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ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

Hole 117 プロに挑戦!藤本麻子プロと真剣勝負⑦【反撃の13~16番ホール編】

熱狂ゴルファーの皆さまこんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

PRGRスクールサイトのリニューアルを記念して行われている、サイエンスフィット日記のスペシャルゲストシリーズ”

今回のゲストはTEAM PRGR藤本麻子プロ。サイエンスフィット日記メンバーのエリートゴルファーU君(右)と初心者ゴルファーT君(左)が真剣勝負でプロに挑んでいます。

 

対決の舞台は、毎年伊藤園レディスが開催されている千葉県のグレートアイランド倶楽部。広大な丘陵に戦略的に配置された池とバンカーが難易度を高めるチャンピオンコースですが、伊藤園レディスの優勝経験がある藤本プロにとっては勝手知ったる相性の良いコースです。

今回の対決のルールは以下の通りですが、

●サイエンスフィット日記チーム(U君・T君)の良いほうのスコアと藤本プロのスコアによる9ホールのマッチプレー

●平均スコア120の初心者T君には、毎ホールハンデを1つもらえる。

●サイエンスフィット日記チームがパーより良いスコア(ハンデ適用)を獲れば読者に藤本プロのサイングッズプレゼント。

前半9ホールは藤本プロが圧勝。

■スタート前の模様はこちら

■1番~3番ホールの対決はこちら

■4番~6番ホールの対決はこちら

■7番~9番ホールの対決はこちら

■藤本プロのランチインタビューはこちら

 

本来は9ホールで終了の予定でしたが、藤本プロのご好意により戦いはエキストラ9ホールに突入しています。

●平均スコア120の初心者T君には、毎ホールハンデを2つもらえる。

という強引なルールを認めてもらったものの、強さを増した藤本プロの後塵を拝している状態。

■10番~12番ホールの対決はこちら

後半はアウトコースをラウンドしておりますが、引き続きコースを熟知する藤本プロにホール解説をしてもらいながら対決の模様をお届けしたいと思います。

 

アウトコース4番 422yards Par4

ちょっと距離はあるけど特にハザードも無いのでフェアウェイキープできればOKです。グリーンは奥行きのある2段グリーンなので、カップと同じ面にボールを乗せたい。

アウトコースは400ヤードを越えるミドルホールが3つもあります。女子プロの世界ではスタンダードになりつつありますが、アマチュアゴルファーにとっては本当に長くてタフです。

 

藤本プロ1打目

これも見事にフェアウェイ右サイドをとらえました。

 

U君1打目

これは左に曲げてしまって林の中へ。

 

『ううう、ちょっと探してきます。』

先ほどのホールで走り回って足パンパンのU君ですが、このホールでも走り回ることになります。

 

T君1打目

これはちょっと右ですが問題ありません。ドライバー飛距離205ヤード。飛ばない分走り回る必要が無いし、どうせ2オンしないから振り回す必要もありません。

走り去るU君を見送り、フェアウェイを歩く藤本プロとT君。

T君はラウンドの心得、緊張した場面での対処方法などを教えてもらいつつ、子どもの運動会での撮影の難しさを藤本プロに報告しています。

 

T君2打目

残り220ヤード。ラフからQ28で前に進みます。ラフだからって力を込めて打ち込む必要はありません。気楽に振り抜けばQの重いヘッドが勝手にラフを押しのけ、ラウンドソールがスルっと前に滑ってくれてボールを上げてくれるのです。

 

一方の藤本プロは、U君のボール捜索に付き添っているキャディさんに代わって電動カートを操作してプレーの円滑な進行に努めます。(ありがとうございます!)

 

藤本プロは残り168ヤード。

6番アイアンでピンを狙います。

藤本プロ2打目

これもピン筋のナイスショット。が、ちょっとショートしてグリーンエッジ。

 

すると、ようやく林でのお仕事を終えたU君が姿を現しました。

 

ピキッ

 

『はううっ』

 

 

みちっ

 

『あだだだだっ』

 

『なんだよ、うるさいなあ。』

 

『すいません、走りすぎてもう足が限界です。これ棄権ってありですか?それか乗用カートっていう手は無いですかねえ。このゴルフ場ってフェアウェイ乗り入れOKらしいじゃないですか。』

半年で17キロの増量に成功したU君ですが、その無理な逆ダイエットに体が悲鳴を上げ始めたようです。とりあえず痩せるために歩いてもらいましょう。

 

T君3打目

確実に3オンを狙うT君ですが、見事グリーンをとらえました!

いい感じに力が抜けています。

 

U君4打目

林からの脱出に苦労したU君は、この位置からのアプローチをピタリと寄せて。

1パットで沈めるもボギー。

そして藤本プロはグリーンエッジから、

藤本プロ3打目

うまい!

藤本プロ4打目

ランニングアプローチで寄せて難なくパーを獲りました。

 

さあ、遂にT君の見せ場がきました。なんと(ハンデを2つ引いて)イーグルチャンスです。

T君4打目

おおっと、残念これは決められず。

短いバーディーパットを、

T君5打目

決められず!!

どうしてもパターを右に押し出しちゃうT君。肝心なパットが決めらずこのホールも引き分けとなりました。

が、T君のパーにより読者プレゼントをゲットです!

 

アウトコース5番 521yards Par5

打ち下ろしのロングホールです。フォローだったら2オンも狙えますがグリーン回りに池、バンカーがあり、グリーンも2段で難しいので普通は3打目勝負です。

ティーイングエリアはもちろん一番後ろ。レギュラーティーから50ヤードくらい後ろに登っていかないと辿り着きません。

ようやく辿り着いたティーイングエリアで座り込むU君。

『はあはあはあ、と、遠い。』

今までロングホールは全ホール2オン狙いでテンションがあがっていたU君ですが、そろそろガソリンが切れ始めています。

 

藤本プロ1打目

バキィィィーーー!

快芯の一撃でフェアウェイど真ん中へ。これは2オンが狙えるくらい飛んでます!

 

U君1打目

BAGOOOOONN!

渾身の力で振り抜いたU君のショットは右の山へ。得意のロングホールでティーショットを曲げまくるU君、これは完全にOBです。

 

T君1打目

ボッコン。

いまやサイエンスフィット日記チームのエースとなったT君は、安定性抜群のエッグ5500インパクトドライバーでここも右サイドに200ヤードショット。頼れるエースです。

 

U君3打目

U君の打ち直しはようやく出た300ヤードショットでフェアウェイど真ん中へ。イーグルは断念してパー狙いで行きます。

 

セカンドショットの前にカートに駆け寄るT君。

そして、

コムタンメモを取り出し確認します。U君がOBを打ってしまったからには自分が何とかしないといけない。最初はお荷物だった彼が、いつしかエースとしてチームを引っぱる存在となっています。

 

T君2打目

目の前の木をまったく気にせず打つも、いい感じに引っかけてナイスアウト。ただし引っかけたボールは反対側のバンカーへ。

 

T君3打目

フェアウェイバンカーからも打ち方は変えません。Q28のラウンドソールが勝手にバンカーからボールを脱出してくれるのです。

さあそして、藤本プロのセカンド地点。

普段は刻むホールですが、今日は2オンを狙います。

藤本プロ2打目

(音声付動画でお届けします)

カキィッーン!

ピンに向かって一直線。高弾道でなかなかボールが落ちてこない凄いボールです。飛ぶと話題のRS5フェアウェイウッドのスプーンが火を噴きました。

 

そしてまた藤本プロのお悩み相談室がスタート。

続いての相談者は、『ドライバーが右に飛んでいく』『ショートアイアンのシャンクが恐い』という、埼玉県在住のアラサー男性です。

藤本先生のアドバイスをこっそり聞いてみましょう。

(音声付動画でお届けします)

ドライバーが右に飛ぶのは、U君のアドレスが左を向きすぎでないかと指摘する藤本先生。

ちなみに右に吹かしてしまった前半の最終ホールのアドレスを確認すると、

たしかに左を向いていますね。アマチュアゴルファーは右を向きがちですが、U君のような上級者は左に振り抜くスペースを作るためにややオープンスタンスで構えることもあるのですが、アドレスとヘッド軌道のズレが打ち出し方向の安定を欠いていたようです。

 

ターゲットの合わせ方について説明する藤本先生。

アライメントスティックを使って方向を確認し、アドレスします。

なるほど、この棒ってよくプロや上級者のキャディバッグに入ってますが、こうやって使うんですね。

『うん、そうそうこんな感じ。スタンスとアドレス通りにスイングしたほうが安定しますよ。』

と、先生にチェックしてもらってグリーンを狙います。

T君4打目

パキィィィーン!

うわっつ、ナイスショット。残り220ヤードをRS5フェアウェイウッドの5番で見事(実質)2オンです。

『ナイス!』

藤本先生も満足そうな表情です。

 

さあ続いては地道に前に進んできたT君の番です。

T君4打目

どっふ。

あっと、これはダフってしまってグリーンに届かず。まあ平均スコア120の初心者ゴルファーなのでよくあることです。

大事なのは次のアプローチ。

2回連続でミスするとダメージが大きいので、ここはミスをミスにしないクラブ、R35ウェッジで確実に寄せます。

T君5打目

ちょっとショートしましたが、ピンの方向に転がっていきました。これで良いんです!

 

そしてグリーンエッジからの藤本プロの3打目。アマチュアはパターで打ちますが、プロはランニングアプローチで寄せます。

藤本プロ3打目

これもナイス!だけど段に当たってしまって、ランが出ずにややショート。

6メートルのパットを残してしまいました。

藤本プロ4打目

(音声付動画でお届けします)

これをねじ込みました!ナイスバーディー!!

これがプロの強さです。過去の試合でも勝負どころで必ず長いパットを決めてきた藤本プロ。アマチュア相手に本気で戦ってくれています。

『まじか~、すげぇ。。。』

この迫力に気圧されてU君は2パットのボギー。

T君7打目

T君も3メートルのパットを決めたものの、2パットでダブルボギー(ハンデを引くとパー)。

本気の藤本プロにリードを広げられてしまいました。

ただし、T君のパーによりここでも読者プレゼントをゲット!

 

アウトコース6番 322yards Par4

一番短いミドルホールだけど、とにかくバンカーが多いのでバンカーを避けてティーショットは安全に左サイドに刻みたいです。

続いてのホールは久しぶりに短いミドルホール。アマチュア2人もほっとした表情をしています。

オナーはもちろんバーディーを獲った藤本プロ。

藤本プロ1打目

バキィィィーン!

これもナイスショットでフェアウェイ左へ。

 

続いて打つのはT君。

T君1打目

パコッ!

お、これもナイスショット。フェアウェイ左ラフです。ちなみにインパクト直後のT君のスイングがこちら。

スタートホールのティーショットと比べてみると。

しっかり体重の乗ったインパクトになっています。いつの間にかスイングも進化しているようです。

 

そして、T君が先に打ったのには理由があります。

『じゃあ、1オン狙います。』

前の組のグリーンが終わるのを待って、U君が今日一番の見せ場を作ります。

 

U君1打目

(音声付動画でお届けします)

BAKYAN!!!

『うわっ、これは良いんじゃない!?』

かなり良い方向に飛んでいきました。先ほどの藤本先生のアドバイスのおかげです。

さあ、3人ともナイスショットを放ち、セカンド地点に向かいます。

 

まずはT君。グリーンまでは残り120ヤードです。

 

T君2打目

ちょろーん。

あっと、これはチョロ。2オンできるかも。という邪心がクラブヘッドをかち上げてしまったようです。見守っていた藤本先生も呆れ顔です。

 

そんな藤本プロのティーショットは左サイドのクロスバンカーにつかまっていました。本当に左サイドはバンカーだらけです。ピンまで70ヤードを53度のウェッジで。

藤本プロ2打目

さすが。上手く打ってグリーンオン。

 

さあ、T君のボールはラフに埋まってました。残りはピンまで60ヤード。

と、T君に歩み寄る藤本先生。

 

『ちょっと待って。そのままだとまたチョロするよ。』

相談者の救出に向かう藤本先生。ちょっと聞いてみましょう。

(音声付動画でお届けします)

 

と、丁寧に説明してくれる藤本先生。では、T君に打ってもらいましょう。

T君3打目

(音声付動画でお届けします)

おおおー!ナイスオン!!

相談者のピンチを救った藤本先生、ありがとうございます。とてもガチンコ対決の相手とは思えません。

 

そしてもうひとりの男、U君のティーショットはここまで飛んでいました。

U君2打目

(音声付動画でお届けします)

これも得意のアプローチでピン横2メートルにナイスオン!

そしてグリーン周りまで飛ばしたドライバー飛距離には藤本先生も驚いています。

 

勝負はグリーン上で決します。まずは藤本プロのバーディーパット。

藤本プロ3打目

惜しい!ボール1個分切れず、このホールはパー。

 

そしてふたたびT君の(ハンデを引いて)イーグルパット。

T君4打目

今回は見事2パットで沈めて、遂にハンデバーディーを獲ることができました!

 

さあ、もうひとつのバーディーチャンス。

そろそろ実力者U君にリアルバーディーが欲しいところです。

U君3打目

が、これも入れられずU君はパー。そしてこのホールはT君のハンデが効いてサイエンスフィット日記チームが久しぶりに取り返しました!これは完全に藤本先生のおかげですね。

で、U君、T君が揃って読者プレゼントをゲットです!

 

これによって中盤を終えて藤本プロの1UPと、サイエンスフィット日記チームは何とか耐えています。

【プロに挑戦!藤本麻子プロ編】もいよいよ佳境に入ってきました。

残り3ホール、藤本プロがとどめを刺すのか?サイエンスフィット日記チームが藤本先生の教えにより巻き返すのか!?

その模様は次回に続きます。お楽しみに!

 

Hole 116 プロに挑戦!藤本麻子プロと真剣勝負⑥【激動の10~12番ホール編】

熱狂ゴルファーの皆さまこんにちは。

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ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

PRGRスクールサイトのリニューアルを記念して行われている、サイエンスフィット日記のスペシャルゲストシリーズ”

今回のゲストはTEAM PRGR藤本麻子プロ。サイエンスフィット日記メンバーのエリートゴルファーU君(右)と初心者ゴルファーT君(左)が真剣勝負でプロに挑んでいます。

 

対決の舞台は、毎年伊藤園レディスが開催されている千葉県のグレートアイランド倶楽部。広大な丘陵に戦略的に配置された池とバンカーが難易度を高めるチャンピオンコースですが、伊藤園レディスの優勝経験がある藤本プロにとっては勝手知ったる相性の良いコースです。

今回の対決のルールは以下の通りですが、

●サイエンスフィット日記チーム(U君・T君)の良いほうのスコアと藤本プロのスコアによる9ホールのマッチプレー

●平均スコア120の初心者T君には、毎ホールハンデを1つもらえる。

●サイエンスフィット日記チームがパーより良いスコア(ハンデ適用)を獲れば読者に藤本プロのサイングッズプレゼント。

前半9ホールは藤本プロが圧勝。

■スタート前の模様はこちら

■1番~3番ホールの対決はこちら

■4番~6番ホールの対決はこちら

■7番~9番ホールの対決はこちら

■藤本プロのランチインタビューはこちら

 

本来は9ホールで終了の予定でしたが、藤本プロのご好意により戦いはエキストラ9ホールに突入します。

前半はインコースの9ホールをラウンドしたので、後半はアウトコースをラウンドします。引き続きコースを熟知する藤本プロにホール解説をしてもらいながら対決の模様をお届けしたいと思います。

 

と、ここである作戦を胸に秘めた初心者ゴルファーT君が藤本プロに歩み寄ります。

 

『藤本プロ。後半のスタート前にご相談があります。前半はハンデをエブリワン(9コ)いただいたんですが、藤本プロのベストスコアは64、私のベストスコアは107でその差は43打もあります。ということで、後半はハンデをエブリツー(18コ)いただきたく、お願い申し上げます。』

 

『はあ?エブリツーなんて聞いたことないで。』

戸惑う藤本プロ。

 

『お願いします!』

勢いで押し切るタイプのふたり。

 

『まあ、ええよ。そのかわり思いっきりやっつけたるかんな。』

無事藤本プロの了承を得て、前代未聞のプロとアマチュアの真剣勝負がはじまります。

 

アウトコース1番 365yards Par4

右ドッグレッグのミドルホールです。右に落としたらOBなのでティーショットはやや左狙い。グリーン右のバンカーにも入れたくないから左狙いで攻めたほうが安全です。

後半のスタート。

オナーは藤本プロからです。

藤本プロ1打目

パキィィィーン!

これも狙い通りの場所へ。ドライバーの安定度が凄い!

 

そしてサイエンスフィット日記チームはU君から。

U君1打目

BAKIIIII!!

藤本プロのボールをキャリーで越えるパワーショット。

 

そして、じっくりとパンジーを植えるかの如くティーアップするT君。彼が気になっているのは目の前の谷です。

T君1打目

ゴキッ

無意識で谷を避けたショットは左へのチョロ。、レディースティーまでボールが届きませんでした。

転がっていくボールをダッシュでボールを追いかけるT君。

T君2打目

パッキャン!

こんなピンチもQ28で脱出します。

T君3打目

毎ホール2コの貯金があるので、無理をせず確実に前に進むT君。

 

一方、藤本プロのティーショットはココ。

ピンまでハザードの無いベストポジション。残り107ヤードのフォロー。49度のウェッジで狙います。

藤本プロ2打目

(音声付動画でお届けします)

カシュッ

これも完璧なショットでピンの根元にピタリ。早速バーディーチャンスです。

 

藤本プロの20ヤード先まで飛ばしたU君も負けずに、

U君2打目

ゴンッ

おっとこれもダフりました。

『いやあ、ショートアイアンのシャンクが恐くて。つい打ち込んじゃうんですよね。』

残り80ヤードからグリーンを外してしまいました。

 

T君4打目

T君はグリーン奥からR35ウェッジでピンを狙うも、下り傾斜が強くてオーバー。でも初心者ゴルファーとしてはまずまずの結果です。

 

U君3打目

U君はスピンを効かせたロブショットでピタリとボールを止めました。さすがレベルの高いゴルフをします。

 

ただし。

藤本プロの3打目はこの位置。

 

藤本プロ3打目

(音声付動画でお届けします)

これは余裕でバーディー!

『よっしゃ、1アップじゃー。』

 

エブリツーくれなんて言うから、マッチプレーの女王に火をつけてしまいました。

U君のガッツパーもT君のハンデも生かせず、いきなり藤本プロの1UPです!

あ、U君がパーを獲ったので藤本プロのサイングッズの読者プレゼントゲットです!

 

アウトコース2番 185yards Par3

縦長の2段グリーンのショートホール。グリーンをオーバーするとアプローチが難しい。できればカップと同じ面に乗せたいです。

チョロったら即池という、T君だけシビれるショートホール。たまには正面から3人のスイングをお届けします。

 

藤本プロ1打目

(音声付動画でお届けします)

やや右ですがナイスオンです!

 

U君1打目

(音声付動画でお届けします)

これもダフったもののかろうじて目の前の池を越えました。サイエンスフィット日記チームのエースが急に崩れ出しました。

 

T君1打目

(音声付動画でお届けします)

ショートホールで無類の強さを発揮するT君は、Q18がいい感じにトップしてピンに一直線。グリーンを越えていきましたが、実力から言えば最高の結果でしょう。

 

転がっていったボールを追いかけていくU君。

 

U君2打目

得意のアプローチでグリーンに乗せます。

 

『ふう、ふう、ふう。ひさしぶりの歩きゴルフは足にきますねえ。』

と息を切らしながら語るU君。

 

皆さまお忘れかもしれませんが、U君の昨年の姿がこちらです。

※同じサイズのシャツです

ずいぶん印象が変わりましたね。髪形でしょうか?去年はミディアムムーディマッシュをグロッシーに仕上げていたのですが、今年は角刈り演歌歌手スタイル一択です。華麗なゴルフは出来なくなったけどパワーゴルフを手に入れたので、まあいいのでしょう。

 

そしてT君のティーショットはグリーンをここまでオーバーしていました。

砲台でグリーンは下っています。ラフなのでここはR45ウェッジを使ってちょっと球をあげてみます。

『パターと同じ打ち方、R35と同じ打ち方、球を上げようとしない、ヘッドを目標方向に出す、、、』

T君2打目

あっとショート。でもグリーンは下っているのでまずまずの結果でしょう。

ここでようやくR35ウェッジを手にして。

T君3打目

惜しい!R35ウェッジの打ち方をかなりマスターしてきました。

 

U君3打目

U君のパーパットは惜しくも入らず。

 

藤本プロ2打目

あわやバーディーというナイスパットでしたが、藤本プロは惜しくもパー。

 

ということで、T君のボギーパットが入ればハンデ2コが効いてこのホールサイエンスフィット日記チームの勝ちです。

T君4打目

ああっとまた右に押し出して入らず。

エブリツーをもらった瞬間にボギーが取れなくなってきたT君。緩い環境は成長を止めてしまうのでしょうか。

お、T君がパーを獲ったので藤本プロのサイングッズの読者プレゼントゲット!

 

アウトコース3番 546yards Par5

距離のあるロングホールです。右に落とすとOBなので注意。フェアウェイ手前の池は180ヤードで越えます。やや右ドッグレッグなのでティーショットはフェアウェイ右サイドに置きたいです。

あらら、このホールもフェアウェイ手前に池が横切ってます。これはアマチュアゴルファーにはちょっと厳しいと思います。

 

藤本プロ1打目

ビシィィィー!

見事池を越えてフェアウェイ右サイドへ。

 

さあ、ロングホールは全て2オン狙いのU君。

U君1打目

GYASHAAAAN!

これは右狙いすぎじゃないか?ボールは谷に消えていきました。暫定球を打ってもらいましょう。

 

そしてナイスショットしたらちょうど池に入るであろうT君のティーショットは。

T君1打目

ぷちっ

渾身の力でボールの薄皮一枚を打ち、ボール初速14m/s、飛距離48ヤードで再びレディスティの横へ。

 

『すいません。暫定球打ちます。』

GUWASSHAAAAA!

ああーっとこれはさっきと逆!左のコースへ。

とりあえず暫定球の方に駆けていくU君。いってらっしゃい。お元気で。

 

そしてT君のボールはラフにありました。

ラフを脱出したい。球を上げたい。池を越えたい。距離を出したい。そんな時はQ18です。

T君2打目

が、球を上げようと力んではいけません。これはトップしてほとんど進まず。コムタンの教えを思い出してください。

 

池まで100ヤード。

ゆったり振れば楽に越えていきます。

T君3打目

パキィィィーン!

お、ようやくここで快心の当たりが出ました。

 

その頃。

池の向こう側、

遥か遠くを猛烈に駆けて行くU君。

藤本プロすいません。もうちょっと待っててくださいね。

 

U君暫定球

T君が暫定球を何とかコースに戻すべく苦労していた時に。

 

『おーーーい、1球目あったよー!』

なんと、藤本プロがボールを見つけてくれました。セーフみたいです。

 

『早く戻ってこーい。後ろの組がティーグラウンドで待ってるよー。(←うそ。本当は私達が最終組です)』

 

『はあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ、、、』

無事ボールの元に辿り着いたU君。

U君2打目

バシッ

 

ようやくコースに復帰してきました。

おかえり。これで去年の体型を取り戻せるかもしれないよ。良かったね。

 

藤本プロ2打目

やっと順番がまわってきた藤本プロは、安全に3打目地点にボールを運び。

 

藤本プロ3打目

残り82ヤードを58度のウェッジでバーディチャンスにつけました。

 

T君5打目

 

U君4打目

T君、U君は様々なトラブルをくぐり抜け、何とかグリーンまでやってきました。

 

U君5打目

太ももがプルプル状態のU君はここで力尽き。

 

T君6打目

ハンデ2コ男のT君は入れたらバーディーというボギーパットを1.5メートルショート。

 

藤本プロ4打目

藤本プロもバーディパットを外し、残りは1.2メートル。

 

T君7打目

コロン

お!微妙な距離のフックラインをT君が先に沈めて藤本プロにプレッシャーをかけました。

 

藤本プロ5打目

ガコン

が、藤本プロもど真ん中から入れ返してこのホールは引き分け。

マッチプレーで絶対的な強さを誇る藤本プロにはまったく隙がありません。

ただしT君がちゃんとパーを獲ったので藤本プロのサイングッズの読者プレゼントゲット!

 

(T君とU君が激しく走り回るという意味で)激動の序盤3ホールを終えて、圧倒的に有利なルールながらサイエンスフィット日記チームは1ダウンという状況。

 

そして勝負は中盤戦に突入していきますが、、、この模様は次回に続きます。

(ひたすら連日投稿しますので)お楽しみに!

 

Hole 115 プロに挑戦!藤本麻子プロと真剣勝負⑤【ランチタイムインタビュー】

熱狂ゴルファーの皆さまこんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

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PRGRスクールサイトのリニューアルを記念して行われている、サイエンスフィット日記のスペシャルゲストシリーズ”

今回のゲストはTEAM PRGR藤本麻子プロ。サイエンスフィット日記メンバーのエリートゴルファーU君(右)と初心者ゴルファーT君(左)が真剣勝負でプロに挑んでいます。

 

対決の舞台は、毎年伊藤園レディスが開催されている千葉県のグレートアイランド倶楽部。広大な丘陵に戦略的に配置された池とバンカーが難易度を高めるチャンピオンコースですが、伊藤園レディスの優勝経験がある藤本プロにとっては勝手知ったる相性の良いコースです。

 

今回の対決のルールは以下の通りですが、

●サイエンスフィット日記チーム(U君・T君)の良いほうのスコアと藤本プロのスコアによる9ホールのマッチプレー

●平均スコア120の初心者T君には、毎ホールハンデを1つもらえる。

●サイエンスフィット日記チームがパーより良いスコア(ハンデ適用)を獲れば読者に藤本プロのサイングッズプレゼント。

前半9ホールは藤本プロが圧勝。

■スタート前の模様はこちら

■1番~3番ホールの対決はこちら

■4番~6番ホールの対決はこちら

■7番~9番ホールの対決はこちら

 

本来は9ホールで終了でしたが、藤本プロのご好意により戦いは後半9ホールに突入します。

が、その前にお腹も減ったのでランチタイムとさせていただきます。ということで今回は、お昼休みの限られた時間(50分)をフルに使って藤本プロをより深く知るインタビューを実施したいと思います。

 

※藤本プロがチョイスしたランチは、シーフードサラダランチ。ヘルシーでラウンド中の体に負担がかからないメニューです。

 

藤本麻子プロのプロフィール

まず最初に知らない人はまずいないと思いますが、念のため藤本プロのプロフィールをご紹介させていただきます。

■出身   岡山県津山市

■生年月日 1990年5月28日

■身長   164cm

■体重   ひみつ

■血液型  A型

■出身校  岡山県作陽高校(ゴルフ強豪校)

■アマチュア時代の主な戦績

日本女子アマ優勝/台湾女子アマ優勝/全国高校ゴルフ選手権優勝/中国女子アマ優勝3回/中国ジュニア優勝3回/全国中学生ゴルフ選手権優勝2回

■プロ入会 2009年(81期生)

■主な戦績

2009年加賀電子カップ新人戦優勝/2011年伊藤園レディス優勝

マチュア時代の輝かしい経歴を引っさげてプロ入りした藤本プロ。攻撃的なゴルフでバーディ奪取率が高く爆発的なスコアを出す印象がありますが、平均パット、サンドセーブ率なども高くて天性のゴルフセンスを感じます。また日本女子アマをはじめマッチプレーが得意で対戦相手がいると燃えるタイプのようです。我々はとんでもない相手をマッチプレーの対戦相手に選んでしまったのかもしれません。

(その他情報については、PRGRホームページをご確認くださいませ。)

では引き続き、通常のプロフィールページには載らない情報をお届けします。

 

藤本麻子プロへの12の質問

では藤本プロへの質問コーナーをはじめさせていただきます。制限時間50分。普通では聞けないようなことも、どんどん聞いていきましょう。

①ゴルフを始めたきっかけは?

え~、小学4年生の6月に父に誘われて。父もゴルフを本格的にやろうとしていたので家族みんなで一緒にやろういうことになって。1ヶ月間毎日練習しておもしろいなって思って、また1ヶ月練習して夏休みにコースデビューしたんです。

藤本プロのご実家は、アクティブなスポーツ一家のようです。

『家族でゴルフ、いいですねぇ。うちも家族がゴルフ好きで僕は中学デビューです。ちなみに母親が好きなプロゴルファーは藤本麻子プロです。』

 

『ほーなんじゃ。よろしく言っといてな。』

 

②初ラウンドのスコアは?

コースデビューは岡山県の真庭カントリークラブで、スコアは確か154でした。んでその時のラウンドがめっちゃおもろくて、『また明日も行きたい!!』って言ったら父が困っちょったのを覚えてます。

2日連続でゴルフに行こう!って愛娘にキラキラした目で言われたら、、、親としては困るでしょうね。

 

『僕の初ラウンドは189でした。よく数えたな。と、褒められた記憶があります。』

辻梨恵プロの時はバカ受けした鉄板ネタをぶっこむも、”ふ~ん。”とした顔をされるT君。完全にスベってしまいました。

 

③初めて70台を出したのはいつ?

う~ん。覚えとらんな。でも小学5年生の時に初めて80台を出したのは記憶にある。これですごく自信がついて、ゴルフの試合にも出るようになったのかな。

ここから中国地方に敵なしの天才ジュニアゴルファーの伝説が始まるのです。

 

④ベストスコアはいくつ?

え~と、、、64かな?8アンダーは良く出るんだけど、9アンダーは無いんよね。

爆発力のある藤本プロ。今期もNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで8アンダーを記録しています。

 

④目標とする人、憧れの人はいますか?

大山志保さんですね。我が道を行く感じで憧れの存在です。怪我や故障などを経験しながらガッツで乗り越えていく姿に凄く尊敬してます。

静かに闘志を燃やすタイプの藤本プロですが、熱いプレーでお馴染みの大山志保プロが憧れの人のようです。

 

座右の銘、好きな言葉はありますか?

ちりつも!(塵も積もれば山となる)

天才タイプと思ってましたが、実は努力の人のようです。

 

⑥得意クラブは?

う~ん、なんじゃろ。8番アイアンかなあ。一番練習するから。

あの正確なアイアンショットは日々の絶え間ない練習から生まれているようです。ちなみにプロ担当に聞くと、藤本プロの8番、9番、ピッチングウェッジはすぐ溝が減ってしまうらしく、ショートアイアンだけ頻繁にヘッド交換をしているとのこと。

 

⑦ゴルフをしてきて一番嬉しかったことは?

え~?う~ん。。。いっぱいあるかな。

ひとつに絞りきれないくらい数々の思い出、栄光をお持ちのようです。

 

⑧じゃあ、逆に今までゴルフをしてきて一番辛かったことは?

え~、、、う~ん。。。

う~~~~ん。。。

 

『こらっ、寝るなあ!』

 

『ひいっ!すいません。』

嬉しかったことと同じくらい、辛いこともあったとのことです。

 

⑨では、過去2回優勝経験のあるこのゴルフ場の印象はいかがでしょうか?

そうねえ。

 

 

『大丈夫です。聞いてます。最高です。』

 

『距離も長くて、あがり3ホールは特に難しいコースですね。でも印象としては凄くきれいなゴルフ場。コースもクラブハウスも素敵ですよね。』

たしかに細部まですごく美しいゴルフ場です。ただしその美しさの影には、タフさとハードさも混在していることを午前中のラウンドで実感しました。

 

⑩今さらすいませんが、髪切りました?

はい。ヘアドネーションをするために伸ばしていて1年くらい前に切りました。ショートカットは楽でいいですね。たまに男の子に間違われるけど。

もともとロングヘアが特長だった藤本プロですが、病気や事故で頭髪を失った子どものための医療用ウィッグを作るためにカットして寄付(ヘアドネーション)したとのこと。子どもたちの役に立ちたいというその考えが素敵です。

 

『コロナの自粛期間中は地元の岡山に帰っとったんやけど、ばあちゃんちに遊びに行く度に近所のばあちゃんに、”あんた男か女かわからんなぁ”って毎日言われて。毎回女だって言っても信じてもらえんで困ったわ~(笑)』

 

『ぐふふふっ。』

『笑いすぎちゃうか!?』

 

『はい。すいません。似合ってます。最高です。』

岡山トークの止まらない藤本プロ。世界を舞台に戦い続ける藤本プロですが、心は地元岡山にあるのです。

 

『よ~し、盛り上がってきたところで。T、質問無いか?』

 

『え!?えっと、そうですね。じゃあ、、、』

スベってからややイップス気味で会話に入れなかったT君。安全に置きに行く質問をいただきました。

⑪ご趣味は?

う~~~~ん。

趣味かあ、無いなあ。

 

『あれ?藤本プロといえば、釣りするし、スキーや空手も得意だし、ジムニー乗ったり、ハーレー乗ったりかなり多趣味なイメージですけど。』

 

『釣りは好きだけど、趣味でちゃんとやっている人に比べたら全然だから釣りが趣味の人に怒られるわ。ゴルフは仕事やしなあ。趣味無いなあ。。。』

藤本プロは趣味についてもストイックに探求するタイプのようです。

 

『じゃあ次は僕お願いします。』

藤本プロと息が合ってきたU君の質問がこれ。

⑫ショートアイアンでたまにシャンクが出るのが悩みなんですけど、どうしたらいいですか?

う~ん、手が強いんやろな。アドレスにも問題があると思うんだけど、まあ、気になったらラウンド中にアドバイスするよ!

U君の超個人的な質問にもしっかり答えてくれる藤本プロ。そろそろ午後のスタート時間が迫ってきましたので、ここらへんでインタビューは終了とさせていただきます。

藤本プロ、ご協力ありがとうございました!

 

藤本プロのWITB

午後のスタート前に、藤本プロのキャディバッグの中身をちょっとだけ見せてもらいました。

秘密のベールに包まれたドライバーとウェッジがいっぱい入っています。どうやら今日はこの2機種をメインにテストしているようです。

ちなみに藤本プロが得意クラブだと言っていた8番アイアン。モデルは2014年発売のiD nabla RS FORGEDアイアンですが、手に馴染んだこのアイアンからなかなか変えられないみたいです。

ちなみにフェースを確認すると、

ほんとだ!打点がきれいに削れています。

日々の研鑽の跡がしっかり刻まれた藤本プロの珠玉のクラブセットでした。

 

なお、まったく需要が無いと思いますがサイエンスフィット日記チームのクラブも一応チェックしたいと思います。

まず実力者のU君。

今日のセッティングの肝はコレ。

進化した飛び系PRGR 02IRONです。

飛距離重視ゴルファーとなったU君がさらに飛ばせるアイアンを。ということで会社から借りてきたクラブです。

 

そして今日はクラブとコムタンメモとキャディさんの力で好結果を連発している初心者T君。

彼の肝となるクラブは、、、全部です。

が、持ちきれないので特にベスト3を選ぶとこんな感じ。

エッグ5500インパクトドライバーQ28R35ウェッジ。それ以外にもエッグアイアンシルバーブレードDDパターなど大活躍してくれました。(もちろん大失敗もあったけど)

 

『ところで藤本プロのご好意でエキストラ9ホールが決まったけど、お前ら大丈夫か?前回みたいにすぐ決着しちゃうと、残りをどうつなげてどう締めるか3日くらい悩むんだけど。』

 

『はい、大丈夫です。私に考えがありますので。クラブの力と作戦で後半は藤本プロに勝ちたいと思います。』

何故か自信満々のT君。ちなみにこのペースでラウンドできれば自身のベストスコア107の更新、100切りの可能性も十分にあります。

 

ということでお届けしてきました藤本麻子プロのランチタイムインタビュー】藤本プロの魅力は伝わりましたでしょうか?

さあいよいよ次回から後半9ホールの戦いに突入します。

お楽しみに!

Hole 114 プロに挑戦!藤本麻子プロと真剣勝負④【決着の7~9番ホール編】

熱狂ゴルファーの皆さまこんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

PRGRスクールサイトのリニューアルを記念して行われている、サイエンスフィット日記のスペシャルゲストシリーズ”

今回のゲストはTEAM PRGR藤本麻子プロ。サイエンスフィット日記メンバーのエリートゴルファーU君(右)と初心者ゴルファーT君(左)が真剣勝負でプロに挑みます。

 

対決の舞台は、毎年伊藤園レディスが開催されている千葉県のグレートアイランド倶楽部。広大な丘陵に戦略的に配置された池とバンカーが難易度を高めるチャンピオンコースですが、伊藤園レディスの優勝経験がある藤本プロにとっては勝手知ったる相性の良いコースです。

 

今回の対決のルールは以下の通りですが、

●サイエンスフィット日記チーム(U君・T君)の良いほうのスコアと藤本プロのスコアによる9ホールのマッチプレー

●平均スコア120の初心者T君には、毎ホールハンデを1つもらえる。

中盤の6ホールを終えて藤本プロ圧倒的優勢の状況。

 

■スタート前の模様はこちら

■1番~3番ホールの対決はこちら

■4番~6番ホールの対決はこちら

 

今回はインコースの9ホールをラウンドしていますが、コースを熟知する藤本プロにホール解説をしてもらいながら対決の模様をお届けしたいと思います。

 

インコース16番 385yards Par4

フェアウェイ両サイドに深いバンカーがあるので、これに入れるとパーを獲るのが難しくなります。グリーンは砲台でバンカーに囲まれており、高い球でボールを止める技術が必要になります。

という藤本プロの解説にひとつ抜けている部分があるとしたら、このホールは池越えということです。フェアウェイの左半分が池で、池を越えるにはキャリーで170ヤードは必要でしょう。プロや上級者には目に入らないかもしれませんが、アマチュアゴルファーにとってはどうしても目に入ってしまう大きな障害です。

※不安そうに池を見る、平均飛距離205ヤードのT君。

 

『ちなみにここでご報告です。いま7番ホールで藤本プロが2UPしてますので、このホールもし藤本プロが勝てば、藤本プロの勝利が確定します。』

このホールはアップドーミーホールなので、サイエンスフィット日記チームがここで藤本プロに負けたら終了。藤本プロがボギーを打つとは思えないので、最低限パーが必要となります。

 

藤本プロ1打目

ビッシイーーー!!

もちろん藤本プロはベストポジションに。

 

U君1打目

BAKKYAAA-N!

U君も池なんか一切目に入らず、右方向に飛ばしていきました。

 

さあ、いよいよ緊張の瞬間です。

T君1打目

ぺこーーーん

なんと力が入りまくって、ここで遂にチョロが出てしまいました。が、エッグ5500インパクトドライバーの高慣性モーメントのブレないヘッド性能がボールの直進性を高め、池の横の幅12ヤードしかないラフに何とかボールをとどめてくれました。

※命拾いしたT君。今日のティーショットがいつに無く安定しているのは、この相棒のおかげです。

 

T君のティーショットの飛距離は165ヤード。

グリーンまではまだ220ヤード以上あるので、慌てず騒がず窮地を救うQ28で地道に前に進む作戦です。

 

T君2打目

パッキン

これも力が入っちゃってトップ。でもそんなスイングでもQはおかまいなし。ボールは真っ直ぐ160ヤード転がってくれました。

いつの間にかQ28しか使わなくなって、キャディさんからもQ28しか渡されなくなったT君。まさに愛棒です。

 

セカンド地点に来てみると藤本プロの言う通り、グリーンは砲台となっていてアプローチが難しそうです。

藤本プロのセカンドは、残り147ヤード。得意の8番アイアンです。

藤本プロ2打目

ビシッ!

これも高い弾道で見事にグリーンをとらえました。ボギーを打つ気配がまったくありません。

 

対するU君のボールは、、、

入れてはいけないアゴの高いバンカーにつかまっていました。

 

U君2打目

これはサンドウェッジで横に出すしかありません。

パーが絶対条件のこのホールでまさかのピンチ。

残り85ヤード。絶対ピンにくっつけないといけないこのショット。

 

U君3打目

ドスンッ

さすがのU君もプレッシャーで思いっきりダフっちゃいました!

 

しかし、サイエンスフィット日記チームにはこの男のハンデがあります。パーがバーディー、ボギーがパーに変わる特別な力を持つ男。

T君3打目

ガツッ

力いっぱい打ったボールは、

惜しくもグリーンに届かず。砲台グリーンの距離感がまだわかっていない様子。というか、力入りすぎです。

しかしこの状況でも慌てることなく、打つクラブは決まっています。

グリーン周りの救世主、R55ウェッジを手にチップインを狙います。

 

T君4打目

これは上手く打ったけど、上り傾斜はロフトが寝るのでその分球が上がってランが出ない。という基礎知識がT君には無くややショート。でも普通にアプローチするよりR55で打つほうが断然確率が良いです。

 

『なんじゃこのクラブ~。おもしろいねえ。』

興味深げにT君のR55ウェッジを手に取る藤本プロ。プロにはわからないかも知れないけど、アプローチに悩むアマチュアゴルファーはスコアに関係なくすごく多いのです。(私も含めて)

 

さあ、サイエンスフィット日記チームの勝負どころ。まずはU君の24メートルのパーパットです。

U君4打目

あ~、これは長すぎて届かず。そして藤本プロのバーディーパットは、、、

藤本プロ3打目

惜しくも入らずパーでホールアウト。

ということは、T君のボギーパットが入らないと勝負ありです。T君の残り4メートルのパット。もうピンに当てて入れるくらいの全集中が必要です。

T君5打目

ところがこれは1メートルショートのチキンパット。

ということで、

 

この時点で。

 

善戦むなしく、サイエンスフィット日記チームの敗北が決定しました!

 

『いえーい!』

一切の手抜き無く、本気でアマチュアを倒しにいった藤本プロ。

 

『いや、ハンパ無いですって。パーオン率100%ってありえないですって。藤本プロ強すぎますよ!』

飛距離対決では完勝するも、まったくスコアにならなかったU君。

 

『今日僕、だいぶ調子良いのに敵わないって何なんでしょうか?ハンデの設定がおかしいんじゃないですか?』

ずいぶんハンデに助けられたのにまだ欲しがるT君。

 

『ということで藤本プロ。クレームが出ているんですが、せっかくなので残り2ホールもラウンドいただいて良いですか?あ、あと忘れてましたが今回も読者プレゼントしたいので、サイエンスフィット日記チームがパーを獲るたびにPRGRグッズにサインをお願いします。

 

『なんじゃそのクレーム!でもいいですよ。いっぱいパー獲って読者の皆さんにプレゼントしてください。』

前回の辻プロとの対戦同様、サイエンスフィット日記チームの頑張りが読者の皆さまに還元されるルールに急遽変更。もちろん1番ホールからさかのぼってパー以上ゲットしたら景品プレゼントといたします。

 

インコース17番 197yards Par3

距離があって難しいショートホールです。グリーン左サイドにカップが切られると、曲げると池なので勇気と正確さが問われるホールです。ティーグラウンドでは感じない風がグリーンには吹いているので風の読みも大事です。

さあ、勝負は決まったもののラウンドは続きます。グレートアイランド倶楽部のあがり2ホールはテレビ中継でご覧になった人も多いと思いますが、かなりの難関ホールです。まずは距離のあるショートホール。風を読み間違えて池に入れて優勝争いを脱落していく選手を数多く見てきました。

 

とここで。

コムタンメモを確認するT君。

『ちょっと調子に乗ってコムタンメモの存在を忘れていました。初心に戻り、メモのアドバイスを頭に入れてプレーします。』

 

藤本プロ1打目

オナーの藤本プロは勝負が決まってちょっと緩んだのか、珍しくボールを右に曲げました。

 

U君1打目

続くU君も池を恐がって右へ。

 

そしてこの難しいホールでT君は、、、

T君1打目

(音声付動画でお届けします)

ピン奥4メートルにつけるミラクルショットを披露!

『やりました!コムタンの教えどおり打ったら乗りました!!』

 

一方の藤本プロのボールはグリーンサイドのガードバンカーに。

初めて見る藤本プロのピンチですが、、、

藤本プロ2打目

(音声付動画でお届けします)

凄い!ピン横1メートルにつけるスーパーショット。

2011年に伊藤園レディスで優勝した時も、この17番で長いバーディーを決めてトップに追いついた藤本プロ。勝負どころでの集中力とオーラは鳥肌ものです。

藤本プロ3打目

しっかりとパーを獲る藤本プロ。グリーンを外してもスコアは崩しません。

 

U君2打目

そしてU君は同じくバンカーからピンを6メートルオーバー。実力者のU君ですが、プロと比べたらこんなもんです。

 

U君3打目

結局良いところなくU君はボギー。読者プレゼントゲットできず。(すいません!)

 

ここは、もうひとりの男に期待しましょう。

慎重にラインを読むT君。平均スコア120の初心者ゴルファーのバーディーパットです。

T君2打目

おっと、相変わらず右に押し出してバーディーはならずも、

T君3打目

見事にこの難関ホールでパーをゲット!

出張中のコムタン、T君はやりましたよ!。見事読者プレゼントをゲットです。

 

『Nさん、Nさん。』

 

『ん?どうしたの。期待はずれ君。』

 

『あの、、、スコアカード確認してたら、Tさん、いま11オーバーですよ。最終ホールがボギーでも48で50切ります。これって伝えたほうが良いんですかねぇ。』

 

え?・・・ほんとだ!!凄いな、こんな難しいトーナメントコースで。よしわかった。』

U君の悪魔の囁きを受けて、私ができることはひとつです。

 

インコース18番 423yards Par4

距離のあるミドルホールなのでセカンドは長い番手でグリーンを狙わなければいけません。トーナメント最終日はグリーン左サイドにカップが切られるケースが多いので、勇気あるショットで攻めないといけません。風の影響も受けやすいのでとても難しいホールです。

このホールもトーナメント中継でよく見るホールです。最終日に池の近くに切られたピンを狙って優勝争いする選手が果敢に攻める姿を今まで何度もテレビで見てきました。藤本プロも2011年の大会では難しいこのホールをパーで切り抜けて大逆転優勝をはたしています。

それでは。

『T!頑張れよー!このホールでパー獲ったら47だぞ。ダブルボギーでも50切るからリラックスしてな~。』

 

『えええ~。ホントですか!?』

急にソワソワし出すベストスコア107のT君。対決もひと段落しちゃったので、とりあえず”スコアの壁を越えようとする時のアマチュアゴルファーの心理状態”について実証実験をしてみたいと思います。

 

T君1打目

パキャッ

 

『ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』

渾身の力で当てに行ったボールは真右に飛んでいって隣のホールへ。アマチュアゴルファーのスコアの壁に対するプレッシャーは予想以上に大きいことがわかりました。

 

U君1打目

一方のU君のボールも大きく左に曲がって池の中へ消えていきました。悪魔の囁きには相応のリスクがともなうことを覚えておきましょう。

 

藤本プロ1打目

そして藤本プロのボールははもちろんフェアウェイど真ん中へ。

 

隣のホールを突き進むT君。

 

T君2打目

 

T君3打目

 

T君4打目

隣のホールから戻って来れなくなっちゃいました。

 

そして池に入れたU君も。

U君3打目

『あああ~。』

 

チョボン。

 

再び左に曲げてボールを池に沈めました。今まで緊張感のある戦いを繰り広げてきたサイエンスフィット日記チームですが、ここでアマチュア特有の多重多発事故を起こしています。

 

そんな2人を横目に、藤本プロのセカンドショットはピンまで195ヤードのアゲインスト。

藤本プロ2打目

あっと、これはちょっと右へ。アマチュアふたりのショットが移ったわけでは無いと思いますが、ボールはグリーン右のバンカーへ。

 

藤本プロ3打目

ただし、このバンカーショットも見事ピンそばへ。

 

一方のサイエンスフィット日記チームは。

U君5打目

 

 

U君6打目

 

T君6打目

 

T君7打目

ずいぶん長い道のりを経て、ようやくグリーンに辿り着きました。

 

藤本プロ4打目

ずいぶん待たされた藤本プロはパーパットを外し、この日最初のボギーを打ってしまいました。

『おえんわ~。』

こうして最終ホールを終えた3人。特にグダグダだったサイエンスフィット日記チームのスコアがこちら。

 

そして9ホールのスコアがこちら。藤本プロは最終ホールのボギーが悔やまれるものの、36のパープレー。そしてサイエンスフィット日記チームのスコアは2人の良いほうのスコア(しかもT君はハンデ付き)でも41と大惨敗。

 

ただし、バーディー2個、パー2個をゲットしましたので、その分藤本プロのサイングッズを読者プレゼントにしたいと思います。

 

ちなみに個人のスコアは、U君は最終ホールで大爆発して45。

『最終ホールでなぜか急にフックが止まらなくなって参りました。。。』

 

そして本日絶好調だったT君は、最終ホールの乱調がありながらもスコア51と大健闘でした。

『いやあ、最後緊張して叩いちゃいましたけどスコアは満足です!キャディさんと藤本プロとNさんにずっと付き添ってもらってたので、今日はキャディさんが3人付いてくれていたような気分でした。』

 

『藤本プロをキャディさん扱いするんじゃないよ!おまえはどこの国の王族だ。』

とはいえクラブの力でスコアアップを実現してくれたT君に、ゴルフクラブメーカーを代表してお礼を言いたいと思います。

ありがとう!そして最終ホール煽ってゴメンネ。

クラブハウスに引き上げてくる藤本プロ。

 

『よっしゃ、後半も負けんぞ!』

 

『あれ?午後もラウンドしていただけるんですか?(もともと、もし負けたらお願いしようとしてたけど。。。)』

 

『ええよ!読者プレゼントももっと必要じゃろ。Uちゃんも、Tちゃんももっと頑張らんとね。』

ということで皆さまにご報告です。藤本プロのご好意で、エキストラ9ホールのラウンドが決定しました!

後半こそサイエンスフィット日記チームには藤本プロに勝ってもらって、さらに読者プレゼントをたくさんゲットしてもらいたいと思います。

 

まずはランチを食べて後半の戦いに備えたいと思いますが、次回は恒例のスペシャルゲスト藤本麻子プロのランチタイムインタビュー】をお届けしたいと思います。

お楽しみに!

Hole 113 プロに挑戦!藤本麻子プロと真剣勝負③【苦難の4~6番ホール編】

熱狂ゴルファーの皆さまこんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

PRGRスクールサイトのリニューアルを記念して行われている、サイエンスフィット日記のスペシャルゲストシリーズ”

今回のゲストはTEAM PRGR藤本麻子プロ。サイエンスフィット日記メンバーのエリートゴルファーU君(右)と初心者ゴルファーT君(左)が真剣勝負でプロに挑みます。

 

対決の舞台は、毎年伊藤園レディスが開催されている千葉県のグレートアイランド倶楽部。広大な丘陵に戦略的に配置された池とバンカーが難易度を高めるチャンピオンコースですが、伊藤園レディスの優勝経験がある藤本プロにとっては勝手知ったる相性の良いコースです。

 

今回の対決のルールは以下の通りですが、

●サイエンスフィット日記チーム(U君・T君)の良いほうのスコアと藤本プロのスコアによる、9ホールのマッチプレー

●平均スコア120の初心者T君には、毎ホールハンデ1枚もらえる。

序盤の3ホールを終えて藤本プロ優勢の状況。

■スタート前の模様はこちら

■1番~3番ホールの対決はこちら

 

今回はインコースの9ホールをラウンドしていますが、コースを熟知する藤本プロに解説をしてもらいながら中盤の戦いに移りたいと思います。

 

インコース13番 540yards Par5

フェアウェイの左側が高くて右側が低いので、フェアウェイ真ん中は段差になっています。正面に見えるバンカー右端がベストポジションですね。右の谷は普段はワンペナだけど試合ではOBです。

本日最初のロングホール。むむ。ティーショットが打ちづらそうなホールです。

 

さあ藤本プロからオナーを取り返したサイエンスフィット日記チーム。

慎重にティーアップしてまずはT君から打ちます。

 

T君1打目

パコッ。

あっとこれは、

ワンペナエリアへ。

 

続くU君。ロングホールは全ホール2オン狙いです。

U君1打目

DOCYAAAA-N!

またまたショートカットを狙ったのか。ボールは右の林に一直線。

 

『あれは、、、売店直撃じゃな。』

 

一方の藤本プロは、

藤本プロ1打目

ビッシーーー!

狙い通りに安定の球筋。

 

必死にボール捜索するサイエンスフィット日記チーム。

T君のボールは、

ワンペナエリアで無事発見。ローカルルールでフェアウェイから3打目となります。

遥か先に飛んでいったU君のボールは、

 

『こっちにありますよ~。』

 

という声の方向に歩いていくと。

あ!売店の方がボールを見つけてくれました。さすがコースを熟知している藤本プロの読み通りです。

藤本プロがボールを取ってきてくれました。ありがとうございます。

(お前が取りに行かんかい!)

サイエンスフィット日記チームは2人ともワンペナ。これはピンチです。

 

T君3打目

パキッ!

お、これはナイスショット。

T君が手にするのは窮地を救うQ28。チームの窮地を救えるか。

 

『試打室や練習場のマットの上だとうまく当たらなかったけど、芝生だとすっごく打ちやすい!』

この現場用クラブが今日は大活躍することになります。

 

U君3打目

U君もスプーンでナイスショット!

 

ようやく藤本プロの順番が回ってきました。

が、コース解説で言っていたフェアウェイの段差にボールが。つま先下がりでこれは難しい。

 

藤本プロ2打目

(音声付動画でお届けします)

ビシュッツ!

うおっ、このライからナイスショット!!

驚異的な下半身の粘りと上半身の捻転。これがつま先下がりのライからのプロのスイングです。

 

T君のボールはグリーンまで125ヤード。キャディさんに打つクラブを教えてもらいます。

 

T君4打目

難しい砲台グリーンですがこれも乗りました!キャディさんから手渡されたエッグアイアンのアプローチウェッジが見事に機能しました。

 

藤本プロは残り92ヤード。58度のウェッジで打ちます。

 

藤本プロ2打目

これもナイスオン。今日はプロ担当から渡された数本のウェッジを試しています。

 

U君4打目

U君もナイスオン。

 

このグリーンの特徴をT君に説明してくれる藤本プロ。T君に理解できるのでしょうか。

 

U君5打目

あー、惜しくもU君のパーパットは入らず。

 

T君5打目

おっと今回はオーバー。

 

藤本プロ4打目

藤本プロはバーディパットが惜しくも入らずパー。

 

ということで、ハンデ1つもらっているT君はこれを入れれば引き分けです。

T君6打目

が、まったく違う方向に打ち出して残念ながらこのホールは負け。T君はどうもパターを右に打ち出してしまう癖があるようですが、このあと修正できるのでしょうか。

 

インコース14番 344yards Par4

距離が短くて広々と打ちやすそうなホールだけど実は罠がたくさんあります。フェアウェイ真ん中にバンカーがあって、その先には木もあるのでフェアウェイ真ん中は危険。バンカー手前に刻むホールですね。

ちなみに今日はテーイングエリアがひとつ前ですが、試合では一番後ろを使うようです。

 

さあ、オナーを取り返した藤本プロ。ティーが前なのでドライバーでバンカー越えを狙います。

 

藤本プロ1打目

ビッシーーー!

これも高弾道でナイスショット!全てのショットが狙ったところへ飛んでいきます。

 

U君1打目

GYAAAA-N!

短いミドルはワンオン狙い。U君が振りちぎります。

 

T君1打目

これはド右に飛んでいきました。これぞアマチュアショットです。

 

セカンドショットの攻め方をU君に教える藤本プロ。ありがとうございます。

 

そのころ。

ひとりで丘の上にたたずむ男。

 

T君2打目

どっちん。

マチュアスイングで何とかコースに復帰するT君。

 

そして藤本プロは、

上空のアゲインストに押し戻され、絶対に入れてはいけないバンカーにボールを入れてしまってました。

アゴが高くて目の前には木。これは絶体絶命のピンチです。

 

藤本プロ2打目

カッ!

『うっわ、上手い!』

ボールをクリーンに打ってフェードをかけてグリーンナイスオン。ウェッジでフェードを打つ技術が凄い。

 

T君3打目

バンカー越えのプレッシャーのかかる場面で、見事グリーンに乗せました。

キャディーさんからのおすすめ、PRGR0ウェッジの56度がピタッとはまりました。

 

そしてU君のティーショットもバンカーに。

残り60ヤード。ダフってショートしたらバンカー、トップしてオーバーしたらOBです。

 

U君2打目

これも上手い!スピンのかかったボールはピン奥にピタリと止まりました。

T君とU君のボールが縦に並んでいます。

 

藤本プロ3打目

藤本プロは長いバーディーパットをOKに寄せて、パーであがりました。

 

さあ、サイエンスフィット日記チームの時間がやってきました。T君にはハンデがあるので、2人ともバーディチャンス。入れたら勝ちです。

遂に2人が力を合わせる時がきました。(たまたま同じラインだっただけかもしれません)

 

T君4打目

ああっと、これはショート。U君にラインを教えることができませんでした。

『・・・。どんまいです。』

使えないなあ。という表情をするU君。

 

さあ本日最初のU君の見せ場。3.5メートルの下りのバーディーパットです。

 

U君3打目

あっと、ラインが違いました。

 

使えないなあ。という表情をするT君。

 

結局このホールは引き分け。(T君は短いパットを外してダブルボギーとなりました)

 

 

インコース15番 565yards Par5

距離のあるロングホールです。ティーショットは真ん中から右狙いです。左でもいいけどセカンドショットで木越えになります。ただ右サイドにはバンカーも多いので注意が必要。グリーン周りは手前がバンカーで奥が池なので2オンは難しいですね。

565ヤード!確かに長いですね。

 

藤本プロ1打目

ビッシィィー!

藤本プロはさすが狙い通り右サイドに。

 

そして。

U君1打目

(音声付動画でお届けします)

BAKEEEENN!!

マン振りU君がさらにマン振り!!ロングは全ホール2オンを狙うU君、ティーショットを330ヤード飛ばさないと2オンは難しいので、めちゃくちゃ振りました。

 

T君1打目

バッコン!

おっと、U君に釣られてT君も禁断のマン振り!!

結果的にナイスショットでフェアウェイをとらえましたが、コムタンの教えを忘れつつあります。

さあ、3人で最長モンスターホールに挑みます。

 

まずセカンドを打つのは藤本プロ。

 

藤本プロ2打目

パキィーーーン!

5番ウッドで3打目のベストポジションに運びます。ナイスショット!

 

あれ?藤本プロが最初に打つということは、、、

なんとT君が藤本プロを2ヤードオーバードライブしました!!平均飛距離205ヤードの男が快心の一撃を披露。セカンドはQ18で安全にフェアウェイを狙います。

 

T君2打目

ガゴン!

おっとこれは引っかけて左の斜面へ。徐々に手打ちに力みが加わってきました。

 

U君2打目

バシューーーー!

ティーショットを力いっぱい飛ばしたU君は、残り240ヤードを果敢にも2オン狙い。さあ無謀な挑戦の結果はいかに。

 

T君のセカンドショットはとんでもない斜面に止まっていました。

 

T君3打目

普段右を向く癖のあるT君は斜面でよくわからなくなっちゃって、真右を向いてショット。

コムタンに教えてもらった目標に向けたアドレスの仕方を完全に忘れてますが、とりえあずナイスショットでした。

この斜面からのナイスショットを生んだのが、窮地を救うQ28。確実に球があがってピンチを脱出できます。

 

さあ藤本プロの3打目地点。

残り125ヤード。9番アイアンです。

 

藤本プロ3打目

ビシッ!

これもピン筋方向に飛び出してナイスオン!藤本プロはさっきから残り125~130ヤードをベタピンにつけていることに気がつきました。得意距離からグリーンを狙うべく逆算してゲームを作っているのでしょう。U君とT君には無いコースマネジメント力です。

 

さあT君は残り90ヤードを48度で打ちます。

T君4打目

あっと、これはトップしてグリーンをキャリーで越えていきました。まだ腕に入った力が抜けていないようです。

 

そしてU君の3打目はここ。2オンはなりませんでした。

U君3打目

得意なアプローチでやわらかくグリーンに乗せてバーディーチャンスに。

 

その頃T君はボールの行方を追ってグリーン奥へ。

が、グリーン奥はすぐに池です。T君、無念の池ポチャワンペナ。

グリーン奥からのアプローチ。グリーンは下っています。トップしたらグリーンをオーバーしてバンカー。ダフったらグリーンに乗らないという状況。

こんな時のお助けクラブPARTⅡ。ランニングウェッジR35で転がせて寄せます。

 

『え~っと、パターと同じアドレス、打ち方、球を上げない、ヘッドを目標に出す。。。』

 

T君6打目

ヘッドアップして当たりは悪かったもののピンには寄りました。さすが元祖お助けクラブのR35ウェッジ。最悪の事態から脱出しました。

 

そしてこのパッティングを。

 

T君7打目

見事に決めて、何だかんだこのモンスターホールを目標スコアのダブルボギーで切り抜けました!

 

一方の藤本プロとU君のバーディーパットは。

藤本プロ4打目

 

U君4打目

どちらも惜しくも入らず!このホールも引き分け。

 

U君が藤本プロに食らい付き何とか耐えていますが、その差はじりじりと広がり、残りホールも少なくなってきました。

 

残り3ホールでサイエンスフィット日記チームの大逆転はあるのか?藤本プロが早々にとどめを刺してしまうのか!?

終盤の模様は次回に続きます。

お楽しみに!

Hole 112 プロに挑戦!藤本麻子プロと真剣勝負②【白熱の1~3番ホール編】

熱狂ゴルファーの皆さまこんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

PRGRスクールサイトのリニューアルを記念して行われている、サイエンスフィット日記のスペシャルゲストシリーズ”

今回のゲストはTEAM PRGR藤本麻子プロ。サイエンスフィット日記メンバーのエリートゴルファーU君(右)と初心者ゴルファーT君(左)が真剣勝負でプロに挑みます。

■スタート前の模様はこちら

 

対決の舞台は、毎年伊藤園レディスが開催されている千葉県のグレートアイランド倶楽部。広大な丘陵に戦略的に配置された池とバンカーが難易度を高めるチャンピオンコースですが、伊藤園レディスの優勝経験がある藤本プロにとっては勝手知ったる相性の良いコースです。

 

今回の対決のルールは以下の通り。

●サイエンスフィット日記チーム(U君・T君)の良いほうのスコアと藤本プロのスコアによる、9ホールのマッチプレー

●平均スコア120の初心者T君には、毎ホールハンデ1枚もらえる。

前回辻梨恵プロ対決編ではまったく歯が立ちませんでしたが、今回はメンバーを入れ替えて戦略を練り直しましたので、ガチで勝ちに行きたいと思います。

 

『藤本プロ、よろしくお願いいたします。あと、伊藤園レディスも近いことですし、各ホールのコース説明もお願いできますか?』

 

『ええよー。』

協力ありがとうございます。

ちなみに今回はインコースの9ホールをラウンドします。トーナメントのテレビ放送でもよく見るホールが出てきますので、ご注目ください!

 

インコース10番 380yards Par4

ティーショットが右サイドに行くと木が邪魔でグリーンが狙えないので、ティーショットは左狙いです。でも左サイドには見えないところにフェアウェイバンカーがあるので要注意。横風が当たるホールなのでセカンドは風の読みが重要になります。

と、藤本プロが真剣に何かを見ているT君を見つけました。

 

『なになに。何見とんの?』

『これは、昨日即席レッスンをしてくれたインストラクター資格を持つPRGRの先輩(コムタン)の教えと、各クラブの距離と特徴をメモ書きしたものです。今日はこれを見ながらラウンドします。』

と、ドヤ顔で説明するT君。

■コムタンの教え

■T君用スペシャルセッティングクラブ

 

『あはははは!こんな人初めてじゃ。おもろい。』

と、言いつつスマホを取り出す藤本プロ。

 

さっそくインスタにアップしてくれました。(ありがとうございます!)

■藤本麻子プロのインスタグラムはこちら

 

ではいつも通り、下手から順番に行かせていただきます。

『え~、トップバッターですか、困ったなあ。』

震えながらティーイングエリアにあがってきたT君。目の前にはどこまでも澄み渡る青い空が広がります。

 

 

『お~い。』

 

 

『え?・・・あっ!!』

 

T君が見たものとは。

 

 

 

 

T君のインスタントレッスンを担当した全国の悩めるゴルファーの味方。コムタン(の幻)です!!

 

『ええか、今日は飛ばそうとしたらあかんで。まっすぐ打とうとしたらあかんで。ボールをあげようとしたらあかんで。ダボでええんやで~。』

 

『はい。今日はコムタンの教えを守ってゴルフします。忘れそうになったら、コムタンメモを見るようにします!』

 

『しっかし、ええ天気でゴルフしてええなあ。俺なんて今日は愛媛、明日は広島でイベントや。来週は北陸やで!どんだけイベントやんねん。俺もたまにはゴルフしたいわ~。だいたい・・』

ちょっと長くなりそうなので、ここらへんでコムタンの幻には消えてもらって、さあいよいよT君のティーショットです。

 

T君1打目

パッキーーーン。

コムタンの教えを忠実に守り、いつもよりやや力が抜けたスイングから放たれたショットは何とフェアウェイをキープ!推定飛距離は185ヤードです。

インパクト画像を見ると、ジョーダンスピースを彷彿とさせる左脇を開放しインパクトゾーンを長くとったスイングです。(というのは冗談で、完全に手打ち、左肘抜けスイングですが今日はこれで良いのです)

 

『やった!ナイスショットー!!』

朝の練習場でのショットを見てラウンドの進行に不安を抱えていた藤本プロもほっとした表情です。

 

続くU君。

『よろしくお願いいたします!』

T君に続きフェアウェイをキープできるか。

 

U君1打目

VAKYAAAAAN!!!

いきなりマン振り!!やや右ながら物凄い打球でボールは残りは100ヤード地点を越えていきました。

 

『うおっ!やるなあ。』

満足気なU君。サイエンスフィット日記チームは見事な先制ワンツーパンチで藤本プロにプレッシャーを与えます。

『じゃあ、お願いしま~す。』

 

藤本プロ1打目

(音声付動画でお届けします)

バシィィィーーン!

 

『うわー!ナイスショット!!』

ボールは超ストレートボールで狙い通りフェアウェイ左サイドのベストポジションへ。

何というか弾道に一切のねじれが無く、高弾道でなかなか落ちてきません。これがプロの弾道なのでしょう。先制パンチが実は相手に届いてなくて、思い切りカウンターパンチを鼻に食らったような顔をするサイエンスフィット日記チーム。むしろ気持ち良くなっちゃってます。

 

『じゃあ、行こか~。』

 

『はい!ついていきます。』

ようやくティーオフした藤本プロとのガチンコ対決。

コムタンの幻がうらやむくらいの快晴。風もありません。この最高のコンディションでどのような戦いが繰り広げられるのでしょうか。

 

まずはT君。ピンまでは残り200ヤード以上ありますので、フェアウェイからも窮地を救うQ18でとりあえず前に進む作戦です。

T君2打目

パコッ

おっとこれは右の林方向へ。でもいいんです。今日は気楽にゴルフを楽しむ日なのです。

 

ティーショットが左に行き過ぎると、あのちょっと飛び出た木が邪魔になるんよね~。』

このゴルフ場で通算2回の優勝を誇る藤本プロ。コースのことはしっかり頭に入っています。

 

さあ、その木も邪魔にならないベストポジションからの2打目。

『残り133ヤード。9番アイアンで行きます。』

ご報告ありがとうございます。

 

藤本プロ2打目

ズシッ!!

このショットも綺麗なストレートボールでピンと重なっていきました。いきなりバーディーチャンス!

 

そして藤本プロを30ヤードオーバードライブしたU君のボールはここに。

右は木が邪魔になるって教えてもらったのに右に打つから、目の前の木が邪魔でピンが狙えません。

 

『ピンまで98ヤードですね。8番アイアンでハーフトップ気味にカットに入れて、ローフェードでグリーンに止めます。』

 

U君2打目

ドン!バサバサ。

思いっきりダフって木に当たって、ボールはフェアウェイ真ん中に。ナイスアウトです。

残りは81ヤード。

 

U君3打目

これは何とかグリーンに乗せました。

 

そして、右の斜面に飛んでいったT君のボールは。

『あったよー。でも難しいライだわ。』

藤本プロに見つけてもらいました。ホントすいません。ありがとうございます。

ただしこれもU君と同じく目の前の木が邪魔になるつま先あがりのライ。初心者ゴルファーはどう打つのでしょうか。

 

T君3打目

特に何も考えずに普通に打ちました。

そして、何とボールは木の枝の間を奇跡的にすり抜けてグリーンにナイスオン!

力を入れない、飛ばさないというコムタンの教えを守り、脳みそも力まないという作戦が成功しました。

なんだかんだでT君はこれがパーパット。ハンデが1つあるので、入れたらバーディーです。

 

T君4打目

これはめちゃくちゃショート!!

速いグリーンにビビったのもあると思いますが、入れたらバーディーなので欲が出て打つ直前からヘッドアップしてますね。欲しがりすぎです。

残りのパットも決められず、T君は3オン3パットのダブルボギー。ダブルボギーでいいんだという作戦通りですが、ちょっと勿体無かったですね。

 

そしてU君のパーパットは。

U君4打目

決めることができず、ボギー。

 

勝負をかける前に自滅してしまったサイエンスフィット日記チーム。

藤本プロは2.5メートルのバーディーパット。

 

藤本プロ3打目

あー。これは惜しくも入らず、このホールパー。

ということで、スタートホールは藤本プロが獲りました。

 

インコース11番 362yards Par4

右ドッグレッグのミドルホールです。左サイドは傾斜で左に落ちるし、右を狙いすぎるとピンが狙えません。正面のバンカーの右サイドが狙い目です。グリーンのアンジュレーションがきつくてラインを読むのが難しいホールです。

オナーはあっさりと藤本プロに奪われてしまいました。

 

藤本プロ1打目

これも綺麗なストレートボールで狙い通り、正面のバンカーの右へ。何という正確さ。

 

続くU君は。

 

U君1打目

GASHAAAA-N!

右を向いて山のほうに打ちました!

 

『うおっ!右ダメなのにどこ打ってんだよ。』

 

『いや、右の山越えたかもしれんよ。すごっ!』

狙って打ったのかわかりませんが、U君の一撃にたじろぐ藤本プロ。U君の今日のテーマは”とにかく遠くへ。全ホール藤本プロに飛距離で勝つ!”です。

 

そしてT君も。

T君1打目

U君同様、思いっきり右を向いて強引に引っかけてフェアウェイをキープ!

ラウンドレッスンだったら打つ前に修正しているところですが、今日のテーマは”気持ちよくゴルフをする。あとはクラブが何とかしてくれる”なので、まったく問題ありません。

藤本プロも2人のゴルフスタイルに感心しています。

 

さあ、T君はフェアウェイから残り160ヤード。グリーン手前にはバンカーが口をあけてT君を待っています。

『とりあえず前に進むために、エッグアイアンの8番で打ちます。』

 

T君2打目

(音声付動画でお届けします)

な、なんとグリーンに乗ってしまいました!!

前日の室内計測では飛距離145ヤードだったはずですが、あらためてエッグアイアンのポテンシャルに驚かされました。

そして、

まさかの2オンに藤本プロも驚きの表情。『あれ?この人練習場で空振りばっかりしてなかったっけ?』という顔をしています。

 

藤本プロは残り128ヤード。

9番アイアンでピンを狙います。

 

藤本プロ2打目

(音声付動画でお届けします)

うおおっ!これもピンの根元に着弾。

ロのプライドを感じさせる神かがり的なショットでした。

 

そして藤本プロのボールから50ヤード先に、

U君のボールがありました。山越えのショートカットが見事に成功して残りは70ヤード。

 

U君2打目

これもナイスオン。

ただし藤本プロのボールはこの位置。

もう少し転がればイーグルという、ピンとボールの飛球線が重なる凄いショットでした。

さあ、まさかの全員バーディーチャンスです。

まずはT君から。残り8メートルののぼり。ハンデがあるので入れたらなんとイーグルです。

 

T君3打目

ここもスーパーヘッドアップでショート!!

トーナメントコースでリアルバーディチャンス。欲しがるなというのは酷かもしれませんが、ボールは半分しか進みませんでした。

 

気を取り直してU君のバーディーパット。

ラッキーなことにT君とほぼ同じラインです。

 

U君3打目

コツーーーン!!

『あああああー。。。』

T君のパッティングが脳裏にこびり付いていたのか、思いっきりオーバー。今回のサイエンスフィット日記チームはチームワークが全くありません。

 

U君4打目

返しも外してしまって、結局ボギー。さらに藤本プロにラインを教えるというオマケ付き。

T君も結局3パットのボギー。ハンデがあるので、チームスコアはパー。平均スコア120のゴルファーとしては上出来です。

そして、

慎重にラインを確認し。

 

藤本プロ3打目

(音声付動画でお届けします)

藤本プロは見事バーディー!!

バーディーを獲りに行くという物凄い集中力が伝わってきました。

と、いうことで、サイエンスフィット日記チームの善戦虚しく、このホールも藤本プロの勝利!

『あれ?この展開って、、、(汗)』

東名カントリークラブで味わった嫌な思い出がよみがえって来ました。

 

インコース12番 166yards Par3

左サイドに外すと深いバンカーやOBがあるので、安全にいくならグリーン右サイド狙い。ここも風の読みが難しいホールです。

本日最初のショートホール。

 

本日のティー位置だとピンまで145ヤード。アイアンがキレキレの藤本プロは8番アイアンでピンを狙います。

藤本プロ1打目

これもピン筋!本当に凄い。全てのショットで狙い通りに真っ直ぐボールが飛んでいきます。

 

飛ばし屋U君は、進化した飛び系アイアン、PRGR 02IRONのピッチングウェッジ。

U君1打目

U君も見事にグリーンをとらえました。何とかプロに食らいついていきます。

 

『えーと、じゃあ僕は9番で打ちます。』

 

『はあ?マジ!?』

ドライバーの飛距離が200ヤードの男がなんでアイアン私より飛びよんじゃ。と不思議そうな顔でT君のアイアンをみつめる藤本プロ。

当の本人も、さっき160ヤードを8番で乗ったので番手別距離がわからなくなってます。元祖飛びアイアンのエッグアイアンを使っていると、よくあることです。

 

T君1打目

パチーン。

なんと、これもナイスオン!!

『嘘じゃろー!』

ゴルフクラブメーカーの意地とプライドを掛けて戦うT君。見事、クラブの力を存分に発揮してくれました。

なおここだけの話、さっきのホールでのアイアン飛距離を見て、T君に9番をすすめてくれたのは実はキャディさんでした。様々な人のサポートを受けてプロ打倒を目指すT君、さっきからキャディさんに完全に依存しています。

 

 

藤本プロのボールはカップまで3メートルでした。またまたバーディチャンスです。

対するサイエンスフィット日記チームは2人ともグリーン奥。とにかく02アイアンとエッグアイアンは飛びすぎですね。

 

まずはU君からバーディを狙います。

U君2打目

おおっと、結構切れるラインでした。ナイスタッチで楽々パーとしました。

 

さあ、U君のラインを参考にしてT君の7メートルのバーディーパット。

T君2打目

これはちょっと打っちゃった!

ヘッドアップは頑張って我慢しましたが、そっちに気をとられすぎたかもしれません。嫌な距離を残してしまいました。

 

そして、

2連続バーディーを狙う藤本プロ。

藤本プロ2打目

ああー!惜しい。

思ったより切れなくて、このホールはパー。

 

さぁ、残すはT君の1.5メートルのパーパット。ハンデがあるので入れれば勝ちです。

T君3打目

(音声付動画でお届けします)

コロン。

『いやったあー!!』

 

『やったー!!(パチチパチパチ)』

見事沈めてパーをゲット。ハンデがあるのでこのホール、サイエンスフィット日記チームが取り返しました!

この展開は東名カントリークラブではありませんでした!T君の好調さとエブリワンハンデが良い感じに効いています。

※T君の肘タッチを無視するU君。ちなみにT君がパットを決めた瞬間、U君が肘タッチしようとしてましたがT君は無視してました。このチームにチームワークというものはありません。

 

3ホールが終了して、藤本プロの1UP。

取って取られての展開ですが、勝負はまだ序盤。この続きは次回に続きます。

(連日投稿しますので)お楽しみに!

Hole 111 プロに挑戦!藤本麻子プロと真剣勝負①【スタート前編】

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

PRGRスクールサイトのリニューアルを記念して行われている、サイエンスフィット日記のスペシャルゲストシリーズ”

今までTEAM PRGR辻梨恵プロ、森田理香子プロとビッグネームに登場いただきましたが、今回より数回に渡りサイエンスフィット日記史上最強のゲストを迎え、メンバーとガチンコ対決をしていただきます。

■前回までのお話はこちら

 

決戦の朝

■千葉県 長生郡長南町

雲ひとつ無い快晴。おそらく今年一番のゴルフ日和に訪れたのは、女子プロゴルフツアー伊藤園レディスの会場としておなじみのグレートアイランド倶楽部です。

ゲートを抜け、隅々まで手の行き届いたアプローチの先には、

伝統と格式、そして優雅な佇まいを感じさせるクラブハウスが。

広大な丘陵に、池やバンカーを戦略的に配置したコースレイアウト。

妥協を許さない徹底したコースメンテナンスと、目に入るもの全ての調和が取れた美しいコース。

そして訪れる人に最上級のおもてなしを提供するホスピタリティ。トーナメントコースでありつつ気品に満ちたゴルフ場です。

 

『くっそー!!いいなあ。俺も回りたいっ!』

ひと言で表すと、そんなゴルフ場です。

 

サイエンスフィット日記チーム登場!

そんな最高の舞台で、本日最高の戦いに挑むサイエンスフィット日記メンバーがこちら。

肌ツヤの良い若手演歌歌手かと見まごうこの男。

サイエンスフィット日記レベル5のエリートゴルファーU君です。

高校時代には、いまや世界のトップで活躍するあの日本を代表するプロと同じ試合に出たことがあるという輝かしい経歴を持つU君。初心者や100切りゴルファーばかりのサイエンスフィット日記メンバーの中では、圧倒的実力を誇る王様的存在です。

さらに、今年世界を襲った未曾有の感染症のさなか、外出自粛中に肉体改造に成功して以前のイケメンビジュアルと引き換えに、爆発的な飛距離を手に入れたU君。

食べることと飛ばすことに脳を支配されちゃった男は、今日もとにかく飛距離にこだわります。

 

『おざす~。いやあ、すごく綺麗なゴルフ場ですねぇ。今日は楽しみだなあ。』

 

続いて現れたのが、

絶妙に刈りそろえられた短髪が中堅演歌歌手を彷彿とさせる男。

サイエンスフィット日記レベル1、初心者ゴルファーT君です。

遅れてきた若手。クラブを握ったことはあったものの、本格的にゴルフを始めたのは2年前という初心者ゴルファーのT君。このゴルフ場、プロとの対戦、そのすべてが場違いですが。今日は初心者ゴルファーの戦い方を見せてくれるはずです。

最近はゴルフクラブを握ることもなく、カメラを手にナイスショットを追う日々でしたが、主役の急病によって前日に登板を言い渡された育成選手です。

ちなみに、なんだよ”WEBマーケター”って、とつっこまれそうですが、要は社内のネット関係何でも屋さんです(笑)

 

『凄く良いゴルフ場で、最高の天気。こんな日にプレーできるなんて、幸せだなぁ。。。』

そんなT君ですが、朝一番でゴルフ場に来てドライビングレンジですでに1カゴ打ってきたようです。

『ちゃんとボール打ったの久しぶりです。しかも空の下でボール打ったのなんていつ以来だろう。』

 

『朝しっかり食ってきたんですけど、Tさんに付き合って練習したら腹減って来ましたね。レストランで飯食べてもいいですか?』

おいおいおい、大丈夫かこのふたり?

実力格差最大級のNEWサイエンスフィット日記チームですが、K君とM君の時に比べて変な気負いも無くて余裕すら感じます。

 

と、

 

『おはようございま~す。』

 

史上最強の対戦相手登場!

声を掛けられた瞬間、駆け寄って深々と挨拶するT君とU君。

史上最強の対戦相手。それが、

TEAM PRGR藤本麻子プロの登場です!

岡山県出身の藤本プロはジュニア時代から活躍し、ナショナルチームにも選抜されて日本女子アマも獲っている元祖天才ゴルファーです。

藤本 麻子

【PRGRホームページより転載】

プロ入り後は新人プロを対象とした加賀電子カップ、レギュラーツアーの伊藤園レディスで優勝。常にトップの舞台で戦う藤本プロですが、加賀電子カップ伊藤園レディスの会場はともにココ、グレートアイランド倶楽部なのです。

辻梨恵プロとの対戦の時は、辻プロのホームコースである東名カントリークラブで対戦させていただきましたが、今回の会場も言うなれば藤本プロのホームなのです。

 

『よよよ、よろすくお願いすます。』

 

『・・・(ごくり)。』

急に緊張しだす2人。プロのオーラに完全にやられてます。

とりあえず、藤本プロに本日の主旨説明をして、お互いに打ち解けたいと思います。

※藤本プロの1学年下でジュニア時代の憧れの存在でした!と猛アピールするも、全然違う話で盛り上がる藤本プロに全く話を聞いてもらえないU君

 

『という訳で、今日はPRGRスタッフのUとTがタッグを組んで、藤本プロに戦いを挑ませていただきます。2人の良い方のスコアと藤本プロの9ホールマッチプレーをお願いいたします。』

 

『ほーなんじゃ。よし、負けんぞ~。』

プロゴルファーというのは、何より負けるのが大嫌いな人達なのです。

 

『ちなみに、Uの平均スコアは80で、Tの平均スコアはざっくり120なので、Tにはエブリワン(各ホール1つ)のハンデをいただけませんか?』

一瞬固まる藤本プロ。

 

『120!凄いね~。ええですよ、エブリワンでやろう。』

初心者ゴルファーながらプロと戦おうとするその姿勢を評価いただき、見事T君にエブリワンハンデをゲットしました。ここまではシナリオ通りです。

 

『よし、じゃあそろそろドライビングレンジに移動して練習しましょう。』

本日2度目の練習に繰り出すU君。お腹がグーグー鳴いています。

T君は何やらメモ帳らしきものを持っています。

藤本プロも同じくドライビングレンジへ。

お互いの実力を探り合いに行きます。

 

NEWサイエンスフィット日記チームの実力

青空に向けて、気持ちよさそうにショットするU君。

飛距離の魅力にとり憑かれたU君の今日のアイアンは、進化した飛び系PRGR IRONs 02アイアンです。

シュバッ!

アイアンなのに遥か彼方にボールが消えていきます。

さらにドライバーは、

BAGOOON!!

ボールは正面の林にダイレクトイン。今日も絶好調のようです。

 

一方のT君は、

 

ザシッ

 

ドシッ

全部ダフってますが、本人は気持ち良さそうに振っています。

いいんです。今日はスイングは考えず。クラブに全てを委ねればいいのです。

すると打席の端におひとり様用の練習バンカーを発見したT君。

嬉々として秘密兵器のバンカー専用R55ウェッジを初めて砂の上から打っています。

『うわー!本当に簡単。これはラウンド中もバンカーで打ちたくなりますね。』

バンカーが苦手な人は、バンカーに入った瞬間にOBを出した時のような絶望を感じますが、T君はむしろバンカーが楽しみになっているようです。よしよし、ここまではシナリオ通りです。

 

サイエンスフィット日記チームの練習の模様を興味深く眺める藤本プロ。

スマホをみつめて、

何やら打ち込んでいると思ったら、、、

 

インスタに対決の模様をアップしてくれてました。ありがとうございます。

藤本プロのインスタをフォローしている人は何事かと思ったでしょうが、こういうことでした。岡山弁とその人柄がビシビシ伝わる藤本プロのInstagramおすすめです。ぜひフォローしてください。

■藤本麻子プロのインスタグラムはこちら

 

プロゴルファーの世界

ではここで、藤本プロのショットをじっくり見学してみましょう。

ちなみにスイング解析で定期的にサイエンスフィットにも訪問いただいてる藤本プロ。今年の春にもサイエンスフィット日記に登場いただきました。

■藤本麻子プロのスイング解析の模様はこちら

バシュッ!!

相変わらず切れ味鋭いスイングです。

フェースローテーションを積極的に使うタイプの藤本プロのスイング。テークバックで早めにコックし、ハーフダウンまでタメをキープしてインパクトで一気にリリースするところはアマチュアゴルファーも見習いたいところ。(PRGRサイエンスフィット直営統括部 宮川部長談)

正確なドライバーとアイアンの切れ。勝負強いパッティングで爆発的なスコアを出すのが藤本プロのプレースタイルです。

 

ちなみに今日はPRGRのプロ担当もドライバーのテストのため、藤本プロに立会っています。

プロ担当とともにいくつかのヘッド、シャフトを打ち比べ、

微調整を繰り返し、エースドライバーを作り上げていきます。

プロとプロの真剣なやりとり。これは私たち部外者が入れない世界ですね。

こうして調整したドライバーのショット。

(音声付動画でもお届けします)

 

『はあぁぁあ~。』

演歌歌手風のお兄さんも、感嘆のこぶしをまわしてます。

 

『おー、”快芯の一撃”。ここに当たると飛びますね。』

ほとんど同じところに当たってます。芯を外さない技術でRSドライバーでのボール初速をさらにアップさせています。

 

中堅演歌歌手風の男も、藤本プロのショットに見とれて微動だにしません。

あれ!?全然動かないけど生きてるかな?

バイタルを取ってみましょう。

心拍数は、、、

101!

K君が日経カップのスタート前に叩き出した110に次ぐ好記録。ただ、緊張と悲壮感で鼓動が早くなっていたK君に対して、T君はワクワクしてテンションがあがっているように見えます。よっぽど楽しいのでしょう。

 

藤本プロによるスイングチェック

気がつくとU君の背後に音もなく忍び寄り、そのスイングをチェックする藤本プロ。

その豪快なショットを目の当たりにして。

予想以上に鋭いU君のショットにちょっと驚く藤本プロ。

『おー。ナイス!』

『どうですか、彼に何かアドバイスありますか?』

『無い!でーれー飛ぶわ。こらやばいわ、負けるで。』

相手にとって不足なし。ちょっと藤本プロも燃えてきたようです。

 

そして。

『あの~、あいつのスイングも見てもらえませんか?』

 

『ええですよ。じゃあ、得意なクラブを打ってみてください。』

 

『え!?得意クラブですか?』

慌てて得意クラブを探すT君。しかし、T君に得意なクラブは存在しません。

U君にも手伝ってもらって得意クラブを探すT君。

『なにしよんじゃー(笑)』

さんざん迷った挙句ようやく手にしたクラブ。それが、

お助けクラブの切り札、PRGR Q28です!

 

全然練習しない初心者T君に向けた、スペシャルセッティングクラブのひとつです。

これが。

ぱこ~ん。

ぼっこ~ん。

ぺっこーん。

 

スカッ!

『おい!ちゃんとやれよ。昨日コムタンに教えてもらったことを忘れるなよ!!力入りすぎだろ。』

 

『は、はい。すいません、後ろで見られるとつい、、、ちゃんとやります。』

 

 

 

・・・スカッ!!

私が綿密の作り上げたシナリオに暗雲が立ち込めてきました。

 

『藤本プロ。ど、どうでしょうか?僕のスイングは。』

『もう最高!Tちゃん、その調子でがんばろう。』

よくわからないけど、だいぶ藤本プロとサイエンスフィット日記チームの距離感が縮まりました。

 

さぁ体と心が暖まったところで、そろそろ練習を切り上げてスタートホールに向かいます。

『ちょっと待って、パッティングリーンでグリーンの速さを確認しといたほうがいいよ。』

スー・・・

『うわ~、いいグリーン。すごく転がりが良い。』

グリーンスピードをマスター室で確認したら、表示はしていないが10フィートくらいとのこと。お客様に楽しんでいただけるように適度にスピードのある転がりの良いグリーンにしているとのことです。トーナメントに向けてこれから超高速に仕上げていくのだと思いますが、一般ゴルファーにとっては凄く気持ち良いグリーンです。

 

T君も昨日コムタンから教えてもらったばかりのバッティングを実践します。

『腰を動かさない。グリップをギュっと握る。目標を定める。・・・』

呪文のようにコムタンの教えを繰り返し呟くT君。手にするのはスペシャルセッティングのシルバーブレードDD03パター。とにかく慣性モーメントが大きくミスヒットに強いパターです。

だんだん距離と方向が合ってきました。コムタン直伝の”ギュッとグリップ”の効果が出てきたようです。

 

『そろそろ行きましょー。』

いよいよスタートです。実力格差最大のNEWサイエンスフィット日記チーム。

秘密兵器をキャディバッグに満載して、

いざ、出陣!

 

次回いよいよ戦いの火蓋が切って落とされます。お楽しみに!

 

つづく