プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

第4部【最終回】進化するサイエンスフィット日記。

いつもご覧いただきありがとうございます。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。

第4部はメンバーをレベル別に分け、それぞれのレベルにあった課題(壁)を乗り越え、次のレベルを目指していく姿をお届けしてきました。

それぞれのレベルの壁を越えることに挑み続けてきたサイエンスフィット日記メンバーが最後に挑んだのは企業対抗ゴルフの最高峰、日経カップの代表選手選考会。

今まで練習してきた成果を全力でぶつけるも、

僅差で代表入りを逃したK君とF君。

帰りの車内、やるせない表情で悔しさを噛み締める二人。

そして日経カップ代表選手の座を逃すとともに、サイエンスフィット日記のネタ在庫も底をつきました。

レベル別に乗り越えるべきスイングの壁(課題)を設定し、それをクリアするための練習方法等を紹介したサイエンスフィットレッスン本『スイングの壁を知る 5ステップメソッド』の発売ととともに、その内容に沿ったモデルゴルファーを立てて始まった第4部。

ここでモデルゴルファーの成長の過程を振り返ってみたいと思います。

 

レベル1:初心者ゴルファーの場合

まずは、第4部で初登場の初心者ゴルファーT君。平均スコア120以上のT君は、もちろんスイングレベル1です。

ゴルフ業界にいながらゴルフは初心者という、非常に貴重な存在のT君。

第4部前半部分ではT君のレッスン内容を中心に取り上げさせていただきました。

レベル1のスイングの壁は『体の正面で打たない』

あれ?

”体の正面でボールを打て!”と、昔よく練習場の隣打席の知らないおじさんに言われたような気がしますが、実はこれは致命的な間違いで、体の正面でボール打つと手打ちを助長し、飛距離が伸びず、球も曲がりやすくなります。

T君も知らないおじさんからのアドバイスを受けていたのか、思いっきり体の正面で打っちゃってました。

ゴルフ上達のためには、まずこの癖を直すこと。ということでT君は、PRGR GINZA EXでは無く、初心者レッスンに定評があるPRGR AKASAKAの長井インストラクターの元でレベル1スイングの腕を磨き続けてきました。

ガンコな手打ちの癖がべっとりこびりついてなかなか落ちないT君でしたが、この壁をクリアするかどうかで今後の上達のスピードがまるで違ってきます。

熱心に粘り強く練習を続け、徐々に手に頼らない、体を使ったスイングを身に付けつつあります。

そしてゴルフ場での実戦ショットに慣れるため、ショートコースレッスンを受講。アプローチ、パターをしっかり練習して、来たるべくコースデビューに向けゴルフ力を高めました。

その後、はじめてのオープンコンペ『平成最後のゴルフコンペ』に参加。

大叩きホールもあったけど何とか頑張ってパーを4つも取って、スコアは堂々の114。平均スコア120以上のT君にとっては立派なスコアです。

本格的にゴルフに取り組み始めてまだ半年余りですが、不器用ながらもマジメにコツコツと練習を続けるT君。

T君のゴルフの扉は開いたばかり。これからさらに色々な経験を経て、立派なゴルファーに成長してくれることでしょう!

 

レベル2:100切りゴルファーの場合

続いて、こちらも第4部から登場した100切り目標ゴルファーのM君。

PRGR入社3年目のフレッシュかつ風格のある営業マンのM君。

ゴルフは社会人になってから始めて、100切り経験はあるもののコンスタントに100を切れない。そんなM君は『スライスが持ち球で球筋が安定しない』レベル2ゴルファーでした。

サイエンスフィットの解析では、アウトサイドイン軌道のカット打ちだったM君。カット打ちの原因は体をうまく回転できていないことでした。

まさにこんな感じ↓

さらに、100を切るためには欠かせないショートゲーム(アプローチ、バンカー、パター)の技術をT君と一緒にショートゲームレッスンで学ぶと、、、

センスの良さを発揮してアプローチのコツを掴み、自信を持って臨んだ社内コンペでは、

惜しくも100切り達成できずスコア100ながら、見事一番欲しかった賞品の”カップ焼きそば”を箱でゲットしました!

サイエンスフィット日記メンバーで一番の若手のM君。

伸び代しか無いM君がこのまま成長したらきっとそう遠くない将来、PRGRを背負って立つゴルファーであり、営業マンになってくれることでしょう。

 

レベル3:90切りゴルファーの場合

そしてサイエンスフィット日記の看板選手。第1部から数えると約2年登場し続けている平均スコア90台、スイングレベル3のK君。

サイエンスフィット日記とPRGR GINZA EXは、K君の奮闘の歴史でもあります。

会社に入ってからはじめたゴルフは見よう見まねの自己流で上達したものの、そこには限界があり、80台も出たことはあるが基本的に100が切れないゴルファーだったK君。

このK君を、PRGRが誇る最新鋭の解析機器とカリスマインストラクターの徹底指導で本格的な競技ゴルファーに育て上げようと始まった当企画。

全社的なバックアップだけでなく、何よりも大事な本人の真面目でひたむきな努力によりメキメキと上達し、あどけなさの残る若者は立派なゴルファーに成長しました。

 

が、肝心なところでスコアが伸びないK君。

ベストスコアが更新できず完全に壁にぶつかり伸び悩んでいたところ、第4部のレベル別レッスンがスタート。

K君の課題である『ハンドアクション』を徹底的に練習して、

さらに練習した結果、

遂に、人生初のハーフ30台を達成。

そして、ハーフ36を叩き出しての、ベストスコア更新(81)も成し遂げました。

ひたむきな努力で、様々な挑戦を続けるK君。非常にゆっくりですが、確実に進化をしているK君にはまだ見ぬ70台達成というミッションが残っています。そんなK君から我々はまだまだ目が離せません。

 

レベル4:80切りゴルファーの場合

次に紹介するのは、サイエンスフィット日記の大人気キャラクター、スイングレベル4のF君。

その独特なスイングからスイングレベルを判定するのは困難ですが、平均スコアは80台でハンドアクションもできているので、レベル4の課題に取り組んできました。

そして70台を目指すF君が越えるべき壁はこちら。

『骨盤の動きと左腕の外旋』

ずいぶん難しそうな言葉ですが、次のレベルを目指すため難易度の高い練習に取り組んできました。

ただ、F君にとって、第4部は苦難の連続でした。仕事が忙しく、練習不足、運動不足のなか膝に負担のかかるスイングをし続けた結果、遂に膝を故障。

冬場から春にかけてはほとんどゴルフが出来ない状態でした。

※球を打てないので体感トレーニングを続けるF君。この動画で図らずも女性ファンがさらに増えることとなりました。

そうして不完全な状態で臨んだ日経カップ代表選考会では、昨年手にした代表の座を逃し、いつも笑顔のF君がはじめて悔しさを口にしました。

実は誰よりもゴルフを深く研究しているF君。代表落ちの悔しさをバネに、再び輝いてくれるはずです。

 

レベル5:エリートゴルファーの場合

最後に、70台でラウンドするスイングレベル5のエリートゴルファー、U君。

その外見からは想像がつきませんが、ジュニア時代から競技ゴルフをするオラオラゴルファーのU君。しかし平均スコアが70台のU君にもショートアイアンでシャンクが出る。という弱点がありました。

その弱点を克服するスイングレベル5の取り組みは、『スイングを数値で管理』するというものでした。わずかな綻びを早期発見して好不調の波を極力無くし、常に高いパフォーマンスを発揮するというものです。

体の各部にセンサーを付け、詳細な動きをデータ化。

結果、スランプを見事に脱してその後はずっと好調をキープ。

U君に引っ張ってもらって、サイエンスフィット日記チームで挑んだスクランブルゴルフ大会では見事決勝大会で5位、チャンピオン大会で181チーム中9位という成績を残しました。

個人としてもベストスコアタイ69をマーク。企業対抗の選手としてはまだ資格年齢に至ってませんが、いずれPRGRの絶対的エースとして活躍してくれることでしょう。

 

進化するサイエンス・フィット

ということで、努力を続けるサイエンスフィット日記メンバーの挑戦と進化を振り返ってみましたが、日経カップ代表選手落ちのため、ここでやや手詰まり感。

次なるネタは無いものかと、サイエンスフィット日記の原点に向かいました。

 

■東京 銀座

日本を代表する繁華街、銀座。メインストリートの中央通りを1本入った銀座一丁目にあるビル。

の3階にあるのが、PRGR GINZA EXです。

ゴルフに悩んだとき、スイングで迷路に迷い込んだとき、ブログネタに枯渇したとき、困ったときの駆け込み寺です。そして私のお目当ては、、、

いました。

PRGRサイエンスフィット直営統括部の宮川部長です。

 

新しいネタについて相談したいところですが、何やら真剣に打ち合わせをしている模様。終わるまでちょっと待ちましょう。

ちなみに対面に座る黒キャップの男性、

よく見たら、先日の日経カップ代表選手選考会に出場するも、スコア121で無念の2年連続圧倒的大差での最下位に沈んだS常務です。

打ち合わせはなかなか終わりそうにありません。場所を解析ルームに移して、パソコン画面のデータを見て何やら話し込んでいます。

チラっと画面を覗きましたが、何が何だかわかりません。5色のホワホワしたものを見ながらあーだこーだ言ってます。(早く打ち合わせ終わらないかな。)

しまいには、宮川部長自ら天井付近にある小型カメラみたいなものを調整し始めました。

部屋中を取り囲むように設置された数台のカメラ。

ケーブルの接続とカメラ調整を繰り返す皆さん。何か、カメラの場所とか相当デリケートな感じです。S常務も黙ってセッティングの模様を見守っています。

 

と、いきなり帽子を脱ぎ、

 

 

ヘアバンドを付けて、謎のTTポーズを繰り返すS常務!

決してふざけている訳では無いことは表情を見ればわかります。

再び機材の調整を続ける皆さんと、真剣な眼差しで画面を確認するS常務。

 

 

N 『宮川さん、さっきからずいぶんシリアスな感じでやってますけど、何ですかこれは?』

 

宮川部長 『これ?これは進化したサイエンスフィットだよ。』

含みのある笑顔で自信満々に答える宮川部長。

 

N 『進化したサイエンスフィット!?いまでも十分最先端だと思いますが、サイエンスフィットはまだ進化するんですか?』

 

宮川部長 『見えなかったものを見る。そしてライブで解析する。今まで出来なかったことを実現するために、開発スタッフが長い間取り組んでくれてて、遂にプロギアオリジナルの動作解析器が完成したんだ。』

 

N 『よくわからないんですが、ちなみにそれって日記メンバーのレベルアップとか、ブログネタ不足の解消に効果があるんでしょうか?』

 

宮川部長 『効果は、、、ある。』

だ、断言しちゃいました。大丈夫でしょうか?

でも、宮川部長がこれだけ自信満々ということは、相当なものが出来上がったに違いありません。これはニュースです!急いで会社に戻って日記メンバーに報告しなきゃ。

 

サイエンスフィット日記チームの新たなる挑戦。

■東京 新橋

急いで会社に戻ると、日記メンバーが何やら熱く盛り上がっています。

 

N 『おいおい、いま銀座EX行ってきたんだけど、何か凄いよ。サイエンスフィットが進化するってさ!』

 

K君 『そうなんですか、ちょうど僕らも負けっぱなしじゃいられないから、進化しなきゃなって話をしていたところです。』

 

K君 『ということで、皆で話し合ってコレに出場することにしました!』

と、K君が見せてきたのは国内最大級のゴルフポータルサイトゴルフダイジェスト・オンラインが今年新たにスタートさせる企業対抗ゴルフ大会のチラシです。

1チーム4人のチーム戦で、チームの上位3名のスコアの合計で順位を決める。という、日経カップと同じ形式の企業対抗ゴルフ競技のようです。しかも日経カップのように、年齢による出場資格制限も無さそうです。

■GDO企業対抗ゴルフ選手権について詳しくはこちら

 

N 『えー、こんな大会が始まるんだ!いいじゃん日経カップのリベンジだな。』

 

K君 『はい、僕たちの企業対抗です!決勝はスクランブルの決勝大会を戦ったカレドニアン・ゴルフクラブです。ここで優勝することを目標に、もっと練習してさらなる進化を目指します!』

日経カップで悔し涙を流したK君とF君。そして年齢資格が無いため、日経カップには2022年まで出場できないU君。この3人が力を合わせて新たな戦いに挑むこととなりました。

 

 

N 『ちなみに、大会はいつ?』

 

K君 『はい、予選が今月下旬です!』

 

N 『ずいぶん急だな、おい!!時間無さ過ぎるだろ。』

新たな目標に向け、急激に動き出したサイエンスフィット日記チーム。激動の時代の波に乗るためにはスピード感が大事だと思いますが、それにしても早すぎやしませんか?

とりあえず新しく進化するサイエンスフィットと、僕たちの企業対抗、『GDO企業対抗ゴルフ選手権』に挑戦するサイエンスフィット日記チーム。これらを紹介するために、当ブログも可及的速やかに進化しなければなりません。

この流れに対応するため今回でサイエンスフィット日記第4部は終了し、ブログも改装のため一時休業とさせていただきます。

 

当ブログにおきましては、毎回大変多くの皆さまにご覧いただき、また本当にたくさんの応援コメントをいただきました。この場をお借りして読者の皆さまにお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

サイエンスフィット日記は今回でいったん完結となりますが、そう遠くない将来に装いを新たに、進化したサイエンスフィットと進化するサイエンスフィット日記メンバーの奮闘の模様をご報告させていただきたいと思っております。どうぞご期待くださいませ。

 

 

サイエンスフィット日記第4部

-【完】-