右に低く飛び出しています。

 

『この動きを身につけて、普段通りの位置にボールをセットして打つと、』

ズバン!

低く勢いよくボールが飛び出しました。

 

『軽く打ってるのに、凄い打球!』

 

『体を回そうとすればするほど、腰が前に出て体が起き上がってしまうからね。まずは脇腹を曲げてボールの手前にクラブを落とすイメージで側屈の動きを身に付けよう。』

T君も練習してみます。

ガキッ!

カツッ!!

上手く当たらないし、齋藤店長のような分厚い打球音も出ません。

 

『手を使ってしっかりクラブを落としてやってもいいんだけど、手首の余計な動きを抑えないとシャンクしか出ないよ。』

フェースをなるべく回転させないで、

ボールを打ちにいこうとして上体を左にスライドさせずに、

ダウンスイングでフェースを閉じたまま落とす。

こうして練習したあとに正しいボールの位置でボールを打ってみると、

 

お!インパクトでの頭と手の位置が低くなっています。

動画でも側屈している様子が確認できました。

 

『フェースを閉じて、上体を落としてそのままボールを打ったら自分の足にボールが当たっちゃうからね。そうならないためには腰を思いっきり開くしかないから、結果体が回転していくんだ。』

 

『お、おお。。。これが僕のスイングですか。信じられません』

限界突破の突破口が見えてきた気がします。

 

『よし、次はドライバーで打ってみよう。さっきと同じイメージで。』

 

『はい、頑張ります。』

ぺコン!!

飛距離80ヤードのチョロ。

 

『うん、手打ちだね。そんなにすぐにはできないよ。やっぱりしっかり練習しないとな。』

そりゃそうです。そんなにすぐに結果が出るもんじゃありません。

 

ひたすらクラブを下ろして練習を続けるT君(5倍速)

 

『はあはあはあ、だいぶ打ちましたのでもう一回チャレンジさせてください。』

 

『あとさ、構えてる方向が変だよ。目標に対してスタンスが右向いてて、肩は左向いてて、どこ狙ってるかわからないよね。』

確かに、引っかけを打ちたいアドレスにしか見えません。

齋藤店長の手助けをもらって、もう一度アドレスを整え、

打ってみます。

パキーン。

 

 

『うん、だいぶ良くなったんじゃない?でもスイングスキャンはあくまでも自分のスイングの現状を知って練習のきっかけを掴むものだからね。1回受けただけじゃ上手くならないよ。練習を続けなきゃね。』

 

『はい!わかりました。しっかり練習して限界突破します。』

最後に齋藤店長と、側屈ポーズで記念撮影。今年こそT君は練習を続けて結果を出してくれることでしょう!

 

というわけで、新たにスイングスキャンを導入したPRGR赤坂では、サイエンスフィットと、スイングスキャンの短期集中3回レッスンのお得なキャンペーンを実施しています。シーズンオフのこの時期に、スイングレベルのアップを目指してみませんか?

詳しくは以下をご確認くださいませ。

 

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PRGR AKASAKA EVENT

練習を終えたT君。PRGR赤坂内のインフォメーションボードに貼り出されたチラシを熱心に見ています。

PRGRの各直営店では、コンペやラウンドレッスンなど様々な企画を随時おこなっております。

 

『あ!これ、以前にショートゲームレッスンやりましたね。また行きたいなぁ。』

ショートコースでのラウンドレッスン。以前、初心者T君と100が切れないM君が参加しました。(いまや80台が出るようになったM君は、これをきっかけにレベルアップしていきました)

■ショートコースレッスンの模様はこちら

 

『そうだなぁ、やっぱりコースで成果を確認したいし、コースの攻め方とかも知りたいしなぁ。よし次回はインストラクターにお願いしてラウンドレッスンしてもらおうぜ!』

 

『いいですね!ぜひお願いします!やりたいです。』

ということで次回は、初心者T君がコースに飛び出してコースマネジメントというやつを学びます。お楽しみに!

 

つづく

 

 

PRGR AKASAKA(プロギア赤坂)は、地下鉄溜池山王駅の地下道の11番出口に直結しております。レッスン、フィッティング、ショッピングなど、ぜひご利用くださいませ。

 

Hole 39 スイングスキャン体験。PRGR名古屋編

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

この冬場にこそ、目指しているスイングを身に付けるべくじっくり練習したいところですが、ついついinstgramに流れてくる目新しいレッスン動画に目を奪われがちな今日この頃。そんな私が今回訪れたのは、、、

 

■愛知県名古屋市

世界に羽ばたく大都市名古屋の中心地にある巨大なビル。

このビルの2階に入っているのが、

過去何回かご紹介しております、PRGR NAGOYA(プロギア名古屋直営店)です。

スイング中の体の詳細な動きを計測・解析するPRGR独自のモーションキャプチャシステム『スイングスキャン』が、従来のPRGR GINZA EX、前回のPRGR GINZAに続き、ここ名古屋直営スタジオにも導入されたという話を聞き、ついつい足を伸ばしてしまいました。

 

『こんちは、お疲れさまで~す。。。。。おや?』

店内の休憩スペースで黙々とサイエンスフィット教本を読む男。この後姿は、、、

サイエンスフィット受講30ヶ月歴を経過するも、なかなか70台が出ない悩めるゴルファーK君です。

 

『お疲れ様です。商談で名古屋に出張に来たので、商談終わってから寄らせてもらいました。コーヒーでも飲みます?』

重要な担当得意先が名古屋にあるというK君。リラックスした表情で我が家のようにコーヒーを飲んでいます。商談でよっぽど緊張した反動でしょう。

最近は名古屋に来る機会が増えたらしく、PRGR名古屋にも頻繁に顔を出して球を打たせてもらっているようです。PRGR GINZA EXに入り浸りかと思ったら、出張先でも練習を怠らないとはさすがPRGRイチ真面目な男です。

K君がたまに練習させてもらっているという、スクール打席(5打席)。反復練習をしてスイングを身に付けるには十分な環境です。

 

 

『あ、Kさん、Nさん、お疲れ様っす!』

 

と、ここでPRGRサイエンスフィットチームで一番爽やかな好青年、PRGR名古屋の大鹿インストラクターの登場です。

 

『今日はどうしたんですか?出張ですか?』

ただでさえ爽やかなのに、今日は一段と眩しいくらい笑顔を輝かせています。最近何か良いことでもあったのでしょうか?

そんな大鹿コーチを避けるようにしてスクール打席の奥に向かうK君。ここは商品がディスプレイされていたりする、ちょっとしたフリースペースです。

ここでいきなり、

フィットネスをはじめるK君。どうしたんでしょう?

 

『最近妻の料理の腕がさらにあがりまして、もう最高にメシが上手くてバクバク食べていたら、過去最高体重を突破してしまいまして、、、そろそろ本格的にダイエットしようかなと思って鍛えてるんです。』

普段の運動不足もあって体重増加中のK君。立派な中年の仲間入りを果たしています。(大鹿コーチと絡まなかったのも、自分のふくよかさが余計に悪目立ちしてしまうからでした。)

 

続いてK君が向かったのは、サイエンスフィット解析ルーム。こちらはマンツーマンの完全個室です。

 

『おじゃましま~す。。。』

恐る恐るK君が解析ルームに入ると、”サイエンスフィット日記”をガン見している男性が!

 

『どうも、お疲れ様です。よく来てくれましたね。今はお客様いないから、大丈夫ですよ。』

この人は、PRGR名古屋のインストラクター三浦コーチです。どうやら今は休憩中の様子。

リラックスしながらサイエンスフィット日記の過去記事を読んでいます。これは日本のゴルファーの正しい休憩姿でしょう。

 

『Kさん、これ今読んでいて、ちょっとね、気になったんですけどね。』

朴訥としたやさしい口調の三浦コーチ。とても癒されます。

 

『これは、ラウンドの前の練習場の場面かな?この時、Kさん、どういうことを考えながらアドレスしてます?』

これはたしか70台目指して社内コンペに臨んだ時の記事です。(結果はいつも通りの93でした)

 

『え?いや、何を考えてって、特に何も。強いて言えば、ナイスショット出ないかな~、くらいのノリです。』

あれ?三浦コーチの目つきが変わってます。休憩中だったはずですが、、、

 

『OKです。Kさんのね、チャレンジの模様ね、全部読ませていただきましたよ。でね、気になる部分があるんです。ちょっと打ってみます?』

 

『え、どうしたんですか?いいんですか、じゃあお言葉に甘えて、、、』

バズン!!

サイエンスフィットで作り上げた見事なスイング。とても最近はスコア90が切れないとは思えません。

 

数球打った結果は、、、

やや弾道が散らばってますが、そこまで悪くなさそうです。

 

『Kさんのスイングでね、気になるのはね、これですね。ヘッドの打ち出し方向と、フェースの角度。』

 

『Kさんは目標の右を向いて構えるクセがありますね。意識してこう構えているなら問題ないんですが、無意識でこの構えは、問題ですね。』

たしかに。私もゴルフ場でK君のスイングを撮影していても、たまに”えー!右のOB狙ってる”と思うことがよくあります。

 

『スタンスと体が右を向きながら、狙いは真っ直ぐというのは、強いドローか引っかけ球を打たないとボールは狙った方向に飛びませんよ。これはかなり無理したスイングをしなければいけませんね。』

 

『Kさんのスイングは素晴らしいんですけど、フィニッシュでよくこんな感じで右足がグニっと曲がってますね。これは無理やりボールを捕まえたいっていう表れですよ。』

あー、たしかにフィニッシュで右足がいつもこんな感じに”ぐにっ”と曲がってます。(さっきの動画もそうなってた!)

 

『アドレスを修正するだけで、だいぶイメージが変わりますよ。景色も変わってコースの攻め方も変わるから、覚えてみてください。』

と、ここで三浦コーチのワンポイントアドバイス。右を向いていたスタンス、体の向きをややオープン(左向き)にして、クラブフェースは目標(真っ直ぐ)に合わせます。

このアドレスで何回か打ってみます。

バズン!!

バズン!!

バズン!!

フィニッシュでの右足の”ぐにっ”も無くなり、目標方向を向いています。

 

弾道も安定してきました。

 

『ヘッドの左右侵入角と、フェース角を見てください。安定してますね。2度アウトサイドイン軌道だけど、その軌道に対してフェースが2度開いているから、ボールは素直なストレートか軽いフェードになっています。ピンを狙うには最高の球筋ですよ。』

引っかけやクセの強いフックと、とんでもない角度に飛び出るプッシュアウトが持ち球のK君ですが、球筋が安定してきました。

 

『最初は慣れなかったけど、気持ちよく振りぬける感じがわかってきました!今までは左肩越しにピンを狙う感じで、なんだか窮屈でしたね。』

スイング力は高いけど、ゴルフ偏差値が低めのK君。実際のゴルフ場でのアドレスの仕方などもこれから覚えていかないといけないでしょう。

 

『よう、せっかく2人が来てくれたんだから、スイングスキャンしていきなよ。』

と、ここで登場したのがPRGR名古屋のラスボス、岡本店長です。

休憩時間中ながら、やさしい店長のお言葉に甘えて名古屋に初上陸したスイングスキャンを体験させてもらいましょう!

 

スイングスキャン解析!

さっそく全身に反射マーカーがついた測定スーツを着用するK君。

解析ブースの四方八方に設置された高性能カメラ。

 

このカメラで測定スーツのマーカーの動きを読み取り、K君の分身をモニターに出現させます。

K君のスイングスキャンショット!モニターの中のK君も同じスイングをしています。

熱い眼差しで見つめる三浦コーチ。

スイングの詳細な測定結果を解析する岡本店長。

体の各ポジション、アドレスからインパクトまでの54箇所に及ぶデータを抽出し、プロのデータと比較します。

 

『うん、そうだね。なかなか良いスイングだと思うけど、詳細なデータを取るとやっぱりウィークポイントが見えてくるんだな。』

と、岡本店長が取り出したのは、おもちゃのテニスラケットのようなもの。

 

『Kはレベル3(90切り目標)だと思うけど、やっぱりレベル3スイングの壁である”ハンドアクション”ができていないな。結果的にインパクトで手が浮き上がってしまっているよ。ハンドファーストインパクトを身につけるために、このラケットで練習してみようか。』

見慣れない練習器具をまじまじと見つめるK君。よく見たら手作りです。

このラケットの面を下に向けるイメージでインパクトを迎え、ハンドファーストを作りあげます。この形ができれば、自然とインパクトで骨盤が開いて、手の位置も低くなります。

二人に囲まれながら練習するK君。ハンドファーストの度合いは、スイングスキャンの画面上でリアルタイムに確認できるので、自分の感覚とすり合わせることが可能です。

 

『うん。いいね。ところでちょっとコレ振ってごらん。』

と、岡本店長が手渡したのは、何故か野球の木製バット。

 

『おおー、久しぶりですね。わかりました!』

ブウン!

青春の全てを野球に捧げた元高校球児のK君。ゴルフクラブよりも数段鋭いスイングです。

 

『・・・。』

スイングスキャンの中のK君も、野球スイングを繰り返しています。

【注】PRGRのオリジナル動作解析器、スイングスキャンはゴルフ専用となります。野球スイングの解析はおこなっておりませんので、悪しからずご了承くださいませ。

 

『Kは2番バッターだったんだよな。そんなにバットを立てていいのか!?エンドランのサインで引っかけたらすぐ交代させられるぞ!』

急にキャラ変しだした岡本店長。

 

『は、はい、すいません!』

そういえば、岡本店長も元高校球児でした。(しかも甲子園準優勝というかなりガチなやつ)

鬼監督の指摘を受け、渾身の力でスイングするK君。

 

『何やっとるんだー!軸がぶれとるぞ、おらぁ!!』

 

『ひえ~、すいません!』

昭和の熱血野球では、最近流行りの恐怖の2番打者は認めてもらえないようです。

 

自ら手本となって、体重のかけ方、踏み込みの力の入れ方を教える鬼監督。

ゴルフで言うと、地面反力を使ってスイングスピードをあげる。というようなことでしょうか?

完全にスイッチが入ってしまいましたが、バットを手にして2人ともとても楽しそうです。

 

『三浦さん、何か変なモードになっちゃいましたね。』

 

『・・・ちょっと、いいですか?』

 

ブウォン!!

 

 

 

『体を先に回して、手は後からでしょうがぁ!!』

聞くと、三浦コーチもピッチャー以外全てのポジションをこなすユーティリティプレーヤーとして名を馳せた高校球児だったとのことでした。

 

鬼監督と鬼コーチが見守る中、ひたすら素振りを続けたK君。

ようやく形が決まってきたところで、本日のスイングスキャンレッスン終了。卓球部出身の私には終盤全く理解が出来ず、皆様にうまくお伝えできなかったことをお詫びいたします。

【注】しつこいですが、PRGRのオリジナル動作解析器スイングスキャンはゴルフ専用となります。今回は休憩時間中に野球好きが集まったためにこのようなレッスンとなりましたが、PRGRでは野球スイングの解析、レッスンはおこなっておりませんので、悪しからずご了承くださいませ。

 

『ハアハアハアハア、ありがとうございました!色々考えすぎてましたが、バットを無心で振って悩みも吹っ飛びました。ゴルフも深く考えずに、高校時代のように思い切り振りぬきます。』

三浦コーチと熱い握手を交わすK君。次回のラウンドの結果を報告することを約束しています。

 

というわけで、新たにスイングスキャンを導入したPRGR名古屋では、サイエンスフィットと、スイングスキャンのお得なキャンペーンを実施しています。シーズンオフのこの時期に、スイングレベルのアップを目指してみませんか?詳しくは以下をご確認くださいませ。

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■スイングスキャン キャンペーンはこちら

 

PRGR NAGOYA GOLFSHOP

練習を終えたK君が、店内を物色しています。

PRGR名古屋はスクール打席や解析ブース以外にも、クラブやグッズを多数取り揃えたショップコーナーも充実しております。

アプローチに不安を抱えるK君は、新しいウェッジを買おうかどうか、検討中のようです。(そういう問題じゃないような気がしますが)

 

と、グローブ売り場でK君の足が止まりました。

『これいいんですよ~。ピタッと手にフィットして全然滑らないからグリップが緩まないし。最近はこればっかり使ってます。』

と、K君が激推ししているグローブが、新発売のPRGR HIGHGRIP HANDです。

よく見ると手のひら側にはすごく細かいツブツブがあります。ここらへんにもすべらない秘密が隠されてそうです。

 

『いや、ホント滑らないんですよ。ほら。』

 

 

 

 

 

『何やってるの?』

 

『見てください、このグローブのグリップ力の高さ!僕はいつもこの方法でグリップ力を確認してるんです。』

※高校時代に野球部で鍛えぬいたK君だからこそできるテスト方法です。ケガをする危険がありますので決して真似しないでください。それにしても過去最高体重のK君を支えることのできるハイグリップハンドのポテンシャルの高さよ。

ということで、今回は出張先でも練習を続けるK君の姿と高性能グローブを紹介させていただきました。K君の練習の成果は、きっと近いうちに表れてくれることでしょう。

 

つづく

 

 

PRGR NAGOYA(プロギア名古屋)は、名古屋駅から続く桜通沿いの名古屋東京海上日動ビルディングの2階にあります。レッスン、フィッティング、ショッピングなど、ぜひご利用くださいませ。

 

Hole 38 スイングスキャン体験。PRGR銀座編

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

今日は久しぶりにプロギアの直営店に行ってみたいと思います。

訪れたのはいつものPRGR GINZA EXでなく、、、

そう、ここは銀座にあるプロギアのもうひとつの直営店、PRGR GINZAです。

日本を代表する繁華街銀座にふたつの直営店があるというのも贅沢な話ですが、2017年にオープンしたPRGR銀座EXは隠れ家的なスイング解析スタジオの色が濃いのに対して、途中移転したもののオープン30年の歴史を誇るPRGR銀座店は、開店以来の多くの顧客を持つ、いわばPRGRの銀座直営本店のような感じのお店です。

今回ここを訪れた目的はひとつ。昨年末に発表した『サイエンスフィット日記・2019年10大ニュース』で見事1位に輝いた、PRGR銀座店で働くSさんを表彰するとともに、いつの間にかレギュラーティーから90を切るようになった秘訣を後追い取材するためでした。

PRGRショップの銀座本店と言っておきながら、私もPRGR銀座EXがオープンしてからというもののそっちに入り浸りで、距離にして400メートルしか離れてないのにほとんど顔を出していなくて非常に気まずいのですが、取り敢えず手ぶらで突撃してみたいと思います。

 

Sさん躍進の秘訣!

『お疲れ様で~す。すいません、Sさんいますか?』

 

(銀座店スタッフ)

『Sさん、今日はお休みですよ。』

う~ん、社会人として一番大事なビジネスマナーのひとつであるアポイントをついうっかり忘れてました。社会人たるもの、自分本位でなく相手の立場を考えて行動しないといけませんね。

深く反省しつつ、10ヶ月ぶりに訪れたPRGR銀座店を後にしようとしたら、、、

 

バシーン

開け放たれたサイエンスフィットルームから、分厚いインパクト音が響いてきました。

 

こっそり覗いてみると、、、

ん?サイエンスフィット直営統括部の宮川部長です。

お、スイング解析をしているようです。

 

あ!

解析を受けているのは、”俺たちの企業対抗”GDO企業対抗選手権で活躍してくれたPRGRの飛距離怪物、E君です。なんでしょう、このちょっと切なそうな表情は。

■E君が大活躍のGDO企業対抗選手権の模様はこちら

 

『あれ?どうしたの。何でPRGR銀座店で解析を受けてるの?』

 

『はい、今までPRGR銀座EXにしか設置されて無かったサイエンスフィットのスイングスキャンがPRGR銀座店にも導入されたので、宮川さんにお願いして解析してもらってるんです。』

 

おお~、私に隠れてこっそり解析していたなんて。アポ無しもたまにはいいもんですね。

ということで当初の目的は置いといて(Sさんすいません!)、今回はPRGRイチの飛距離を誇る怪物君の解析に立ち会ってみたいと思います。

 

怪物E君のスイングを徹底解析

まずは普段通りにショットしてもらって、E君の弾道、クラブの動きなどを解析します。

ドゴーン!

さすがの破壊力。重い弾道でボールがスクリーンにめり込んでいきます(このスクリーンいい値段するんだから穴あけないでね)。

 

スクリーンに表示されるE君の弾道。

ヘッドスピード49m/sで、ボール初速は70m/sを超えています。さすがのパワーですが、バックスピンが多くて吹き上がり、パワーほど飛んでいない感じです。

 

『どうしても球が吹き上がってしまうのが悩みですね。あと、ボールが引っかかったり捕まりすぎたりするので、なるべく左に振りぬいてフェードを打つイメージで振ってます。』

ふ~ん。70台でラウンドする実力者でも悩みがあるんですね。

 

そしてインパクト前後のヘッドの動きを測定したE君のスイングポジションはこちら。

軽いインサイドアウトのアッパーブロー軌道。女子プロゴルファーのように安定した軌道です。

 

さらに、スイング中のシャフトの動きを解析したのがこちら。

トップでのフェースの角度、そしてダウンスイングのタメも十分で、この数値はプロレベルです。さすが!

 

と、ここまでが従来のサイエンスフィットの解析。

 

ここからはスイング中の体の動きを解析するスイングスキャン測定をおこないます。測定スーツを装着するE君。PRGR銀座店の長澤店長からやさしくシューズを履かせてもらって、緊張していたE君の顔に笑みが戻ってきました。これぞ、GINZAのおもてなしスタイル。

ブース内に設置された7台のカメラで、測定スーツに付けられたマーカーを読み取り、モニターにE君のアバターを出現させます。

準備OK。じゃあ打ってみましょう。

バゴーーーン!!

スイングスキャンだろうと容赦無し。スクリーンはお大事に。

そしてモニターの中では、E君のアバターによってそのスイングが忠実に再現されています。

最後にE君のナチュラルプロネーションを調べます。

アドレスと同じように前傾し、両腕の力を抜いてダランとした状態の手の甲の角度を測定。自然な手の甲の角度を調べることによって、その人が体の回転で打つのに適したタイプ【Fタイプ】か、腕の回旋で打つのに適したタイプ【Eタイプ】かを判別するのです。

画面上のE君のアバターも腕をだらんとさせ、リラックスしてます。何故か頭にクラブ突き刺さっていますが、スルーしましょう。

完全に脱力して無の境地のE君。画面のアバターとそっくりな表情になってます。

 

こうして弾道、ヘッド挙動、シャフト挙動と体の動きの測定が完了。

続いては、測定データから導き出されたE君のスイングの特徴を宮川部長に解析してもらいましょう。

 

怪物E君のスイング解剖

 

『オッケー、Eのスイングだけど、ヘッド挙動はちょっとインサイドアウトが強いな。フェードで打ちたいならもう少しインサイドアウトの度合いを弱めて”男子プロゾーン”を目指したほうがいいね。』

『シャフト挙動は申し分ないね!ダウンスイングのタメの角度(アンコック角)なんてプロと同じレベルだよ。だから飛ぶんだな、さすがだね。』

 

『従来のサイエンスフィットなら解析はここまで。Eの場合、球が吹き上がったり、左へのミスを抑えるのはクラブフィッティングで対応できるな。』

シャフト挙動測定で判明した”リストターン比率”をもとに、そのスイングにマッチしたシャフトをフィッティングします。

E君の”リストターン比率”は【8.2】

ざっくり言うと【10】を境に、数字が大きくなるとリストワークを多く使ってスイングするタイプ(リストターン)で、数字が少なくなるとリストワークはあまり多く使わず体の回転でボールを捕らえるタイプ(ボディターン)となります。

ボディターンタイプのE君に宮川部長がチョイスしたのは、、、

パワーのあるボディーターンタイプの人にマッチするTOUR-AD XCの60グラムのSシャフトと、RS-Fドライバーの9.5度ヘッド。このクラブを試打してみます。

バキャーーン!!!

おおっ!バックスピンが減って飛距離が18ヤード伸びてます。なんて簡単に結果を出してくれるんでしょう。

 

『クラブフィッティングとしてはこれでいいんだけど、さらに進化したスイングスキャンの解析結果をもとに、より細かくスイング中の体の動きを確認していこうか。』

するとスクリーンにたくさんの数字が現れました。これは、、、訳がわかりません。とりあえず説明を聞きましょう。

 

『これはEの腕、胸、腰の9箇所の動きをアドレスからインパクトまでの6段階に分けて表示したものなんだ。』

『従来のカメラなんかだとこんな細かい数値まではわからなかったんだけど、このデータから見えてきたEのウイークポイントはここだな。』

 

『腕のローテーション(回旋)が、アドレス時に比べてインパクト時には19度戻りきれていない。要は振り遅れてクラブフェースが開いているということ。』

理想的なスイング(ピンクの線)と、E君のスイング(グレーの線)の比較グラフを確認すると、たしかに腕の動きに違いがあります。見た目は完璧なのに、詳細なデータで見るとこんなにも違うものなんですね。

 

『さらにその振り遅れの原因は、切り返しの時の腰のスライドだな。自分では体を左に回しているつもりかもしれないけど、実際には切り返しで左(目標方向)に腰が動いているから、スイングが詰まってしまって手が浮き上がりフェースが開いた状態でボールに当たっている。この状態でボールを捕まえるためにインサイドアウト・アッパーブロー軌道の度合いが強くなってしまっているんだな。』

 

『そんなことまでわかるの!?凄いな~。』

実際にハーフウェイダウンでのE君のスイング(左側)と理想的なスイング(右側)を画面上で比べてみると、確かに理想的スイングのほうが腰が回って、左のお尻が後ろからも見えます。

動画でも確かに腰が開かずに、クラブフェースが開いてしまっています。

ぐうの音も出ずに、フリーズするE君。

さぁ困ったぞ。どうするE君!

 

スイングスキャン レッスン

ということで、ここからがスイングスキャンの真骨頂。スイングスキャン レッスンです。

 

『Eのスイングを再現すると、ハーフウェイダウンでこんな風にフェースが開いている。』

 

『Eは体の回転でボールを捕まえる”Fタイプ”なので、こんな感じでフェースは閉じて”グッ”と体を開いてクラブを下していきたい。』

 

『そうするとインパクトではフェースがスクエアになる。』

宮川部長のインパクトの形を参考に、インパクトの形を作ってみるE君。"グッと開く”と言われてもわかならい。という顔してます。

 

『見よう見真似だとどうしてもしっくりこないだろうから、スイングスキャンを使いながら、体に覚えさせよう。自分の動きがリアルタイムで画面に数値で表示されるから、どのタイミングでどの部分をどれだけ動かせばいいかがわかるよ。』

 

『本当ですね!画面の数値を見ながら目標数値になるように体を動かせばいいからわかりやすいです。僕の場合、ダウンスイングの寸前に腰が20度開くのを目標にしたらいいんですね。』

”切り返しで腰を20度開いて”なんて言われても、その通りに動かすのは非常に難しいですが、画面の数字を見ながら体を動かせば良いので理解しやすくなります。これがスイングスキャンの特長のひとつであるリアルタイムレッスンです。

 

『じゃあ、試しにコレでスポンジボール打ってみな。』

と宮川部長がE君に手渡したのは、スイング練習器具”ゴルフの竪琴”

ぶぅん!

スカッ

おそらく人生初の空振りに戸惑うE君。その手応えの無さを思い知ったか!

 

『これが当たらないってことは、スイング軌道がオンプレーンになっていないということ。さっき練習したスイングを思い出して振ってみて。』

トップの状態から、腰を”グッ”と開く。なんとなくその感覚がわかってきました。

再チャレンジです。

ボッコーン!

慣れていないと土台を叩く人も多いです。

 

『フェースの角度を変えずに、体の回転でボールを捕える。手で当てようとするとスポンジボールに当たらないよ。』

さらにフレループを振って、腰を開くタイミングを身に付けます。

何度か練習して、あらためてチャレンジ。

スポーーン

お!だいぶ良いですね。右に飛び出しているのはまだちょっとフェースが開いている証拠ですが、だいぶ改善されてきました。

 

というところで、本日のスイングスキャンレッスンは終了。

最初の頃の不安そうな表情はどこへやら、フレループを手に満足げな笑顔を浮かべるE君。サイエンスフィット・スイングスキャンレッスンで、ゴルフの悩みをすっきりきれいに解消したようです。

 

なお、ただいまPRGR直営店ではサイエンスフィットと、スイングスキャンのお得なキャンペーンを実施しています。シーズンオフのこの時期に、スイングレベルのアップを目指してませんか?

詳しくは以下をご確認くださいませ。(直営店によって実施していない店舗もございます)

■サイエンスフィット 短期集中3回レッスンキャンペーンはこちら

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GINZAでショッピング

ということでレッスンを終えたE君は、店内を物色中。PRGR銀座店では、PRGRクラブ、グッズ以外にも直営店限定アイテム、アドミラルのアパレルなどゴルファーの気になるアイテムを豊富に取り揃えております。

冬用のおしゃれなベストを合わせてみるE君。

 

 

『それレディースだよ。かわいい顔してポーズ決めても、おまえのガチムチボディはおさまらないだろ。』

 

銀座でのショッピングを終えて、家路に向かうE君。

こうしてE君は春に向けて確かな手応えを感じながら、約120キロ離れた北関東の自宅への旅に出ました。

 

『遠いな!』

 

つづく

 

PRGR GINZAは銀座2丁目のJRA場外馬券売り場(ウインズ)の裏手にあります。レッスン、フィッティング、ショッピングなど、ぜひご利用くださいませ。