プロギア・サイエンスフィット日記(はてブver)

ゴルフメーカープロギアのスイング解析レッスン施設『サイエンスフィット』を通じて、ゴルフの上達を目指す人達をほぼリアルドキュメントでレポートします!

平均スコア100のゴルファーのダフリ解消ドリル!

皆さま、こんにちは。プロギアのNです。

 

【PRGR GINZA EX】に通って、アベレージスコア100のPRGR敏腕アラサー営業マンK君が3か月で70台を目指す企画。

 

90台を一気に飛び越えて、ただいま80台のゴルフに突入しました。この調子で、70台まで突っ走るのか。また100ゴルファーに戻るのか、本人含めてまったく予想できません。

ちなみにそんなK君からこんなメッセージが届きました。

 

 

お盆休みは家族とご先祖さまのためにあるので、愛する奥様と実家でのお墓参りに連休を費やしたK君の判断はなかなか素晴らしいです。さすが、PRGRでナンバー1の販売実績と妻愛(つまあい)を持つ男です。

 

ということで、ちょっとゴルフから離れたK君に喝を入れるためにも、連休明けからいきなりPRGR GINZA EXにて、サイエンスフィット・EXリピートコース(50分)を受講します。

 

 

京村店長『連休中のゴルフで、80台が出たみたいじゃない。やったな!』

 

K君『ありがとうございます!でも、終始左へのフックが止まらず、アイアンもダフってばかりであまり良い内容では無かったです。。。』

 

京村店長『(ニヤリ)じゃあ、アイアン打ってみて。』

 

 

ということで、早速アイアンショットから。

真面目なK君も今日はフルセットを持ってきておらず、スタジオの試打クラブで練習開始です。

京村店長『どうせなら、これで打ちなよ。』

 

PRGRで一番男前と言われる、軟鉄鍛造マッスルバックの、PRGR TUNE01MBアイアン。

 

しかも5番。イケメンのK君にはぴったりのアイアンです。

 

 

いざ!

 

 

 

 

宣言通り。見事に、思いっきりダフってます。

 

京村店長『この一か月で、ようやくスイングも固まってきてスイングマップでも突き抜けたAゾーンになったけど、これからは突き抜けたAゾーンを少しずつ修正していこう。今のカケのスイングはインサイドアウト軌道だけど、クラブがダウンスイングで寝て下りてきているから、本当のAゾーンではない。インサイド軌道ながら上からボールを捕らえるようにならないと。』

 

ということで、今回のレッスン。

スイングの軸を安定させながら、シャフトを立てて下ろす。なんだか難しそうですが、以前使用した練習器具を用意し、

両手を離してクラブを握り、

 

打ちます!!

 

数十回練習器具を打ち続けてから、アイアンを打つと。

ダフっていたアイアンが何だかいい感じになってきました。

 

 

京村店長『スプリットハンドでグリップすると、インパクトで右手が上になる感覚がわかってくると思うけど、右手が上だと左手甲は自然と下(地面)を向く。この状態がシャフトが立つ状態。シャフトが立つとインパクトで手元が浮き上がらず、クリーンにボールをヒットできる。この感覚を練習で体に覚え込まそう。』

 

 

なんと京村店長は、K君が「アイアンでダフる。」と言ってくるのをひそかに、ずっと待っていたのでした。

アウトサイドイン軌道からレッスンスタートしたK君。まずはAゾーン(インサイドアウト軌道)にすべくレッスンをおこない、Aゾーンを突き抜けるくらいのスイング修正をおこないました。

※Aゾーンの右上に突き抜けたK君のスイング(前回)

 

中途半端なAゾーンだと、クラブを立たせるレッスンをおこなった途端、左への引っかけが連発し混乱を招くので、突き抜けるくらいのAゾーンでフックボールを打ち、アイアンがダフってはじめて、シャフトを立たせるレッスンができるのです。

京村店長はK君からの、「フックが止まらない。アイアンが打てない、ダフる。」という言葉をずっと待っていたのでした!この言葉こそ、次のステージへの合言葉だったのです!

5番アイアンでのショットも、シャフトが寝た状態だとまず当たりません。5番アイアンでの練習もちゃんと意味があったのでした。

 

※K君から「アイアンがダフる」と聞いたときの京村店長の嬉しそうな顔を、カメラは見逃しませんでした

 

スイング画像で練習前(右画面)と練習中(左画面)をチェックします。

注)左画面に映り込んでいるのはローアングルを狙ったカメラマンであり、決して映ってはいけないものが映っている訳ではありません。

 

そして練習後(左画面)と練習前(右画面)を比べると一目瞭然。フェースが閉じながらシャフトが立って下りてきているのがわかります。

 

 

 

しっかりアイアンでシャフトが立つ感覚を身に付けてから、ドライバーでスイングチェック。

なんということでしょう。

Aゾーンの右上に突き抜けていたスイングマップはAゾーンの女子プロゾーンに落ち着き、大きく右から戻してきていたフックボールは、ほぼまっすぐからやや左に落ちていくきれいなドローボールになっています。

 

京村店長『いい感じだよカケ。シャフトの軌道が安定したらボールも安定するから、次回のラウンドは期待できるな。』

 

K君『こんな感触初めてです!クラブが寝るとか立つとか今までまったく意味がわからなかったのですが、今日初めて体感できました!!』

 

 

京村店長の中期的スイング矯正プログラムと、K君のまじめに練習をやり続けた結果が表れた瞬間です。

堅い絆で結ばれたふたりは、テンションもMAXでスプリッドハンドポーズをコラボし始めます。

 

 

 

 

 

京村店長『ところでカケ、今のままじゃ70台でないよ。』

 

K君『えー!!何でですか!!\(◎o◎)/!』

 

 

 

 

後半につづく